バブル時代後期、レジャー産業の活性化のなかで、プロサッカーリーグ発足の機運が高まり、Jリーグは誕生した。(C)SOCCER DIGEST 画像を見る 『AKB48の経済学』著者がJリーグを多角的に考察する短期集中連載。 最終回は、JリーグとAKB48の類似性について考察する。 現在、Jリーグはアイドルグループ、AKB48と似たような状況に置かれているという。というのは、JリーグもAKB48も、デフレ経済に強いビジネスモデルを追求してきた面があるからだ。 しかし、これからの“ポストデフレ時代”には、そのビジネスモデルが足かせになる可能性がある。Jリーグが復活し、さらに発展するためにはなにが必要なのか――。 日本経済思想史と日本経済論を専門とし、リフレ派論客として活躍するだけでなく、AKB48などポップ&サブカルチャーにも詳しい経済学者の田中秀臣氏に話を聞いた。 ――◆――◆―― ――前回は、