以前こちらの記事で、ジュークにはBPM160とBPM80が共存し構造的にドラムンベースやダブステップに通じるものがある、と書きましたが、寄せられたご意見、ご感想の中に『160と120を共存させるアフロポリリズムの導入がジュークの技術的要素。』というものがありました。これはつまり、構造的に4:3のポリリズムが内在しているという事のようです。今回はそのジュークに内在するポリリズムについて、筆者なりに見聞き調べた事をまとめてみます。 こちらのまとめにも『160-80-120(三連符)という、3つのBPMを自由に行き交う緩急自在のリズム感!』とある通り、筆者も展開として、一曲の中で三連の符割が主体になる部分がある事は認識していたのですが、ポリリズムとなると少し話は変わってきます。基本的にポリリズムというのは、その名称(「ポリ(poly)=複数の」リズム)からもわかるとおり、同時に2つ以上のリズムが