夜行列車に代わる長距離移動の足として定着した夜行高速バスに、個室を備えた豪華車両を投入する運行会社が相次いでいる。 福岡市を午後7時すぎにたち、東京へ向かう西日本鉄道(同市)の夜行高速バス「はかた号」。前方に4席だけ設けられた個室は横80センチ、縦190センチ。革張りシートに腰を下ろし、通路側のカーテンを引くと、完全に独立した空間になる。個室利用運賃は日によって変動し、普通席より5千円高い1万7千~2万円。西鉄によると平成26年の新設以来好評を博し、普通席より先に連日埋まる状態だという。 海部観光(徳島県美波町)は23年、全12席をテレビ付き個室にした「マイ・フローラ」の運行を徳島-東京で開始。両備グループ(岡山市)は、特製シートを備えた全14席が個室の「ドリームスリーパー」を広島-横浜で24年から走らせ、よりグレードアップした車両を別路線にも投入する予定だ。
西日本鉄道(西鉄)子会社のニモカなどは11月18日、北海道の函館市企業局交通部(函館市電)と函館バスが導入するICカードの名称が「ICASnimoca(イカすニモカ)」に決まったと発表した。2017年春からサービスを開始する。 ICASnimocaは、西鉄が展開しているnimoca(ニモカ)ベースのICカード。発表によると、「ICAS」は「Intelligent CArd System」の頭文字を取ったもので、函館市電・函館バスの磁気式カード「イカすカード」の名称の一部を採用した。 導入路線は函館市電の全2系統と函館バスの路線バス全184系統。これに伴い市電の電車31両と函館バスのバス233両がICカードに対応する。全国相互利用サービスにも対応し、JR北海道のKitacaなどでも市電やバスを利用できる。2017年春からサービスを開始するが、IC定期券については2017年度中のサービス開始を
視覚障害者の駅ホームからの転落事故や列車との接触事故が相次いでいる。再発防止策として鉄道各社はホームドアの設置を急ぐが、列車によってドア位置が違う、ホームの改修が必要といった理由から、なかなか設置が進まない。国土交通省によれば、2010~2014年度の5年間に発生した駅ホームからの転落事故と車両接触事故の合計は1万7251件。うち389件が視覚障害者による事故だ。 そんな中、視覚障害者団体の一つ、全日本視覚障害者協議会まちづくり委員会が発生日時や発生場所などの詳細データを公表した。国土交通省が発表した389件に独自調査で判明した3件を付け加えた計392件の事故を対象としている。 上位に並ぶのは「頭端式ホーム」 この392件を分析してみたところ、事故がもっとも多く発生しているのは西武鉄道・池袋駅と西日本鉄道・西鉄福岡(天神)駅の各7件だった。次いで西武・本川越駅の5件、近畿日本鉄道・大阪阿部
「にしてつモニたす」は会員制のモニター制度です。 参加型のまちづくりを目指して、駅や電車に寄せられたみなさまの声を カタチにしていきます。 ぜひあなたの声をお聞かせください。 募集は終了しました たくさんのご応募ありがとうございました。
北海道函館市は3月24日、同市企業局の路面電車(函館市電)と函館バスを利用できる交通系ICカードシステムの導入業務について、西日本鉄道(西鉄)などで構成される連合体を受託候補事業者に選定したと発表した。 西鉄は福岡県内の鉄道路線や路線バスを中心に運営している交通事業者。同社の完全子会社であるニモカ社などが発行する交通系ICカード「nimoca」を展開している。nimocaは西鉄や筑豊電気鉄道、熊本市電、西鉄バス、大分交通、宮崎交通など九州の交通事業者で導入が進んでいるほか、全国相互利用サービスにも対応。JR北海道のKitacaやJR東日本のSuicaのエリアなどでも利用できる。 函館市の発表によると、今年1月からICカードシステム導入業務の公募型プロポーザルを実施。2者が名乗りを挙げ、3月22日の審査委員会でニモカ社、西鉄、西鉄エム・テック、西鉄情報システムの4社で構成される連合体が受託候
福岡市博多区の博多埠頭(ふとう)(築港本町)-雑餉隈営業所(竹丘町3丁目)間を結ぶ西鉄バス46番路線が26日、ダイヤ改正に伴い一部ルートを変更する。狭いため対向車にぶつかる危険性があったJR高架下(博多駅前4丁目)の市道を通る従来の経路を見直し、今後は目抜き通りの国道385号(竹下通り)を走らせる。変更前後の総距離はさほど変わらないのに長年、狭い道を通り続けた訳は?-。46番バスに飛び乗った。 すれすれだった。昼すぎ、「駅南二丁目」バス停から博多駅へ向かう途中。片側1車線の高架下(幅約6メートル、高さ約3・6メートル、長さ36メートル)に入ると、すれ違う対向車に手が届きそうだ。通行人もお構いなしに、“トンネル”をくぐる。乗客の男性(78)は「危ない。(片側2車線の)竹下通りを直進すれば博多駅までスムーズに行ける」と新ルートに期待する。 一見、迂回(うかい)路とも映るこの路線はいつから、
福岡市博多区の博多埠頭(ふとう)(築港本町)−雑餉隈営業所(竹丘町3丁目)間を結ぶ西鉄バス46番路線が26日、ダイヤ改正に伴い一部ルートを変更する。狭いため対向車にぶつかる危険性があったJR高架下(博多駅前4丁目)の市道を通る従来の経路を見直し、今後は目抜き通りの国道385号(竹下通り)を走らせる。変更前後の総距離はさほど変わらないのに長年、狭い道を通り続けた訳は?−。46番バスに飛び乗った。 すれすれだった。昼すぎ、「駅南二丁目」バス停から博多駅へ向かう途中。片側1車線の高架下(幅約6メートル、高さ約3・6メートル、長さ36メートル)に入ると、すれ違う対向車に手が届きそうだ。通行人もお構いなしに、“トンネル”をくぐる。乗客の男性(78)は「危ない。(片側2車線の)竹下通りを直進すれば博多駅までスムーズに行ける」と新ルートに期待する。 一見、迂回(うかい)路とも映るこの路線はいつから、どん
西日本鉄道が11年ぶりに新型電車を導入。古い5000形の代替とする計画です。 歴代車両で使われてきた「ロイヤルレッド」を 福岡県に路線網を持つ西日本鉄道は2016年2月4日(木)、天神大牟田線(西鉄福岡(天神)~大牟田、74.8km)に新型の通勤電車9000形を導入すると発表しました。 登場は2017年3月を予定。西鉄電車のモデルチェンジは、2006(平成18)年にデビューした3000系以来、11年ぶりになります。 2017年3月に登場予定の新型電車9000形(画像出典:西鉄)。 新型車両の9000形はその3000系電車をベースに開発され、車体は同様にステンレス製。日本の鉄道で近年よく見られるシルバーの外観ですが、側面に「ロイヤルレッド」の帯を配置し、西鉄の歴代車両で多く使用されている「赤帯のDNA」を継承したといいます。 また先頭部は縦のラインを基調にすることで、「前に進む力強さと次世代
福岡市内を移動するうえで欠かせないのが、市内を縦横無尽に走るバスの存在。中でも、国内最大級の規模で路線バスを運行する西日本鉄道の「西鉄バス」は、多くの市民に利用されています。 天神・博多間の100円バスは何となく乗るけど、バスもバス停もたくさんあって「どれに乗ればいいかわからない!」なんて声も。そんな西鉄バスを上手に乗りこなすために作られたアプリがあるのをご存知でしょうか? 発案したのは、長野から福岡に移住してきたシステムエンジニアで「株式会社からくりもの」代表の岡本豊さん。岡本さんは、どうしてこのアプリを作ったのか。そもそもどうして、ここ福岡にやってきたのか。お話をお伺いました。 この街なら、よそ者の僕もやっていけると思ったんです ――どういった経緯で起業家になられたのでしょうか? 岡本 僕自身は26歳まで長野にいたのですが、現地の高等専門学校(高専)に通っていた頃から起業したいという想
広島市に本社がある広島電鉄は、急速に経済成長が進み、公共交通機関の整備が課題となっているミャンマーに路面電車3台を譲り渡すことになり、車両が近く現地にむけて運び出されることになりました。 ミャンマーに譲り渡されるのは、昭和25年に製造された路面電車1台と昭和38年に製造された2台のあわせて3台です。 ミャンマーでは、人口およそ700万人の最大の都市ヤンゴンで経済成長が急速に進むなか、車の数が急増し、交通渋滞が深刻化しています。 こうしたなかでミャンマーの国鉄は、ヤンゴン市内の一部の路線を電化して路面電車を導入することにしたもので、運行エリアが広く70年前に被爆した被爆電車から最新型までさまざまな種類の路面電車の整備のノウハウを持つ広島電鉄に協力を要請していました。 国土交通省によりますと、ミャンマーにはこれまでにも日本からディーゼル車などおよそ200両が譲り渡されていますが、路面電車が譲渡
西日本鉄道と福岡市が、都心部で運行するバスと鉄道、地下鉄の「共通乗車券」導入に向け、本年度から検討を始めることが分かった。複数の交通機関を使う場合に、初乗り料金より安く乗り継げる運賃体系の見直しや割安で乗り放題となる共通定期などについて、数年かけて検討する。 外国人観光客向けの乗り放題切符や、相互接続している鉄道会社が共通定期を発行する例は一部あるが、接続していない異なる交通機関が一般向けに乗り継ぎ割引を導入すれば異例。バスから地下鉄、鉄道から地下鉄といった都心部での乗り継ぎを促し、低迷する公共交通全体の利用を底上げする狙い。都心部でのマイカー利用抑制と渋滞緩和にもつながりそうだ。 市が中心に今春まとめ、国に申請した「福岡市公共交通網形成計画」で「公共交通機関のシームレスな(つなぎ目がない)利用を可能とする共通乗車券の導入検討」と明記したことを受け、検討を始めることになった。同計画の根
電車内でアダルトビデオ(AV)を撮影したとして、福岡県警は23日、福岡市中央区薬院3丁目、AVメーカー社長の平野英明(42)、同市東区馬出6丁目、同社員の柳沢裕史(33)の両容疑者を公然わいせつの疑いで逮捕、発表した。いずれも容疑を認めているという。 中央署によると、両容疑者は2013年10~11月、公募で集めた23~28歳の女性3人について、同県内を走行中の西鉄電車の車内でそれぞれ胸や下半身を露出させたり、尿を排泄(はいせつ)させたりした疑いがある。その様子を撮影した映像は「場違い排泄」などのタイトルで昨年1月にDVDで発売された。映像を見た人から連絡を受けた西鉄が署に相談していた。女性3人についても同容疑で任意で調べる。
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