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哲学と社会学に関するja_bra_af_cuのブックマーク (8)

  • 書評 「社会科学の哲学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    社会科学の哲学入門 作者:吉田敬勁草書房Amazon 書は科学哲学の中で特に社会科学の哲学についての入門書だ.私は社会科学についても哲学についてもあまり詳しくはない.そして最近読んだ進化政治学のにおいては著者が実在論にずいぶんコミットしているものの私が理解している科学哲学の実在論とはややニュアンスが異なるような印象もあってややもやもやしていたので,この際勉強しておこうと手に取った一冊になる.著者は科学哲学者で社会科学の哲学を専門とする吉田敬になる. 序章 社会科学の哲学を学ぶとはどういうことか まず書の目的について,社会科学の哲学という分野がどのようなものであり,どのような議論が行われているかを紹介するものだとしている. そこから序章における概念整理がある. 科学哲学の問題領域には論理学(推論の方法は正しいかなど),認識論(知識とは何かなど),形而上学(扱う対象は実在するのかなど),

    書評 「社会科学の哲学入門」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  • ポストトゥルースの時代は、”ワンチャン”への期待で溢れている――アンダーセン『ファンタジーランド:狂気と幻想のアメリカ500年史』上巻レビュー② — まなびとき

    Aug 1 ポストトゥルースの時代は、”ワンチャン”への期待で溢れている――アンダーセン『ファンタジーランド:狂気と幻想のアメリカ500年史』上巻レビュー② 人は奇跡を期待するアメリカには、プラグマティズムなどの哲学を生み出した知性の歴史があるのだが、常にその裏面には、信じたい幻想に浸るような情念の歴史が存在している。500年に及ぶ後者の歴史に焦点を当てたカート・アンダーセンは、『ファンタジーランド』において、自身の議論がアメリカ例外主義(exceptionalism)を証拠立てるものだと述べている。アメリカに特異的な脈絡がもたらしたアメリカ固有の特徴だ、というのだ。しかし、アメリカ入植の物語に、事実と幻想の取り違え、希望への執着が織り込まれていたとしても、それは果たしてアメリカだけの問題なのだろうか。 ひとまず指摘すべきなのは、その取り違えの背景にある欲望が、「奇跡への期待」であるという

    ポストトゥルースの時代は、”ワンチャン”への期待で溢れている――アンダーセン『ファンタジーランド:狂気と幻想のアメリカ500年史』上巻レビュー② — まなびとき
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/10/29
    やっぱり「不安」はいろんなことのキーワードなんだなーと」:
  • SEP:社会的構成への自然主義的アプローチ - Lichtung

    イントロダクション 社会的構成(social construction)、構成主義(constructionism)、構築主義(constructivism)は、人文社会科学の分野で幅広く使われている用語であり、感情、性別、人種、性別、ホモ・セクシュアル・ヘテロセクシュアル、精神疾患、技術、クォーク、事実、現実、真実といった幅広い対象に関して用いられる。社会構成主義は、おおまかに言えば、こうしたいっけん自然な事実であるようにみえる概念たちが社会的要因によって構成されていることを主張する立場である。このような用語はさまざまな言説においてそれぞれの役割を担っており、そのいくつかは哲学的に興味深いものの、「自然主義的(naturalistic)」なアプローチを採用しているものは少ない。ここで、「自然主義的アプローチ(naturalistic approach)」とは、科学を中心的な、そして(とき

    SEP:社会的構成への自然主義的アプローチ - Lichtung
  • ヘイトスピーチと言論の自由につき思いつき - shinichiroinaba's blog

    生煮えで恥を晒すところが多いがちょっと書いてみた。 == 応用哲学会のシンポで若い人たちが報告したヘイトスピーチの言語哲学的解剖はとても面白くて論文になるのが待たれるけど、帰りにちょっと大庭弘継君と話した通りいろいろ難しいところもある。 言語行為論を用いてヘイトスピーチを発話行為であり、通常「言論の自由」が想定している発話と行為の切断、行為から切断された独立の言論空間の設定を悪用したものである、という指摘はたしかに正しい。言論の自由が前提としている言論空間の中では、たとえ大量殺戮の計画とそれについての討論であれ「決してそれが実行に移されることはない」という前提が確固として守られるのであれば、当然に許容される。ヘイトスピーチについても同様の論法がある程度は可能だろう。すなわち、それが実生活における差別行為を伴う、帰結することがなければ、だ。ところがいわゆるヘイトスピーチはこの境界を侵犯してい

    ヘイトスピーチと言論の自由につき思いつき - shinichiroinaba's blog
  • An Animated Introduction to Theodor Adorno & His Critique of Modern Capitalism

  • Joel Isaac「ドナルド・デイヴィドソンとアメリカにおける分析的革命、1940-1970」 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    先日朝日カルチャーセンターの以下の講義に参加した。 朝日カルチャーセンター新宿:酒井泰斗「独学者のための社会学入門」(全2回) - 日曜社会学>社会学的告知 - 日曜社会学>社会学的告知 内容はネットに書いてはいけないことになっているので特に触れないが、行動科学の遺産というものがあると。 比喩的に言うと、世界各地に超古代文明の遺産が散らばっているのだが、文明が消え去ってしまったため、それらがかつてひとつの文明に属していたことは忘れ去られてしまった。そんな感じで、行動科学の遺産は、人文学のいろいろなところに散らばっている。 で、個人的に分析哲学における行動科学の影響が気になっていたので、これを読んだ。大変におもしろかった。 Donald Davidson and the Analytic Revolution in American Philosophy, 1940-1970 | Joel

    Joel Isaac「ドナルド・デイヴィドソンとアメリカにおける分析的革命、1940-1970」 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
  • シノハラユウキ(@sakstyle) - Twilog (ツイログ)

    2023年04月02日(日)3 tweets 4月2日 シノハラユウキ@sakstyle “H-IIAロケット47号機の打ち上げ時期は変更されることに” / “JAXA、X線分光撮像衛星「XRISM」と小型月着陸実証機「SLIM」の打ち上げを2023年8月以降で調整へ” htn.to/PDKFepYqLm posted at 23:57:56 4月2日 シノハラユウキ@sakstyle 東京最終日に滑り込み。 この後は大阪に巡回 (そもそも大阪中之島美術館のコレクション中心の展覧会だけども) posted at 20:29:34 4月2日 シノハラユウキ@sakstyle 佐伯祐三展よかった posted at 20:14:05 2023年04月01日(土)13 tweets 4月1日 天野聡美@AmanoSatomiToro 世界一「💦」が似合う声優、天野聡美です! 4月といえば新生活

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    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/08/29
    吉野ヒロ子 1996 「フィクションに対する態度」について 19:07:53~
  • 「フィクションに対する態度」

    吉野ヒロ子:1996,「フィクションに対する態度〜〜A・シュッツの文学分析への一考察」,社会学年誌(早稲田社会学会)第37号,p119-132 ※修士論文をベースにしたものです フィクションに対する態度〜〜A・シュッツの文学分析への一考察〜〜 我々は経験をそのタイプ、例えば実践的活動の領域や、夢や空想、ゲームといったものに従って、通常区別し、実践的活動の領域を上位に置く。この論文では、この区別の一つとして分離される「フィクション」の経験を中心に、経験の分別と階層化のロジックを考えてみよう。 我々は、そのただなかにある時にはフィクションの物語をリアルであると感じるにも関わらず「フィクション」の経験を「現実」のそれと分別し、時には前者が「実際には現実ではない」という理由で前者を後者の下位におく。我々のフィクションへの態度は両義的なのである。なぜ我々はそうするのだろうか。というより、その理由をど

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/08/28
    A・シュッツによる現象学的社会学のフィクション論を吟味。/体験流や純粋持続における「言語化しがたい共同性」・独我論と共在論の並立はジャズ・インプロヴィゼーションの経験と同一ではないかと思う。
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