昨年末より、優れたアイドルを語る(ための)良書がいくつも出版されている。それはアイドル論に応用できるメディア論であったり、アイドル関係者やファンによるアイドル論であったりする。前者としては「イメージの進行形」「ディズニーの隣の風景」「ソーシャル化する音楽」、後者としては「IDOL DANCE!」「ジャニ研!」「アイドルのいる暮らし」など。 そんな中、いよいよ満を持してと言うのか、ももクロに関する本が出版された。今回ありがたいことに廣済堂出版様より献本をいただき、読ませていただいた。その感想、コメントをしていきたい。 ももクロの美学~〈わけのわからなさ〉の秘密~ (廣済堂新書) 作者: 安西信一出版社/メーカー: 廣済堂出版発売日: 2013/04/13メディア: 新書 クリック: 13回この商品を含むブログを見るAmazonでアイドル論の本のレビューがこれだけ高いというのも珍しい気がする。
『ゴーストの条件 クラウドを巡礼する想像力』 著:村上裕一 Illustration:minoa 『動物化するポストモダン』『美少女ゲームの臨界点』の精神は死に絶えていなかった――セカイ系コンテンツ批評の新たな逆襲!(東浩紀) 村上裕一です。みなさんお待たせしました。ついに『ゴーストの条件』が出ます! 2009年11月にKOBOに載り、翌年4月の刊行予定に載り、文学フリマのカタログ裏表紙に広告が09年秋と10年春で二回も載った――はずなのに、延期に次ぐ延期を繰り返し一時は出版も危ぶまれ、あの本は存在するのか、ゴーストとは村上のことではないのかと都市伝説化しつつあった本書が、とうとう世に問われる時が来ました。 本書は「東浩紀のゼロアカ道場」の成果です。東さんに「セカイ系コンテンツ批評の新たな逆襲」といち早く評された本書は、天皇やアイドルを経由しつつキャラクターという現象の核心に迫ります。 僕
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