JJPは「国際経験」を一つの項目として掲げ、Jリーグ選抜やJリーグのアカデミーチームの海外遠征の予算を支援することに加え、国内での国際ユース大会実施も支援。Jリーグインターナショナルユースカップの拡充などがその代表例だ 「JJP」という言葉をご存知だろうか。「JFA/Jリーグ協働事業(JFA/J.League Cooperative Development Programme)」の略称で、JFA(日本サッカー協会)とJリーグが組織の垣根を越えて次世代の選手育成に投資していこうという試みだ。 2015年に立ち上がったこのプログラムは「フットパス」「国際経験」「全国指導者研修」「データベース」の主要項目から構成されており、それぞれの分野に予算を付けながら、新たな試みとして行われてきた。財源となったのは、もともとJリーグが日本サッカー協会に納めてきた「協会納付金(入場料収入の3%の納付義務がある