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本と人物に関するlittleumbrellasのブックマーク (8)

  • 世界初の抗生物質を作ったのは日本人だった! …なのになぜ無名? | ダ・ヴィンチWeb

    結核、梅毒、コレラ、チフスなどの感染症は、死につながる恐ろしい病気だ。感染という名の通り、1人が罹れば周りの人も罹る可能性がある。これらの感染症は、長い間有効な薬や治療法がなく、なぜ病気になるのか、なぜうつるのか、原因もわかっていなかった。ようやく19世紀に原因となる病原菌が発見されたが、治療法は自己免疫力に頼るのみだった。 こうした中、ある時を境に人間が病原菌に対して圧倒的優位に立つ。きっかけとなったのは、抗生物質の誕生だ。 『サルバルサン戦記 秦佐八郎 世界初の抗生物質を作った男』(岩田健太郎/光文社)は、明治6年生まれの日人、秦佐八郎が、世界初の抗生物質「サルバルサン」を開発するという史実を元にした小説である。 秦佐八郎による、世界初の抗生物質開発秘話 明治42年1月、37歳の秦はドイツ・フランクフルトのある研究所を訪れる。所長は、免疫の研究で、ノーベル生理医学賞を穫ったばかりのパ

    世界初の抗生物質を作ったのは日本人だった! …なのになぜ無名? | ダ・ヴィンチWeb
  • 昭和天皇の苦難と成長 『昭和天皇伝』 (伊藤之雄 著) | 書評 - 文藝春秋BOOKS

  • 『震災復興 後藤新平の120日』

    後藤新平が関東大震災のときにいかに考え、いかに行動したか。当時の後藤新平についての記録を整理し、大震災翌日の内務大臣任命からの120日に焦点をあててた編集(後藤新平研究会)のセンスが光る好著である。この120日は虎の門事件による山内閣の瓦解によって区切られるのだが、同時に僕の調査したかぎりでもまさに後藤の退場と同時に当時のマスメディアの多くは震災への関心を失った(記事が急減する)。日人は忘れやすい国民だ。だが後藤新平は高橋是清とともに何度も現代の日で語られ続けてもいる。この忘却と想起のバランスがどのような教訓をわれわれに与えるだろうか? さて後藤は大臣任命直後にすでに予算規模30億円の巨額で、「欧米最新の都市計画」を採用すべし、と復興政策を独力で案出している。しかも9月4日にはさらにその案は具体性をもつ。今日でも意義があるので下に後藤が9月6日に閣議に提出した「帝都復興の議」の要点を

    『震災復興 後藤新平の120日』
  • 「スターリン―「非道の独裁者」の実像』書評 20世紀はどんな時代だったのか|好書好日

    スターリン 「非道の独裁者」の実像 (中公新書) 著者:横手 慎二 出版社:中央公論新社 ジャンル:新書・選書・ブックレット 「非道の独裁者」はなぜ今もロシアで支持されるのか。ソ連崩壊後の新史料をもとに、グルジアに生まれ、革命家として頭角を現し、ソ連の最高指導者としてヒトラーやアメリカと渡りあっ… スターリン―「非道の独裁者」の実像 [著]横手慎二 20世紀のある時期に誕生し、70年余の生命を保ち、そして崩壊したソ連の社会主義政権。その前半期を担ったのがスターリンである。彼の没後、指導部の一員だったフルシチョフは、「粗暴、大粛清、軍事的失敗、個人崇拝」の4点を挙げて、スターリン批判演説を行った。 同時代史の中でゆれ動くスターリン像から少しずつ客観的、歴史的に実像が練られている。書は未公刊の資料は使用していないが、近年ロシアで明かされている文書も引用して、新たに実像に迫る意欲的な書である。

    「スターリン―「非道の独裁者」の実像』書評 20世紀はどんな時代だったのか|好書好日
  • 祥伝社40周年記念作品『ガリマール新評伝シリーズ 世界の傑物』

  • 姜 克実『石橋湛山』

    「ナショナリズムの超克」−姜先生によればこのテーマこそ石橋湛山が最後に残したメッセージだという。戦前からの小国主義の立場、特に政界の第一線を引退してから強まった脱冷戦的な発想を引き継ぐ石橋の思想であり、今日的な意義がある、我々が立ち向かわなければならない問題だ。この石橋湛山の生涯とその業績の全体像を明晰な文体と分析でまとめあげたこの著作は、いまの日社会に石橋が残したものを再検討する素材を十分に提供したものである。 書ではいままでの著者の石橋湛山研究の成果がふんだんに盛り込まれている。僕も姜先生の著作のほとんどを読んできたので、この一般にも読みやすい石橋の伝記は、いろんな意味で喜ばしい。特に今日でいうデフレ脱却論争ー金位解禁論争と言われるものーに至るまでの湛山の思想形成とその内容が、僕にはとても参考になった。 1 湛山の思想形成には日蓮宗的な宗教教義よりも、その初期には「血気の多い素朴

    姜 克実『石橋湛山』
  • 福田和也「旅と書物と取材ノート」 | 現代ビジネス @gendai_biz

    「EVはガソリン車よりも環境負荷が小さいとは言えない」…!中国に使い捨てられた「EV墓場」が次々に生まれる「深刻なワケ」

    福田和也「旅と書物と取材ノート」 | 現代ビジネス @gendai_biz
  • The Ideal Librarian - 自分のいる図書館のすべての書物を読むことができた最後の司書

    史上最高の司書は誰か? この問いは「歴史上実在した」という意味を含んでいる。 自分の図書館にあるをすべて読んでいる司書は、今ではフィクションの中にしか存在しない※。 ※ フィクションには、『鋼の錬金術師』のシェスカ、『神のみぞ知るセカイ』の汐宮栞、『少女海賊ユーリ』のボルド、『武蔵伝II ブレイドマスター』のリコッタ、『冬のロンド』のダイアナ・ルミアウラ、京都大学附属図書館マスコットキャラクターのクラちゃん、インちゃん……と、このリストはいくらでも続けることができるだろう。 図書館はもはや個人の手に負えないものになってしまった。 あるいはこうも言える。 人類はすでに/とうの昔に、個人が読むことができる以上の書物を生み出すようになってしまった。 しかし書物の数が爆発的に増えたのは、人類の歴史の中で見れば、それほど古いことではない。 現在、世界最大の蔵書を誇るアメリカ合衆国の議会図書館も、1

    The Ideal Librarian - 自分のいる図書館のすべての書物を読むことができた最後の司書
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