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のべらっくすに関するmacchaunoのブックマーク (31)

  • 9月8日追記 【なつやすみの宿題 57577】感想と自己解説 - 片道書簡→

    novelcluster.hatenablog.jp こちらの企画に参加しました。 短歌の鑑賞の仕方はまったくわからない私ですが、拙いながらも感想を記していきたいと思います。 (技巧的なことは当にわからないので「ここが好きでした」ということをメインに) nerumae.hateblo.jp 卯野 (id:macchauno)さん 「未成年短歌」と銘打っていらっしゃるんですが、未成年の中でも高校生をイメージしました。 マークシート、点Pという言葉からかな。 中学生でも使うか、と感想を書いてる今、思いつきましたが。 特に好きなのはプール2首です。 私が通っていた高校にはプ―ルが無くって、プールに入れる夏ってそれだけでなんか青春何割か増しです。 (市営のプールに行けば良かったんだけど) そんなプールの底に「恋だとか友情よりもうつくしい」ものを探しに行くんですよ? これね、最初は男子女子の間のこ

    macchauno
    macchauno 2016/09/01
    丁寧な感想をありがとうございます!夏、炭酸、思春期、エロスはワンセットですよね。わかります。
  • 短編小説の集い「のべらっくす」第22回:感想編 - Letter from Kyoto

    今回第11回以来、1年ぶりぐらいに参加したのべらっくすでした。「海」っていうテーマは万人にとって馴染みと思い出があるため非常に書きやすく、ぱっと思い浮かんだ内容ですぐに書き終えることができた。さて、自分の解説はあとに置いといて、他の人の作品を見てみよう。 海に於ける誇張 - Almost Always 海へ向かうカップルの話。このカップルは女性の立場が強く、男性はついていくような感じだ。女性はサバサバしており、ついていく男性は細かいことをいろいろ気にしている。でも二人は決して仲が悪いわけではない。どちらかが不満を抱いているわけでもない。お互いの性格がちょうどうまい具合にバランスをとっている、それをカップルも自覚している、そういった仲睦まじい様子が描かれている。傍から見てうまくいっているのかどうかよくわからないカップルでも、実はお互いそれが自然な形であったり、よく見ればそのアンバランスさが調

    短編小説の集い「のべらっくす」第22回:感想編 - Letter from Kyoto
    macchauno
    macchauno 2016/08/01
    感想多謝です。川添さんのあれ一人が延々と語りだしてるあたりから不安になった。
  • 「山の犬」 第八回 短編小説の集い - 虫篝

    2015-05-26 「山の犬」 第八回 短編小説の集い 小説 短編小説の集い はじめまして。巴莉(ともり)と申します。 短編小説の集い「のべらっくす」さんに初参加します。 昨日の記事で時間的に難しいと書いたのですが、なんとか書き上げることができました。 生まれてはじめて小説を書いたのは数ヶ月前、当に素人なので、恥ずかしさでいっぱいです。 ブログもやったことがなく、ないない尽くしでとても緊張しております。 小説の中身はもちろん、ブログ運営などでも目に付く点がありましたら、ご指摘いただけると嬉しいです。 どうぞよろしくお願いいたします。 第八回:お題「緑」 【第8回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」novelcluster.hatenablog.jp 山の犬 面接からの帰り道、駅前でみどり色の犬を見た。  犬は駅の出口から少し離れた生け垣の前に行儀よく

    「山の犬」 第八回 短編小説の集い - 虫篝
  • カエルくん(第8回短編小説の集い 参加作) - 空想少年通信

    はじめに 短編小説の集い「のべらっくす」さんへの参加作です。通算四つ目。 今回のテーマは緑だそうです。オフコースの曲に「緑の日々」って言うのがありましたね。 novelcluster.hatenablog.jp さて、今回は「カエルくん」。ふたりは友だち、とか、セサミストリートのカーミットとかいろいろ思いつくんですけど、カエル顔でカエル好きなカエルくんのなんてことはない話。3000字弱です。 では、続きを読むからどうぞ。 「カエルくん」 カエルくんは顔がカエルに似ているからカエルくんと呼ばれている。 人はアマガエルのつもりでいるが実際にはトノサマガエルくらいの感じだ。大きな体と大きな手足。大きな口は愛敬があるようにみえなくもないけれど。 身の回りのものもカエルのイラストが入っていたり、緑色のものが多かったりする。カエルくんはいつも白いポロシャツに濃い緑色のパンツ、緑色のかばんといういでた

    カエルくん(第8回短編小説の集い 参加作) - 空想少年通信
  • ひとかりしちろ 第8回 短編小説の集い参加作品 - 菅野樹のよもやま

    2015-05-20 ひとかりしちろ 第8回 短編小説の集い参加作品 【第8回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」novelcluster.hatenablog.j 今回のお題は「緑」。 うん、緑。 よろしくお願いいたします。 ひとかりしちろ 気が付けばいつの間にか虫ばかりが騒ぐ季節。何時ものように、黙々と山道を歩いていた七朗はそれに気付いて、足を止める。天空には満月があり、木の影、草の影がくっきりとし、そうして彼の影も足元に伸びていた。己の影の、その背が丸くなっている。息をするのも忘れるほどに、歯をいしばっていたらしく、無精髭に覆われ罅割れた唇から小さな溜息が漏れた。 ここのところ、「商い」がうまくいかずに、うにも困る日が続いている。元の色は何色であったのか、汗と汚れで鈍色になった小袖、黒袴はあちこち擦り切れている。首には煮物のような色になった布を

    ひとかりしちろ 第8回 短編小説の集い参加作品 - 菅野樹のよもやま
  • 【第6回】短編小説の集い とりまとめ - 短編小説の集い「のべらっくす」

    はーい! お待たせしました、今月のとりまとめでーす! 今回は締切直前にインフルエンザになるし年度が新しくなってちょっと忙しくなったりでどうなることかと思ったけれど、企画がにぎわってくれるのが一番元気をもらえるなぁと支えられていることを感じた次第です。さてさっそく行って見ましょう! novelcluster.hatenablog.jp ronpoku.hatenablog.jp 久しぶりのろんぽくさんのお話は雰囲気が変わらず、というか更に突き詰めたところがあって素敵だなぁと思いました。桜からコノハナサクヤヒメ、そして燃え盛る産屋での出産エピソードをろんぽくさん風にアレンジした今作からは「強い執着」以上の「妄執」のようなものを感じました。短い言葉で畳み掛けるような表現が更に読者を追い詰めるところが静かに燃える心を駆り立てますね。 lfk.hatenablog.com こちらで感想を書くのははじ

    【第6回】短編小説の集い とりまとめ - 短編小説の集い「のべらっくす」
    macchauno
    macchauno 2015/04/09
    おつかれさまどしたー。かずたかちゃんです。
  • 『桜の花』あとがきのようなもの ~絵本と児童書も紹介します - バンビのあくび

    昨日は息子の入学式でした。 中学校の入学式ともなると、小学校よりさらに淡々と進んで行きます。 校長先生はやたらと「自立」を連呼していました。そんで20分ぐらい喋ってました。ちょいと話が長いからまとめた方が良いと思いました。 中学校の校舎はまだ築5年程度で新しいため、中が素敵な造りとなっておりました。教室の天井がフラットではなく、かまぼこをひっくり返したような形をしていました。真ん中が下がっているのです。あれは採光を考えてのデザインなのかしら?私が知っている四角い校舎とはえらい違いです。 体育館と教室の間にはよくある渡り廊下はなく、全部が1つの大きな建物になっていました。なんだかすげぇのです。 色々面白そうなので、授業参観へ行った時にでもちょっくら探検してみようと思っていますー。 *** 先日、こちらのお話を書きました。 bambi-eco1020.hatenablog.com 息子の卒業式

    『桜の花』あとがきのようなもの ~絵本と児童書も紹介します - バンビのあくび
    macchauno
    macchauno 2015/04/08
    あったかかったです/マールとおばあちゃん読んでみたい
  • のべらっくす【第6回】短編小説の集い サクラの散る日 - ファンタジー頭へようこそ!

    何とか仕上げました。 のべらっくす【第6回】短編小説の集い、テーマは「桜の季節」 novelcluster.hatenablog.jp 少しだけエロいです。そして字数500字程オーバー 。 もっと推敲したかったけど、残念。 サクラの散る日 列車の窓から見える風景が、だんだんと緑が深くなっていく。 雄一郎はそんな緑を目で追いながら一つ大きくため息をついた。 彼是、十数年はたつだろう。 学問という言い訳をこしらえて、彼は少年期を過ぎると早々に家を離れた。都会から半日はかかる田舎。その距離を言い訳にして、彼が実家に足を踏み入れることはなかった。 出来ることならば永遠に家には戻りたくはない。 彼の心中はそればかりだったが、今度ばかりは戻らない訳にはいかなかった。 気丈で頑健なあの父が病で倒れたと言う連絡が入ったのだ。 雄一郎は幼いころ身体が弱く、近所の子どもたちとの遊びも喧嘩も好まず、それから逃げ

    のべらっくす【第6回】短編小説の集い サクラの散る日 - ファンタジー頭へようこそ!
    macchauno
    macchauno 2015/04/04
    いろんな辛さのアソートパックみたいな。でもこの不自由さってちょっと前まで普通だったんだよなあ。
  • 短編小説の集い「のべらっくす」第6回:感想編 - Letter from Kyoto

    僕ごときが他人の文章を評価するなんておこがましいのですが、ブクマに感想を書きまくってます。それをまとめただけの今回は手抜きでいかせてもらいます。感想は一読者として思ったことを率直に書いているため、全然的はずれな内容も多いかと思います。執筆者の中で不快に思われたらどうぞ消してください。 この第6回で個人的に大賞だった、つまり一番面白かったのを2つ挙げたいと思います。 スポンサードリンク Letter from Kyoto大賞 桜の嘘 (第6回 短編小説の集い 参加作) - ライティング・ハイ [のべらっくす] レベル高え…。流行や日常を取り入れているのにも関わらず、普遍的な時間の経過に対するやるせない思いと変わらない心。過去は変えられないんですよね。現在はもう変わってしまったんです。泣けるわ。 2015/04/01 07:51 ライティング・ハイさんの「桜の嘘」です。いや当に僕なんかが評価

    短編小説の集い「のべらっくす」第6回:感想編 - Letter from Kyoto
    macchauno
    macchauno 2015/04/04
    ブクマ感想マラソンおつかれさまでしたー。他の読者の受けとり方もおもしろい。
  • 『春を売る前』/祝♡初☆短編小説投稿作品! - 雑記

    novelcluster.hatenablog.jp 始めて参加させていただきまシュ! 何かしらの爪あとを残すべく、ちょっとエッチな作品書いてみました! 自分で言うのもおこがましいこと甚だしいのですが、じっくり読んでいただければ幸いです☆ (ギリギリ投稿でごめんなさい、推敲していました・・・)m(__)m ⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓ 『春を売る前』 4941字 男はずるい。 悩み話はつまらないのに、理想の描き方はわりと現実的。 女はその逆。 * あっもう私のクラスの番だ。最後のG組だから、それまでには治まると思ってたけど、今日という日はさすがにお盛んね。 二十七番なんてあっという間に来ちゃうだろうなあ、まずいなあ。そもそも『竹内』で二十七番ってどうなの?遅すぎるでしょ。どんだけ『あ・か・さ行』の人間で固めてるのよ先生。エ

    『春を売る前』/祝♡初☆短編小説投稿作品! - 雑記
    macchauno
    macchauno 2015/04/01
    表現が所々凄くユニークで面白い。一番書きたいのに絞ったのもうひと作品読ませてもらいたいです。
  • 桜の木の闇の奥 - あざなえるなわのごとし

    ※昼休みに五分くらいで考えたのでこんなもんです 「宴もたけなわではございますが」 と言う言葉は、盛り上がっているからこそ意味がある。 花見をしようと男三人で公園へ繰り出しレジャーシートを張って花見を始めたはいいが、日が沈み徐々に暗くなる中、照明として持ってきた一昔前のコールマンのランタンはひとつしかなく薄暗く、もはや桜は闇の向こう。 照らされるのは男三人の顔ばかり。 もともとこの辺りは住む人間が次々自殺すると言う噂の幽霊屋敷の近くのせいか、あまり誰もやってこない穴場。 そこでオレたちは、逆張りすべくやってきたわけでして。 昼とは打って変わって強い北風が吹きすさび、花見どころか鳥肌が立つ始末で、なぜか三人とも意地で帰ろうとせず花見を完結させるべく小刻みに震えつつ耐えている。 このクソ寒いのにキンキンに冷えたビールを流し込む自主的な拷問。 薄明かりの中、冷たい花見弁当をつまみに、冷たいビールを

    桜の木の闇の奥 - あざなえるなわのごとし
  • 菩薩桜 ― 【第6回】短編小説の集い 投稿作品 - 心は空気で出来ている

    novelcluster.hatenablog.jp 最初、上のリンク先を間違えて投稿しちゃったけど、直してる間に日付跨いだかな。一応、この記事の投稿時間は ”2015/3/31 23:58:43” になってますけど。どうなんでしょう。 『菩薩桜』 村の共同墓地の一角に、大きな桜の樹が立っている。幹の周囲は、大人2人が両手を回してやっと届くかどうかという太さである。その厳かな佇まいが先祖の墓を見守る姿から、村人たちはその桜を、親畏敬と親しみを込めて『菩薩さん』と呼んだ。 佐兵衛は村で評判の働き者で、今は亡き両親の遺した田畑をひとりで守っていた。村の世話焼きたちは、なんとかして佐兵衛に嫁を娶らせようとあれこれ策を講じたが、次から次へ舞い込む縁談を、佐兵衛はのらりくらりとかわし続けた。 毎朝、両親の墓を手入れし、菩薩桜に手を合わせて仕事に行くのが佐兵衛の日課である。寒さが遠のき、鶯の幼い声も聞

    菩薩桜 ― 【第6回】短編小説の集い 投稿作品 - 心は空気で出来ている
    macchauno
    macchauno 2015/04/01
    毎度ながら味のあるラストでした
  • 刹那に散りゆく定めと知りて - OK 余裕

    ピンク色に染まったアスファルトの上に、風といっしょに、満開に咲く桜の花びらが次から次へとやってくる。今日はとても暖かい。というよりも暑い、といった方がいいかもしれない。マキオは羽織っていた上着のジャケットを脱ぎ、ズボンのポケットに入っていたハンカチで額の汗を拭いた。 「やべぇ、時間ねぇな。バスまであと45分しかねぇ。つか腹へった。。」 転勤になった初日、全く土地勘のない場所に顧客先への挨拶回りで訪れたわけだが、予想以上に時間がかかってしまい相当体力を消耗してしまっていた。桜の木の下でお弁当というよりも、とにかく涼しい場所でご飯を済ませて社へ戻りたいとマキオは思っていた。 「すいません、僕この辺、初めて来たんすけど、近くにご飯たべれるようなところってないすかね??」 「おめぇココ何屋だと思ってんだよ!?」 店番をしていた店主にそう返され、恐る恐る表の看板を見上げると特太ゴシック体で書かれた

    刹那に散りゆく定めと知りて - OK 余裕
    macchauno
    macchauno 2015/04/01
    くーーっそ笑ったw 中後盤粘ればちゃんといけると思います
  • 鉄板の上の花見 -短編小説の集い宣伝- - 無要の葉

    2015-03-31 鉄板の上の花見 -短編小説の集い宣伝- 北の玄関口と呼ばれる公園の春はそれまで通り、青い空と桜の木が主役だった。 「はいよ、おまちどう」 花見客で賑わう沿道には露店が立ち並び、ソースや醤油の焦げる匂いが行きかう人々の欲をそそっていた。 「しっかし、こんなご時世でも花見なんて呑気だなァ」 「内地のお偉いさんのお偉い風習は簡単になくならねェんだよ」 隣り合った焼きそば屋の店主と唐揚げ屋の店主が客の切れ間にボヤいた。 「だよなァ。俺ァこれなもんで」 焼きそば屋の店主が膝を叩いた。その左足は膝から下が義足になっていた。 「この辺の奴ァみんなそうさ。中東ですか?」 「いいや、アフリカだ」 「随分と遠い所へ」 「おかげで日に戻ってこれたけれどよゥ」 焼きそば屋の前に硬貨を握りしめた子供がやってきた。店主が代金を受け取ると、屋台に据え付けられた人型のマシンが鉄板から焼きそばをす

    鉄板の上の花見 -短編小説の集い宣伝- - 無要の葉
    macchauno
    macchauno 2015/03/31
    電脳化前後のお話でしょうか
  • 蕾 - 【第6回】短編小説の集い - このはなブログ

    「ほんで、4月からどうすんの。」 「どうすんのって、何が。」 黒い空にぽっかりと浮かぶ白い月に向かって、アカリはふうと煙を吹きかけた。 「何がって、働いたりしないの。」 「働いてるじゃん。」 手に持った缶ビールを傾けてグビリとひとくち飲む。 ヤニ臭い口の中もアルコールを流し込めば気にならなくなった。 「それはバイトでしょ。」 「バイトだって働いてることに変わりないでしょうよ。」 なんだか面倒臭いことを言うケイスケにも煙を一息吹きかけながら、アカリは投げやりに言った。 ついこの間までコートの襟に首を埋めないと外を歩けなかったのが嘘のように、今は生暖かい風がアカリの身にまとわりついて彼女の心をざわつかせた。 「まあ、いいや。アカリがそれでいいなら。」 そう言ってケイスケはアカリが手に持つ缶ビールを奪いとり、グビリとひとくち飲んだ。 男の人が飲み物を飲む姿はどうしてこうもセクシーなのだろうと、気

    蕾 - 【第6回】短編小説の集い - このはなブログ
    macchauno
    macchauno 2015/03/31
    この尺でバチコーンと終われるのカッコいい
  • 『桜の花になれなかった人のために』 - K Diary

    ※タイトル変更 novelcluster.hatenablog.jp 第0回以来、久しぶりに書いた。しんどい。突っ込みどころが満載だけど、どうぞ。 ★★★ 卯吉はめっちゃムカついていた。博多弁で言うとちかっぱい腹立っとった、といったところか。なんで、めっちゃムカつき、且つちかっぱい腹立っとったかというと、普段卯吉が読書をするために訪れていた井の頭公園が人、人、人、そして人。人しかいないような状況だったからである。たまに犬とかもいたが。卯吉は柴犬を好む。そんなことはどうでもいい。卯吉の井の頭公園、というか井の頭公園は別に卯吉のものでも何でもないのだが、卯吉は「俺の井の頭公園」だと思っているのでそう書いたのだが、それはともかく、そこは人で溢れかえっており、優雅にブックオフの100円コーナーで購入した文庫を読むような余裕が無い。いや、人で溢れかえっているだけならばまだしも、そこに集まった彼らは

    『桜の花になれなかった人のために』 - K Diary
    macchauno
    macchauno 2015/03/31
    この企画史上いちばんゲっタゲタ笑った
  • 『桜の少女』 - さらさら録

    今回も参加しましたよー。 【第6回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」 個人的な話をすると3月下旬はトラウマの季節で、無意識のうちに自分を守るために感情の波がとてもとても小さくなってしまうんです。その中で何かを書くってことはとてもしんどくて何とか書き上げた状態ですが、それでも書いたものを読んでもらわないと何も始まらないということでアップいたしまする。 っぐしゅん、と大きなくしゃみをひとつして、紗夜は涙目で桜を見上げた。花粉症の紗夜の目の前には大きな桜。家の近くの緑地公園に植えられているこの桜は、1ヶ月ほど早くやや濃紅の花を咲かせる。春先取りの気温の中でふいに冷たい風に頬を撫でられ、紗夜はあの日のことを思い出した。 「ねえねえ、ひょっとしてメイコー受けたの?」 寝転がる紗夜を覗き込んで、見慣れない名札と校章をつけた少女が言った。紗夜は慌てて上半身を起こした

    『桜の少女』 - さらさら録
    macchauno
    macchauno 2015/03/31
    しんどいなかおつかれさまでした/こういう色恋未満が好み
  • 第6回短編小説の集い「ブルーミンシンドローム」 - nerumae

    http://novelcluster.hatenablog.jp/entry/2015/03/20/000000novelcluster.hatenablog.jp 参加させていただきます。ぜろすけ氏運営多謝でございます。 毎度忌憚ないご感想おまちしております。 他の人のも読んで書いて読解力あげるぞう☆ お題「桜の季節」 タイトル「ブルーミンシンドローム」 文字数 3697字 ーーーー photo by shelbyursu 3軒隣のわこの首につぼみらしきものが見えはじめたのは卒業式が終わってそろそろ一週間のうららかな午後のことだった。 「ね?」 あるでしょ?と金色に脱色した後ろ毛をかきわけてわこはうなじのそれを見せた。ぼこぼこと節くれだったわこの頚椎左よこにある2つのそれはぱっと見、吹き出物のようだった。 私は顔を近づけてよく見た。たしかにそれは何かのつぼみだった。樺色の節の先端には膜

    macchauno
    macchauno 2015/03/31
    読んでもらえて嬉しいです。ありがたい。
  • 「花闇」 (第6回短編小説の集い 参加作) - 菅野樹のよもやま

    2015-03-29 「花闇」 (第6回短編小説の集い 参加作) 【第6回】短編小説の集いのお知らせと募集要項 - 短編小説の集い「のべらっくす」novelcluster.hatenablog.jp 初参加させていただくことに。何時ものような話だけれども。三人称にて。 「花闇」 小さな村の外れにある、まるでその地を見守るような桜の木は、身を大きく捩った太い幹をしていた。一度、落雷に引き裂かれたというが、それでも枯れることはなく、二股の大きな木となって、村を見下ろす。枝は薄紅色に染まり始め、あともう少しもすればこぼれんばかりの花を咲かせるに違いない。枝をよく見れば、小さく固い蕾が時を待っていた。 夕闇の迫る頃、その木の根元で一人の女童が声を押し殺して泣いていた。派手な紅色の小袖を着て、唇と目元に紅をさしているが、まだ愛らしい顔(かんばせ)には、幼さがある。ひーひー、とまるで苦しむ小鳥のような

    「花闇」 (第6回短編小説の集い 参加作) - 菅野樹のよもやま
    macchauno
    macchauno 2015/03/31
    ぐんぐん引きこまれてしまった
  • 「願い桜」(第6回短編小説の集い 参加作) - 空想少年通信

    はじめに 「短編小説の集い のべらっくす」さんの企画に参加再び。 novelcluster.hatenablog.jp 今回は「桜の季節」ということです。卒業とか入学とか桜の森の満開の下とか、いろいろあるんでしょうが、古い桜の樹ってなんか願いを叶えてくれそうだよなあと常々思っているところからの話です。あんまり春関係ないかも(レギュレーション守れよ)。 今回は4000字弱。自分としてはわりと標準的な長さ。飽きる前に書き終わり、飽きる前に読み終わる。 今回は三人称。大丈夫かな。それでは続きを読むからどうぞ。 「願い桜」 市の外れ、高台にあるこの学校には一つ言い伝えがある。 「桜が咲く直前に学校にあるいちばん古い樹に、その年一番最初に願い事をすると叶う」 いつからそんなことになったのか、誰が言い出したのかなんか誰も知らない。部活の試合でレギュラーになる。好きな人に告白する。志望校に合格する。みな

    「願い桜」(第6回短編小説の集い 参加作) - 空想少年通信
    macchauno
    macchauno 2015/03/31
    三人称で視点が移動してるけど人物の書き分けがしっかりしてるから読みやすい/消えたい気持ちも思う気持ちもわかります