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脳に関するja_bra_af_cuのブックマーク (52)

  • 「紙に印刷すると間違いに気づく理由」に根拠はない - izumino’s note

    「紙」に印刷すると間違いに気づく理由(リコー経済社会研究所)「反射光」と「透過光」の性質の違い。反射光で文字を読む際には、人間の脳は「分析モード」に切り替わる。画面から発せられる透過光を見る際、脳は「パターン認識モード」になるhttps://t.co/Bmfx0Tcr5q— 500drachmas (@500drachmas) 2020年9月15日 これは先月拡散されていた「リコー経済社会研究所」による記事だが、大事なことを先に言うならこの内容に科学的な根拠は何もない。 記事の中身をしっかり読めば、前世紀に行われた研究(つまりCRTディスプレイが液晶へ移行せず、Retinaディスプレイの端末も当然登場していない時代のもの)に対して最新研究のアップデートをしていないし、そもそも「脳科学者」の研究ではないことも分かるはずだ。 話題になっているこれ、文を読んでもマクルーハンがそう言っています以

    「紙に印刷すると間違いに気づく理由」に根拠はない - izumino’s note
  • 脳梗塞で倒れた夫が、発達障害の妻の布ナプキンを洗って得た気づき【文筆家・鈴木大介さんインタビュー】 | LEE

    今回のゲストは文筆家の鈴木大介さんです。子どもや女性、若者の貧困問題を精力的に取材執筆するルポライターとして活躍していましたが、41歳のときに脳梗塞を発症。以降は後遺症である高次脳機能障害を抱える当事者として、闘病記や自らの障害受容について執筆活動を続け、2020年には『「脳コワさん」支援ガイド』(医学書院)で日医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞します。 近年は女性の生理への理解の必要性や、夫婦関係やパートナーシップを取り巻くジェンダーバイアスへの違和感について発信し続け、多くの女性読者の共感を得ています。男性である鈴木さんが一体なぜ、現在のスタンスに至るようになったのでしょうか?(この記事は全2回の1回目です) 世界がぐちゃぐちゃに壊れていく 鈴木さんに脳梗塞の予兆が現れたのは、2015年2月。原作を担当していた漫画連載のシナリオ打ち合わせを16時間ぶっ通しで行った後、左指が動かなくな

    脳梗塞で倒れた夫が、発達障害の妻の布ナプキンを洗って得た気づき【文筆家・鈴木大介さんインタビュー】 | LEE
  • 書評 「人間性の進化的起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    人間性の進化的起源 作者:ケヴィン・レイランド,豊川航勁草書房Amazon 書はヒトの知性や認知能力や心のあり方の進化的な起源を「文化進化」を深く考察することにより探索するだ.そしてその中では累積的文化進化,ニッチ構築,遺伝子と文化の共進化にからむ正のフィードバック過程がキーコンセプトになる.著者はケヴィン・レイランド.原題は「Darwin’s Unfinished Symphony: How Culture Made the Human Mind」 書全体は第1部「文化の基礎」で模倣や文化にかかる行動や能力がどのように進化しうるのかをまず整理し,第2部「人間らしさの進化」でヒトを特別にしているものは何か,それはどうして(ヒトだけに)進化したのかを扱うという構成になっている. 第1部 文化の基礎 第1章 ダーウィンの未完成交響曲 冒頭で,ダーウィンは土手を覆い尽くす生物たちの多様性を

    書評 「人間性の進化的起源」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 自閉症者の「並外れた才能」再考  - huuchiの音楽論文案内

    『自閉症者の「並外れた才能」再考』 www.jstage.jst.go.jp “稿では,自閉症者に見出される “並外れた” 才能という信念がどの程度実証的な根拠に基づくものなのか,絶対音感(absolute pitch)と瞬間的な数の把握(スービタイジング:subitizing)を取り上げて検討を行い,そうした才能が出現する理由について再考する” “APは,perfect pitchとも呼ばれるために誤解されやすいが,100%の正確さで音名同定できることがAP保有の基準となっているわけではない。APの査定には,ふつう数オクターブにわたる白鍵音と黒鍵音(♯あるいは♭のついた音)の音名同定課題が用いられる” “低めの基準では60%以上の正同定率(Miyazaki & Rakowski, 2002)が,高めの基準では90%以上の正同定率(Profita & Bidder, 1988)が使用され

    自閉症者の「並外れた才能」再考  - huuchiの音楽論文案内
  • 読書メモ:Nita Farahany ”The Battle for Our Brain” …ニューロテクノロジーの時代に守るべき「自由」とは - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)

    The Battle for Your Brain: Defending the Right to Think Freely in the Age of Neurotechnology (English Edition) 作者:Farahany, Nita A. St. Martin's Press Amazon 脳から情報をとる、脳に直接働きかける。5年前なら「未来の話」だったであろうニューロテクノロジーが今、じわじわと社会に浸透し始めている。その産業や技術の現最先端の状況を俯瞰しつつ、社会でニューロテクノロジーを受け止める際に必要となる倫理学的・法学的な対応について包括的にまとめたが出た。 著者のNita Farahany氏は、デューク大学の法学・哲学・倫理学者。 脳科学の倫理・法学に長くかかわり、2010~2017年、オバマ政権が諮問した米国生命倫理諮問委員会のメンバーを務めるなど

    読書メモ:Nita Farahany ”The Battle for Our Brain” …ニューロテクノロジーの時代に守るべき「自由」とは - 重ね描き日記(rmaruy_blogあらため)
  • お探しのページが見つかりませんでした |公益財団法人 東京都スポーツ文化事業団

    競技力向上テクニカルサポート事業は令和4年度(2022年度)をもって終了いたしました。 10秒後に競技力向上テクニカルサポート事業トップページに移動します。 ページが遷移しない場案は下記をクリックしてください。 競技力向上テクニカルサポート事業トップページ:https://www.tef.or.jp/business/sports-science/index.html

  • 「学習」とそれが身につく「記憶」は別の脳回路が担当していると判明! - ナゾロジー

    「学習」してできるシナプスを保持しただけでは「記憶」にはなりませんでした。 日の生理学研究所(NIPS)および玉川大学で行われた研究によれば、学習を担当する脳回路と記憶を担当する脳回路が別物であることが判明した、とのこと。 これまで私たちは学習によって形成されるシナプスをいかにして維持・成熟させるかが記憶の保持に重用だと考えてきました。 しかしマウスを用いた新たな研究では、学習と記憶が異なる脳のメカニズムで行われていることが示されました。 研究結果が正しければ、学習と記憶の概念に大きな変化が起こるでしょう。 それにしても、いったいどうして私たちの脳は、学習に使う脳回路をそのまま記憶に使う脳回路に流用していないのでしょうか? 研究内容の詳細は2022年7月27日に『Science Advances』にて公開されています。

    「学習」とそれが身につく「記憶」は別の脳回路が担当していると判明! - ナゾロジー
  • 書評 「なぜヒトだけが言語を話せるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    なぜヒトだけが言葉を話せるのか: コミュニケーションから探る言語の起源と進化 作者:トム・スコット=フィリップス東京大学出版会Amazon 書は認知と文化が専門の認知科学者,心理学者であるトム・スコット=フィリップス*1によるヒトの言語の進化と起源に関する一冊.ヒトの言語の進化的起源については,霊長類などの信号システムとの連続性を前提に,再帰的構造を重視する議論*2が主流だが,書においては,ヒトの言語と霊長類の信号システムとの非連続性を強調し,語用論の重要性を正面から採り上げる独自の議論が説得的に主張されていて,とても興味深い書物になっている.原題は「Speaking Our Minds: Why human communication is different, and how language evolved to make it special」 第1章 コミュニケーションへの2

    書評 「なぜヒトだけが言語を話せるのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • 脳疲労を1分で回復! 「閉眼安静」 で集中力を取り戻す方法とは - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

    脳疲労の回復方法をお探しですか? 情報社会を生きる私たちは、大量の情報を次々に受け取っているため、脳疲労を溜めやすいですよね。 脳疲労は集中力の低下などを引き起こしますが、ビジネスパーソンや勤勉な学生が脳疲労の原因を完全に避けるのは不可能。おまけに、現代人はゆっくり休む暇もありません。そこで今回は、最新の研究で判明した「最も効果的に脳疲労を回復させる方法」と、すぐに行える「脳疲労の応急処置」をご紹介します。 脳疲労の原因とは 脳疲労の原因とは、パソコンやスマートフォンのブルーライトや、過剰な情報、精神的なストレス、睡眠不足などです。事の偏りや酸素不足も原因だといわれています。 東京疲労・睡眠クリニックの梶修身先生によると、「自律神経に負荷がかかることで起きる脳疲労こそが、日常的に感じる疲れの正体」なのだとか。長時間のデスクワークによる過度の集中状態も、自律神経の中枢を疲れさせる原因だそ

    脳疲労を1分で回復! 「閉眼安静」 で集中力を取り戻す方法とは - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習
  • 前頭前野 - 脳科学辞典

    渡邊 正孝 (公益財団法人)東京都医学総合研究所 生理心理学研究部門 DOI:10.14931/bsd.1657 原稿受付日:2012年7月5日 原稿完成日:2013年2月3日 担当編集委員:入來 篤史(独立行政法人理化学研究所 脳科学総合研究センター) 前頭前野はヒトをヒトたらしめ,思考や創造性を担う脳の最高中枢であると考えられている。前頭前野は系統発生的にヒトで最もよく発達した脳部位であるとともに,個体発生的には最も遅く成熟する脳部位である。一方老化に伴って最も早く機能低下が起こる部位の一つでもある。この脳部位はワーキングメモリー、反応抑制、行動の切り替え、プラニング、推論などの認知・実行機能を担っている。また、高次な情動・動機づけ機能とそれに基づく意思決定過程も担っている。さらに社会的行動、葛藤の解決や報酬に基づく選択など、多様な機能に関係している。 ヒトの大脳で感覚野、運動野には属

  • 心理学ワールド 93号 特集 さまよう思考を刺激する 梶村 昇吾(京都工芸繊維大学) | 日本心理学会

    Profile─梶村 昇吾 2017年,日学術振興会 特別研究員(SPD),2017年Post doc researcher, University of York(UK)を経て,2019年より現職。ATR脳情報研究所 連携研究員を兼職。専門は認知神経科学。著書に『はじめての心理学概論』(分担執筆,ナカニシヤ出版)。 さまよう思考─マインドワンダリングとは 多くの人にとって,ひとつのことに集中し続けることは難しい。授業中や仕事中,運転中でさえ,いつの間にか余計なことに思いを巡らせてしまう。私たちは起きている間の実に30 – 50%もの時間,このような思考のさまよい=マインドワンダリング(mind wandering. wonderingではないことに注意)を経験しているらしいことがわかってから,この現象は「心のデフォルトモード」とも呼ばれ,大きな注目を集めている。そのような長い時間を費や

    心理学ワールド 93号 特集 さまよう思考を刺激する 梶村 昇吾(京都工芸繊維大学) | 日本心理学会
  • 死の間際の「走馬灯」、実在の可能性 脳波が示唆=カナダ研究 - BBCニュース

    人は死ぬとき、実際に人生の走馬灯を見る――。科学的な「アクシデント」によって得られたデータが、そんなことを示している。 カナダのある研究チームは2016年、87歳のてんかん患者の男性の脳波測定を試みた。ところが測定中、患者が心臓発作に見舞われ死亡。予期せず、人が死ぬときの脳の状態が記録された。

    死の間際の「走馬灯」、実在の可能性 脳波が示唆=カナダ研究 - BBCニュース
  • 練習中ではなく「頻繁な休憩」がスキルを上達させると判明 - ナゾロジー

    上達したいなら頻繁に休んだほうがいいかもしれません。 2021年にアメリカの国立衛生研究所(NINDS)の研究チームは、ピアノのような新しいスキルを習得する練習では、頻繁な休憩を行う方が効果的な上達ができるという研究結果を報告しました。 またこの研究では、スキルの上達は練習中には起こらず、休憩中にのみ発生することが示されています。 新しい技術を習得しようとすると、私たちの脳内ではどのようなことが起こっているのでしょうか? この研究にかんする論文は、2021年6月8日付で科学雑誌『Cell Reports』に掲載されています。

    練習中ではなく「頻繁な休憩」がスキルを上達させると判明 - ナゾロジー
  • ヒトの脳を進化させた「知恵の実」遺伝子が、サルの脳を巨大化させると判明 - ナゾロジー

    なぜヒトは巨大な脳を持っているのか? 研究者たちは、この脳進化における疑問に長年取り組んできました。 チンパンジーの遺伝子は人間と99%一致していることが知られていますが、ヒトの脳はチンパンジーよりも3倍大きく、構造にもかなりの違いがあります。 そのためドイツと日の研究者は、ヒトとサルを分けた因子が互いに一致していない、残り1%の遺伝子の中にあるのではないかと考え、その中でも有力視されているARHGAP11B遺伝子をサルの受精卵に組み込みました。 まさしく知恵の実とも言える遺伝子を組み込んだ結果、サル胎児の大脳新皮質の厚さは2倍になり、人間と同じような脳のシワが生まれました。 なかでも、人間とサルの脳で最も違いが大きかった脳上層部の脳細胞数の増加が著しく、サルの脳は完全にヒト化を始めていたそうです。 しかし、このままでは倫理的な問題が生じると考えた研究者によって、出産予定日の50日前に中

    ヒトの脳を進化させた「知恵の実」遺伝子が、サルの脳を巨大化させると判明 - ナゾロジー
  • 高校で数学を「捨てる」と重要な脳内物質が減少すると明らかに - ナゾロジー

    高校で数学を「捨てる」と重要な脳内物質量が減少すると判明!数学を捨てたつもりなのに脳の可能性のほうが失われていた / Credit:Canva . ナゾロジー編集部英国では、学生は16歳になると数学を学ばないという選択が可能になります。 英国では大学入学にあたって必要な科目を3つに絞ることが可能であり、文系を目指す場合、ある時点で数学を完全に「捨てる」ことができるんです。 一方、近年の実験心理学の進歩により、特定の学習行動が脳機能に様々な影響を与えることが明らかになってきました。 最も著しい例としては、多国籍語の会話スキルがある人は、認知症にかかりにくいとする研究結果です。 そこで今回、オックスフォード大学の実験心理学部門の研究者たちは、思春期における数学の学習が脳に与える生物学的な変化を調べることにしました。 実験にあたっては14歳から18歳の133人の学生たちの数学学習の有無を調べると

    高校で数学を「捨てる」と重要な脳内物質が減少すると明らかに - ナゾロジー
  • 音楽の快感は「アルコールと同じ脳領域」で発生していたことが判明 - ナゾロジー

    音楽の快感は、アルコールや薬物と同じ脳領域で生じていることが判明しました。 カナダ・マギル大学の神経科学研究チームは、fMRI(機能的磁気共鳴画像法)とTMS(経頭蓋磁気刺激)を用いて、脳内におけるポップミュージックの影響を調査。 脳の報酬経路を刺激することで、音楽による快感やモチベーションが高まることが分かりました。 これは聴覚と報酬領域の間のコミュニケーションが、音楽に喜びを感じる理由であることを脳科学的に実証した初の研究となります。 研究は、3月29日付けで『JNeurosci』に掲載されました。

    音楽の快感は「アルコールと同じ脳領域」で発生していたことが判明 - ナゾロジー
  • 外国語習得の脳科学的効用 | 東京大学

    東京大学大学院総合文化研究科教授の酒井 邦嘉と同大学院生の梅島 奎立は、一般財団法人 言語交流研究所(部:東京都渋谷区、代表理事:鈴木 堅史)との共同研究において、多言語話者の方が言語野はもちろん、大脳基底核・視床や視覚野までも有効に活用できているということを初めて明らかにしました。 研究グループは、日語を母語とする参加者に対してカザフ語を新たに習得させ、MRI装置(注1)と文法課題を用いて言語習得のプロセスを調べました。その結果、左脳の言語領野の活動が、多言語群で二言語群よりも定量的に高くなりました。これらの結果は、複数の言語の習得効果が累積することで、より深い獲得を可能にするという仮説「言語獲得の累積増進モデル」を支持します。この仮説は、共著者の一人であるスザンヌ・フリン(米国マサチューセッツ工科大学 教授)がこれまで提唱してきたものです。日の外国語教育英語ばかりが取り上げら

    外国語習得の脳科学的効用 | 東京大学
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2021/04/04
    “日本の外国語教育で英語ばかりが取り上げられがちな中、多言語の音声に触れながら自然に習得することの重要性が科学的に明らかとなりました”
  • ヒトの脳が他者の声を聞く前から準備して待ち構えていることを東工大が解明

    東京工業大学(東工大)は3月9日、聞こえてくる音をヒトが予測する場合、メロディや機械的なビープ音を予測するよりも、他者の声を予測する方がより早いことを発見し、声に関する脳内の情報処理は、実際に声を聞く前から始まっていることを仮定、それを実証したと発表した。 同成果は、東工大 リベラルアーツ研究教育院の大上淑美研究員と小谷泰則助教らの研究チームによるもの。詳細は、オランダの生物心理学を中心とした科学誌「Biological Psychology」にオンライン掲載された。 「予期・予測」は、人間が行動を迅速かつ的確に行うために備えている能力だ。予測に伴って出現する脳波として「刺激先行陰性電位(SPN)」がある。SPNは右脳の活動の方が大きい「右半球優位性」という特徴があり、前期成分と後期成分がある。課題に関連した刺激が与えられるとき、その刺激が出る前の数秒前から出現するという特徴を持つ。さらに

    ヒトの脳が他者の声を聞く前から準備して待ち構えていることを東工大が解明
  • 【聴覚情報処理障害とは】聴力に問題ないのに言葉を聞き取れない「APD」のチェックリストと対策

    平野浩二(ひらの・こうじ) ミルディス小児科耳鼻科院長・亀戸小児科耳鼻科理事長。東北大学医学部卒業。聴覚障害者の手話による診療を長年行い、その延長で聴覚情報処理障害(APD)に出合う。APDのサイトを立ち上げ、その啓発に努めるとともに、年間200人ほどのAPD患者を診察する。著書に『聞こえているのに聞き取れないAPD【聴覚情報処理障害】がラクになる』(あさ出版)がある。 ▼ミルディス小児科耳鼻科(公式サイト) ▼聴覚情報処理障害(APD)のサイト(APD文献) 耳で音は聞こえているのに、言葉として認識できない 「聴力に異常はないのに、人が話している言葉が聞き取れない」 そんな障害があるのをご存じですか。耳で「音を聞く」ことはできるが、その情報を脳でうまく処理できず、「(言葉として)聞き取れない」もので「聴覚情報処理障害(APD)」といいます。 これまでほとんど知られていませんでしたが、実

    【聴覚情報処理障害とは】聴力に問題ないのに言葉を聞き取れない「APD」のチェックリストと対策
  • 「まばたきの意外な役割」(視点・論点) 

    大阪大学 准教授 中野 珠実 私たち人間は、およそ3秒に1回の頻度で自発的に瞬きをしています。瞬きの度に視覚の入力が0.3秒間ほど遮断されるので、起きている時間の約1割の視覚情報が瞬きのために犠牲になっています。それなのに、こんなに頻繁に瞬きをする理由は、未だに解明されていません。私は、この謎を解き明かすために、瞬きのタイミングに注目し、人々の行動や脳活動を調べてきました。今日は、これまでの研究により見えてきた瞬きの意外な役割についてお話したいと思います。 この図のオレンジ色に塗られた領域は、瞬きの度に活動が上昇しました。なかでも、黄色で囲んだ3つの領域は、デフォルト・モード・ネットワークと呼ばれる神経ネットワークを構成しています。このデフォルト・モード・ネットワークは、外界をモニタリングしているときは活動が低下するのですが、考え事をしているときなどに活動を増やすことが知られています。この

    「まばたきの意外な役割」(視点・論点)