FC東京の左サイドでまばゆい輝きを放っているのが、俵積田晃太だ。プロ2年目のウイングは試合のたびに対峙する相手を抜き去り、スタンドを沸かせている。5月26日にホームでガンバ大阪戦(第16節)が開催されるが、昨季の同カードで鮮烈なプレーを披露。Jリーグの舞台で存在感を高めつつあるドリブラーに話を聞いた。 上写真=FC東京の俵積田晃太は試合のたびに存在感を高めている(写真◎J.LEAGUE) 自分の間合いになれば抜ける――今季は15節を終えてJ1リーグでは14試合に出場しています。6節以降の10試合で先発し、12節の札幌戦ではクロスに飛び込んで今季初ゴールも決めました。 俵積田 今まで、あれほど全力疾走してゴール前に入っていって決める形はなかったので、決められて良かったとは思います。あのときは集中できていたので、しっかりボールをとらえることができました。 ――「集中していた」というのは相手に先