1950年、ポーランド移民であるチェス兄弟によって設立されたチェス・レコード(Chess Records)は、1950~60年代を通してブラック・ミュージックの需要を開拓し続けた、アメリカ史上もっとも先進的であったといえるレコード・レーベルのひとつです。 今より遥かに人種格差が大きかった当時において、チェス・レコードが標榜したのは、局地的なアフリカン・アメリカン・コミュニティを超え、ブラック・ミュージックの需要を白人社会へとクロスオーバーさせる事でした。 シカゴという都市を舞台に、ローカル・コミュニティと南部移民のかかわり、また、英国に端を発する白人ティーンエイジャー・カルチャーなどが偶発的に交差し合い、およそ20年間という時をかけ、チェス・レコードはアメリカの一大レーベルへと発展していきます。 チェス・レコードの歴史を俯瞰する事は、そうした意味で、アメリカ音楽を通じた人種観念に対する社会
禁酒法により公けに酒が出せず、密造酒によるハウス・レント・パーティーが盛んに行われ、ラグ・ピアノなどを基にしたブギ・ウギが生まれます。レコーディングもされますが、20年代末の世界大恐慌により、レコード会社も大打撃を受け、しばらく中断されます。またこの頃には、ピアノとギターのコンビなどでシティ・ブルースも始まります。 シティ・ブルース シティ・ブルースの始まり。 リロイ・カー ブギ・ウギ クリップル・クラレンス・ロフトン パイントップ・スミス ミード・ルクス・ルイス ピート・ジョンソン アルバート・アモンズ ジミー・ヤンシー カウ・カウ・ダヴェンポート 下のアルバムは2ディスクなので、かなり聴けます。ミード・ルクス・ルイス、ピート・ジョンソン、アルバート・アモンズの3人をまとめて聴くならこれですね。内容もとても良いです。 The Boogie Woogie Trio, Vols. 1-2 あ
イントロ およそ35年前、自分をブルースの世界に引きずり込んだのがこのロバート・ジョンソンというブルースマンである。ギター弾きの自分はそのときから彼の歌とギターを演奏しはじめ、今に至るまでずっと続けている。その、破格に思い入れのある彼の音楽を、今回は切り刻んで分析しようとしているのである。 なにをしているかと言うと、彼の歌を周波数解析しメロディーの正確な周波数を測定し、これを半音の1/100の単位で譜面化する。次に、この正確な音程に基づいて、電子ボーカルソフトであるVocaloidにそのままその歌を歌わせる。最終的な目的は、ロバート・ジョンソンの平均律12音階から外れる音程(マイクロトーンと呼ばれている)の秘密を解き明かし、その独特のフィーリングを明るみに出すことである。 実は、この分析はアカデミックな世界で仕事として行っているものである。アカデミアでは結局、論文がすべてだが、このページは
この曲のメロディーは極めてシンプルだ。1、3、5・・・奇数小節のメロディーは全部一緒、そのあとに2種類のメロディーがあって、4小節で完結する。それが3回。こういうパターンのブルースの曲は無数にある。何気なく聞こえるけど、これがインプロヴィゼーションのインスピレーションを呼び起こす。ブルースという音楽の不思議だ。アドリブもどんな要素でも使える。要素というのは、主にスケールのことだけど、ペンタトニック、ヘクサトニック、ブルーノートを含んだ7音音階、もちろん12音全部自由に使える。そして使う側の演奏者の考えさえしっかりしていれば、全てが正当化される。そして一方で絶対的な小節数、中心になる音、いわゆる「キー」が存在する。その決まりがあって即興で合奏ができる。ジャズの演奏ではごく普通のことだけど、こうやって考えてみると、ブルースという素材をジャズに取り入れたいわば大発見のすごさが分かってくる。ハーモ
で、表紙に写っているのは可愛いギター持った女の子。おおなるほど、今ギター少女はやりですもんねぼくも大好きだよ、と自分に言い訳しながら何も考えずレジに持って行きました。 で、家に帰ってきて気づいたんです。 ん? これリゾネーターギターじゃないの。 リゾネーターギターとは、エレキギターがないころにアルミの共鳴板を貼り付けることで大音量を実現させたアコースティック・ギター。色からするにメタルボディ。 どう考えても女子高生が持ってるシロモノじゃありません。しかも小指にスライドバーまでちゃんとつけておる。 この『ちゃりこちんぷい』というマンガ、高校生の鬱屈を描いたブルースマンガなのです。 まあ「ブルース」と先に言ってしまうと、重苦しい感じがしちゃいますよね。ぶっちゃけ中身はそこまで重くはないです。 タイトルが「ちゃりこちんぷい」というくらいです。 軽くて楽しそうでしょ。 これヒロインのブルースギター
球技大好き!すんzりヴぇrです。LAで行われたanime expoのファンパネル"mirai no neiro"で公開した曲です。アメリカ=ボールゲームというイメージがなぜか一番最初に浮かんだので、ボーリングの歌を持って行くことにしました。基本的にリンメインですが、以前レンは99点だったので今回は100点とか150点をくれてやりました(満点が何点かはおいといてw)最初はビートリーな感じのつもりだったんだけど途中でカントリーっぽくなってしまってその後いろいろアレンジしたりして頑張ってこんな感じになりました。動画はtomさま(mylist/6459436)です。■すんzの。mylist/6980684
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