サッカー フットサル コラム 2020年11月30日 育ってきた新世代の日本のGK。ACLでも2人の若手GKが活躍中 後藤健生コラム by 後藤 健生 印刷する 新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期されていたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)がカタールでの集中開催という形で再開された。12月19日の決勝戦までの長丁場だ。日本から参加している3クラブは中断前にすでに第2節までを消化していたので決勝進出した場合には8試合を戦うことになる。一方、すべての試合が未消化だった中国のクラブの場合はカタールの地でなんと10試合を戦うことになる(この大会が始まった今年の2月には、中国が感染拡大の中心地だった)。 そして、日本の3クラブは再開初戦の第3節、第4節ですべて中国のクラブと対戦した。過密日程を考えてどのクラブもメンバーを大幅に変えながら戦った6試合。結果は、日中双方が3勝3敗と全く互角の結果だ
また、FC東京から海外へ選手が移籍していった。久保建英、橋本拳人に続いて室屋成。この1年で3人目だ。FC東京に何が起こっているのか。指揮官・長谷川健太監督がチームにもたらしたものとはーー。 ※その2はこちらより ■西野朗と長谷川健太の優れた共通点 2018年のロシア・ワールドカップ直前に監督に就任して、日本代表をラウンド16進出に導いた西野朗も似たようなタイプの指導者だ。 日本代表監督としては、就任から大会までに時間がなく、また、大会直前を除いて合宿を一度もできない状況だったので当然のことかもしれないが、細かな戦術指導などはせずに、西野は選手本来のプレーをさせることに集中した。ミーティングでも西野が指示を与えるよりも、選手たちに話をさせることが多かったという。 代表監督としてだけではない。西野は柏レイソルやガンバ大阪など、Jリーグでも実績を残した監督だが、戦術を駆使して戦うタイプの指導者で
また、FC東京から海外へ選手が移籍していった。久保建英、橋本拳人に続いて室屋成。この1年で3人目だ。FC東京に何が起こっているのか。指揮官・長谷川健太監督がチームにもたらしたものとはーー。 ※その1はこちらより ■ベテランや中堅が新たな才能を開花させるFC東京 FC東京は第10節終了時点で4位につけている。首位の川崎フロンターレとは大きな勝点差を付けられているが、悪い成績ではない。ただ、昨シーズンは最終節の直接対決まで横浜F・マリノスと優勝争いを繰り広げていただけに“出遅れた感”は強い。良い試合とそうでない時の振れ幅も大きいような気がする。 しかし、選手個々のプレーを見ると、昨シーズン以上にプレーが充実している選手が室屋以外にも何人もいる。 たとえば、ディエゴ・オリヴェイラ。かつては、技術もあり、純粋なFWとして攻撃の中心となっていた選手だが、今ではもちろんこれまでの通り攻撃の中心でもあり
いよいよ完成が間近に迫ってきた新国立競技場だが、五輪終了後の「後利用」問題を巡っては迷走状態が続いているようだ。2017年には「五輪終了後は球技専用に改修する」と決まっていたのだが、先日、一転して「陸上トラックを残すことになった」と報じられたのだ。 公開された、完成間近の新国立競技場の内部 しかも、その最大の理由は「陸上競技振興のため」とかでなく、「改修費がかかりすぎるから」というのだ。まったく理念のかけらも感じられない論議が続いている。 1500億円超という巨費を投じて建設される新国立競技場。完成後は維持費だけでも毎年20億円以上がかかると言われている。 シンプルな構造の旧国立競技場に比べて、構造が複雑な巨大スタジアムは維持費も跳ね上がるのだ。従って、採算が取れる見通しもまったく立っていないのが現状だ(もちろん、あの「ザハ・ハディド案」に比べれば建築費も維持費もかなり縮小されてはいるのだ
日本代表は2015年の新年を「合宿」の中で迎えた。ターゲットは1月9日に始まるアジアカップ豪州大会。連覇を狙う日本代表は1月12日のパレスチナ戦を皮切りに、タフなスケジュールで、この大陸選手権を戦っていくことになる。アギーレ監督の八百長疑惑という騒動の中で、僕らの日本代表に願うことは何か。まずはベテラン記者・後藤健生が、アギーレ監督と日本代表について語り切る。 ▼アギーレ問題は、むしろ明快な状況だ いよいよ開幕が間近に迫ったアジアカップ。日本代表は、その大事な大会を「八百長問題」で揺れるハビエル・アギーレ監督の下で戦うことになる。 日本国内では「八百長」という言葉が独り歩きし、またマスコミがスキャンダラスに取り上げたこともあってダーティーなイメージを持たれてしまったアギーレ監督だが、報じられている限り、問題は単にアギーレ監督の口座にクラブから入金があったということだけのようだ。 要するに、
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