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科学と考え方に関するkmagamiのブックマーク (5)

  • ほんと馬鹿 - 書評 - 科学的とはどういう意味か : 404 Blog Not Found

    2011年07月20日13:15 カテゴリ書評/画評/品評SciTech ほんと馬鹿 - 書評 - 科学的とはどういう意味か 科学的とはどういう意味か 森博嗣 編集部より献御礼。 ここ数年、いや今世紀に入ってから、これほど「そうだそのとおり」とうなづきながら読み進んだ一冊は他にない。 なのに、どうして?いや、だからこそ! そんな馬鹿な。 語源通りの意味で。 書「科学的とはどういう意味か」は、以下の主張を新書一冊分かけて展開したもの。 P. 186 科学は発展しすぎた、科学が環境を破壊し、人間は当の幸せを見失っているという指摘はよく聞かれるところである。しかし、この場合の「科学」とは、そのまま「社会」や「経済」と言い換えてもほぼ同じ意味であり、単に風刺的姿勢で、警告を発している気になっているだけの物言いである。言葉は何とでもいえる。しかし、言葉では何一つ解決しない。 よくぞ言ってくださ

    ほんと馬鹿 - 書評 - 科学的とはどういう意味か : 404 Blog Not Found
    kmagami
    kmagami 2011/07/20
    まず「科学とは何か」というところから話をはじめる必要がある。それだけで一冊書けそうな話題でもあるが、しかし定義であれば以下の一文で必要十分であるはずである。 科学とは、知をもって信をおきかえること そう
  • 「想定外」は工学では最も重い罪: 望湖庵日記 Lakeside Diary

    今回の東日大震災では,たくさんの "想定外" の事象は発生したものですから, "起こさないこと" に重点を置き, "起きた時にどう対処するか" を実に当に考えていなかった結果,深刻な事態が各所で発生しています. 理学の分野では "想定外" は胸躍ることであり,それを常に探し求めることが仕事の重要な一部となります.ニュートン力学が想定していなかったことが次々と発見された19世紀末から20世紀前半にかけて,量子力学や特殊相対性理論という新しいパラダイムが構築されていきました.理学にとっては "想定外" は革新のための駆動力であり,想定内のことしか起きないのであれば,そこで学問は停滞してしまいます. しかし,工学ではそうはいきません.工学はあくまでも実用の学です.私たちが生活する日常空間で,技術的にも経済的にも成立するモノを作り上げ使用していく,というための学問です.基的な性能を発揮するた

    「想定外」は工学では最も重い罪: 望湖庵日記 Lakeside Diary
    kmagami
    kmagami 2011/04/11
    注意しなければならないのは,非定格条件(事象)を "想定する" ことと,そのための "対策をとる" ことは異なる概念だということです.想像力を働かせれば,想定の範囲はいくらでも広げることができます.しかし,現実
  • 原子力はやめよう - シートン俗物記

    20年以上前になるのだが、学生の頃にチェルノブイリ原子力発電所事故が起きた。 私はすでにスリーマイル島(TMI)原子力発電所事故の経験を経て原子力というものに疑問を持っていたのだが、チェルノブイリはハッキリと原子力反対、へと押しやった。当時、物理学科の仲間にもそうした意見を表明する者も少なくなく、我々はささやかではあるが「反原発」活動を始めた。 今でも鮮明に覚えているのが、学科の教授達を交えた討論会で、学生・教員の区別無く「原発は是か非か」について話し合った。 意外というべきか、教授の中にはハッキリと反原発の立場に立つ先生もいた。核物理の教授は「原子力は必要だ。安全措置を施してある日の原発で事故が起きることはありえない」と述べた。 だが、大方の先生の意見はこうだった。 「原子力は既に電力の4分の1を占めている。代替手段が無ければ原子力は仕方がない」 つまり、消極的賛成、という事だ。 その

    原子力はやめよう - シートン俗物記
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    kmagami 2011/04/10
    なるほど、意志未来……と。 ------------ 考え方を変えなくてはいけない。 「代替技術が見つかったら、脱原発しましょう」ではなく、「脱原発しましょう。そのために代替技術を生み出しましょう」でなくてはならない。
  • 「わからない」人たちへ - 琥珀色の戯言

    最近の震災・原発関連の報道、とくに「専門家たちの意見」をtwitterなどで見るたびに、僕はどんどん混乱していくのです。 これは、どれが正しいのだろうか?って。 以下は、以前別の場所で書いたものを一部改変しています。 『「科学的」って何だ!』(松井孝典・南伸坊共著/ちくまプリマー新書)より。 (「科学」についての松井孝典さん(惑星科学者・東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)と南伸坊さん(イラストレーター)の対談をまとめた新書の一部です) 南伸坊:「科学にも限界がある」ということが、昔から言われていますよね。「限界がある」というアナウンスのほうが大きくなって、「現代の科学では解明できない」ってオカルト派得意のフレーズがあります。「そうだよ、科学では解明できない不思議なことってあるんだ」っていう。だからスピリチュアルとかがはやるのは、人々の科学者への対抗心みたいな心理があって、「科学ではわ

    「わからない」人たちへ - 琥珀色の戯言
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    kmagami 2011/03/30
    素人の人は残念ながら絶対にその境界に行けないんです。ようするに、「わかる世界」と「わからない世界」の境界は科学者でないとわからないんですよ。ふつうの人には何がわからないのか、具体的にはわからないんです
  • 寺田寅彦に知識を生み出す仕方を学ぶ

    単に既存の知識の組み合わせでなく、現実と思考の間を往復しながら新しい認識・知見を生み出す方法を学びたいなら、モデルを仮説として用いて思考するモデル・スペキュレーションを学ぶといい。 モデルを仮説として用いて思考する仕方を解説したテキストは、 などいくつかあるが、シンプルにして興味深い実例があった方が、よほど胸に落ちるだろう。 物理学者であり、漱石の弟子でもあった寺田寅彦の随筆「電車の混雑について」は、シンプルさとインプリケーションの深さがモデル・スペキュレーションの好例になっているので、少し詳しく紹介する(文は「青空文庫」で読める)。 フェイズ1:日常の観察、発見 寅彦先生、混雑の律動(リズム)に気付く 「停留所に立って、ものの十分か十五分も観察していると、相次いで来る車の満員の程度におのずからな一定の律動のある事に気がつく。 六七台も待つ間には、必ず満員の各種の変化の相の循環するのを認

    寺田寅彦に知識を生み出す仕方を学ぶ
    kmagami
    kmagami 2011/03/06
    単に既存の知識の組み合わせでなく、現実と思考の間を往復しながら新しい認識・知見を生み出す方法を学びたいなら、モデルを仮説として用いて思考するモデル・スペキュレーションを学ぶといい。 フェイズ1:日常の
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