大分トリニータは16日、大分市の金池小学校で、Jリーグヤマザキナビスコ・カップ(決勝=2008年11月1日、東京・国立競技場)の優勝カップを披露した。金池小学校を皮切りに、同市内の全61小学校で5月14日まで、巡回展示をする。 体育館で式典があった。全校児童約600人が参加。大分フットボールクラブの溝畑宏社長、森島康仁選手が優勝カップを持って入場。後藤哲臣校長が「11月1日を覚えてますか。夢は実現できる」とあいさつ。 溝畑社長が「優勝カップはみんなの物。ぜひ触って」と呼び掛けると、児童らから「えー、触っていいの」と驚きの声が上がった。森島選手は児童とドリブル対決などで触れ合った。守本楓さん(6年)が「トリニータが大好き。夢をあきらめないことを教えてもらえた」と謝辞を述べた。 優勝カップは1校につき1日、展示される。