事故直後からGeでスペクトルのデータを取っていた。福島のセシウム汚染は3月21日以降とわかった。また、ホールボディーカウンターの統計誤差と検出限界が出たらめであったことも発見。
関連するページ: やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識 (web ページ) 放射線の基礎をまとめた本(初めての人には、こちらがおすすめです) まだやっかいな放射線:2 年半が経って汚染と被曝はどうなっているか(web ページ) タイトル通り、2013年10月の状況をまとめました ここでは、放射線や原子力発電所について、多くの人が知りたいだろうと(ぼくが)思うこと(の一部)について、わかりやすく、要点だけを短く(←というつもりで書き出したんだけど、けっこう長くなってしまった)、でも、ごまかしのないように説明しようと思う。 本文は中学生以上なら時間さえかければ読めるはずだ。 また、もっと知りたい人のために詳しい(そして、少しむずかしい)解説もいくつか書いたし、 一部の内容については色々なところで使ってもらえるようプレゼンテーション用のスライド(目次)も用意した。 これまで、長
2011年06月06日14:45 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 「格上の人間」- 書評 - 放射線のひみつ 出版社より献本御礼。 放射線のひみつ 中川恵一 / 寄藤文平 これ、「フクシマ」抜きでもっと早く出版されるべきだった。 放射能に縁がある--ということは実は全ての人々--が手元においておくべき一冊。価格も千円未満だし。 本書「放射線のひみつ」は、東大病院放射線治療チーム、@team_nakagawa の中の人々の真中の人による、放射線を正しく--そしてあえて語弊リスクをとるのであれば「楽に楽しく」--怖がるための一冊。寄藤文平イラストのおかげでそう仕上がっている。 目次 まえがき──原発事故と放射線 第一章──言葉と単位、これだけは! 1. 放射線を語るための「言葉」から始めましょう。 2. 「被ばく(被曝)」は「被爆」ではありません。 3. 「放射能がやって来る!」はまち
2011年4月1日/4月15日 低レベル放射線キャンペーン(LLRC) 福島がんリスク計算 2061年までに福島 200km 圏内汚染地域で 417,000件のがん発症が予測される 情報源:THE LOW LEVEL RADIATION CAMPAIGN http://www.llrc.org/ Friday 1st April, 2011/UPDATE 15th April Fukushima cancer risk calculation 417,000 cancers forecast for Fukushima 200 km contamination zone by 2061 http://www.llrc.org/fukushima/subtopic/fukushimariskcalc.htm 訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会) 掲載日:2011年4月10日 更新日:20
正気を疑う文科省の学校線量基準 2011年4月20日 環境社会 コメント: トラックバック (0) フィード環境社会 最初に、見出しに強い言葉を使ったことをお詫びしておきたいが、もっと強い表現をしたいというのが本心であることも申し添えておきたい。 文部科学省、原子力災害対策本部、原子力安全委員会は、4月19日に「福島県内の学校等の校舎・校庭等の利用判断における暫定的考え方について」を発表した。その内容は「校庭・園庭で3.8μSv/時間未満の空間線量率が測定された学校等については、校舎・校庭等を平常どおり利用をして差し支えない」というものだ。 放射線管理区域の6倍で「平常どおり」 この3.8μSv/時という基準線量を見て目を疑った。放射線管理区域に設定しなければならない、信じ難く高い線量だったからだ。放射線障害防止のための放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律等は文科省が所管して
福島原発での事故のニュースは連日報道されていますが、放射能や放射線、その種類や人体への影響についてスッキリ理解できず、不安な気持ちを抱えている人も多いのではないでしょうか。『もっとわかる放射能・放射線』は、今回の事故を理解する科学的な基礎知識を約50ページにまとめたコンパクトな電子書籍。クイズからスタートする親しみやすい内容で、さらっと気軽に読むことができます。 この電子書籍を出版したのは、北海道大学の高等教育推進機構高等教育研究部に設置されている科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)。CoSTEPは、北海道大学の学生・教職員を主な対象として科学技術の専門家と一般市民のコミュニケーションを橋渡しする“科学技術コミュニケーター”を養成している組織です。 『もっとわかる放射能・放射線』はパソコン向けのPDF、『iPhone/iPod』で読める電子書籍に編集。放射能と放射線の違い
アメリカ・エネルギー省は、福島第一原発電事故による放射線学的評価を行い、同省のウェブサイト上でスライド発表をしました。空中測定システムにより334時間にわたる空中モニタリングを行い、周辺地域の1年分の積算線量を試算しています。 スライド内の図では、福島第一原発周辺地域の地図を予測される線量で色分け。もし、該当エリアに住み続けた場合に推定される1年間の線量が2レム(20mSv)以上になるエリアは赤、1~2レム(10~20mSv)のエリアは黄色、500~1000ミリレム(5~10mSv)のエリアは緑、100~500ミリレム(1~5mSv)は青、100ミリレム(1mSv)以下はグレーに塗られています(この数値には、戸外で過ごしていた場合を前提としたもので、放射性崩壊などの要因は考慮されていません)。 「1年間の線量が2レム(20mSv)以上」と予測されたエリアが、ただちに居住できなくなることを意
SF作家・山本弘のblogです。小説・アニメ・特撮・マンガから時事問題にいたるまで、いろんな話題を取り上げていきます。 HPはこちら。 山本弘のSF秘密基地 http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/ 【誤解】 放射性元素は半減期が長いものほど危険。 プルトニウムは半減期がとても長いので超危険。 【事実】 単純にそうとは言い切れません。 ヨウ素131は崩壊して8日ごとに半分になっていきますので、80日で1/1000、160日で1/100万になってしまいます。 一方、セシウム137の半減期は30.07年です。80日では0.5%、160日では1%しか減りません。 しかし、よく考えてみてください。放射線というのは元素が崩壊する際に出るものなのです。 ヨウ素131が160日間でほとんどすべて崩壊するのに対し、セシウム137が1%しか崩壊しないということは、同じ
菅谷昭(すげのやあきら)さんは、元医師であり、現長野県松本市長です。チェルノブイリ原発事故の放射能汚染により小児甲状腺ガンが増えていた東欧ベラルーシ共和国の国立甲状腺ガンセンターで医療支援活動をおこなってきたという経験をお持ちの方です。 医師として放射能汚染と対峙してきた菅谷さんが、市長会見にて記者の質問に答えるという形で今回の福島原発事故について述べておられますので、その部分を抜粋して転載させていただきました。内部被曝(ないぶひばく)について、そして、5年10年先を見通した対策を訴えかけておられます。内部被曝に関する議論の際参照しやすいよう、現在話題となっている上記部分についてのみ抜粋して記事化させていただきました。コメントなどは記事下のコメント欄へお願いします。 ===(ここから 転載)=== 【記者】 東京電力福島第1原子力発電所の事故に起因する、放射能汚染というのが、ほうれん草であ
内部被ばくに関する線量換算係数としてICRPでは,Dose Coefficient(線量係数)という数値を勧告しています。これは,1Bqを経口あるいは吸入により摂取した人の預託実効線量で単位はSv/Bqです。ただし,吸入による1Bqの摂取量とは,吸い込んだ放射能が1Bqであって呼吸気道に沈着した放射能ではないことに注意する必要があります。 また,ICRPは放射性核種それぞれについて経口または吸入摂取した作業者についての実効線量係数と子供および成人の一般公衆についての実効線量係数を勧告しています。前者はICRP Publ.68(1994)に,後者はICRP Publ.72(1996)にまとめられています。なお,線量の積分期間は,作業者および成人の一般公衆で50年,子どもでは摂取した年齢から70歳までとしています。 以下に,緊急時に考慮すべき放射性核種について,ICRP Publ.72に勧
それでは、今からの残りの時間を質疑応答にします。私も少し喋りすぎましたから、是非皆様の方から手厳しい、いわきのような質問をしてください。それでは順番にいきましょう。 Q1:昨日、炉心容器を取り出すというような報道がされました。そうすると、放射能は放出されるんじゃないでしょうか。そういう不安定な時期であるのに、心配はないといういわれはないと思うんですけれども、もしそれが本当であれば、コンクリートミキサー車、ポンプ車で炉心が安定した時にコンクリートで固めて頂ければ、本当に安心すると思いますが。それと、山下教授にですけれども、放射性ヨウ素だけを取り上げて、セシウムを問題とされないのはおかしいのではないかと思いますけれども。食物の内部被ばくに対してですね。それと、数値なんですが、福島市、10とか9とか、その辺なんですけれども、県北地域をもっと細かく測定してみますと、どういうわけか福島市役所だけが高
SF作家・山本弘のblogです。小説・アニメ・特撮・マンガから時事問題にいたるまで、いろんな話題を取り上げていきます。 HPはこちら。 山本弘のSF秘密基地 http://kokorohaitsumo15sai.la.coocan.jp/ 「クズども」シリーズを続けようと思っていたのだが、急遽、書かなくてはいけないことができた。 『妖魔夜行 魔獣めざめる』や『妖魔夜行 戦慄のミレニアム』などをお読みになった方ならお気づきかもしれないが、僕はどちらといえば反原発派の人間である。原子炉というのは危険なものだから、これ以上増やすべきではないと思ってきた。 しかし、放射線に対する一部の人々のひどい無知や、その無知に起因する重大な害は許しておけない。 今朝のニュースで見たのだか、福島県いわき市では、食料品や日用品が届かなくて大変に困窮しているのだという。 その大きな原因のひとつは、トラック運転手が放
ほうれん草についた放射能をもつヨウ素は半減期が短いので、実際には害にならないとの考えもあります。 ここで「半減期」というのは、放射線を持つものは壊れていきますので、それが、半分壊れる時間のことです。 例えば、放射性のヨウ素ですと、半減期が8日ですから8日で2分の1、16日で4分の1と急激に減っていきます。 だからほうれん草を16日ぐらい置いておけば安全になるのは確かです. ただ、わたくしが半減期のことをあまり言ってないのは、読者の人の危険を煽ろうというのではありません。 実は、放射線物質の規制値にはすでに、半減期のことも考慮されているからです。 放射線物質を含むものを扱ったり、食べたりする人はいろいろな場合があります。極端なことを言えば、ほうれん草を買ってから1万年も貯蔵しておけば、あらゆる放射性物質は「安全」という事になります。 そのようなことを言っても意味が無いので、標準的な被曝を考え
茨城県は2011年3月18日に福島県境に近い高萩市で採れたホウレンソウから、国が示した規制値の1キロあたり2000ベクレルの約7.5倍にあたる1万5020ベクレルのヨウ素131を検出したと発表した。 福島第一原発から約100キロ離れたところ絵ある.また同時に規制値を超す放射性セシウムも検出されたと報道された。 これに対して枝野官房長官は、 「被曝量は胸部CTスキャン1回分の5分の1程度である」とし、「ただちに健康に影響を及ぼす数値ではない」と強調した。 官房長官は放射線の人体に対する影響の素人であるから、この後ろに専門家がいる. 千葉市の放射線医学総合研究所の環境放射線影響研究の専門家は 「このホウレンソウの数値を人体への影響を示す単位である「シーベルト」に換算した場合、0・24ミリシーベルトになる。 人体に影響があるのは一度に100ミリシーベルトを受けたときとされており、小鉢1人前のホウ
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