「性暴力」をめぐる報道が少しずつ増えている 女性に対する「性暴力」の被害の実態がいろいろな形で明らかになっている。 #MeToo運動の広がりなどでこれまで被害を受けても口をつぐんできた被害女性たちが少しずつ声をあげ始めたからだ。 とはいえ、まだまだ被害にあった当事者の「自己責任」や「本人にも非が」などと被害者を責める風潮は今もこの国には根強い。 特に震災などの「非常時」になると、とりわけそうした傾向が強くなってしまう。被災者がいる避難所や仮設住宅などで子どもや女性がレイプなどの性暴力被害にあうケースはこれまでごく一部の関係者にしか知られてこなかった。 被災者であるという”弱み”。周囲の善意に依存せざるをえない弱み。避難所などは被災者全員が不自由や苦労を共有することで苦情や抗議、権利主張をするのをはばかる空気などで「声」をあげられない構図。そんな背景があるからだろうか。 「災害時の性暴力」の
三重県松阪市で開業する整形外科医院内で30代女性の体を触った上、片目にけがをさせたとして、津地検は26日、強制わいせつ致傷罪で「まんのう整形外科」の萬濃裕司院長(53=同市)を在宅起訴した。捜査関係者によると、女性は片目がほぼ見えない状態になった。女性は患者ではないという。 起訴状などによると、萬濃被告は2015年3月24日、医院内で椅子に座っていた女性の胸を触ったり、額にキスをしたりするなどしたとしている。女性は避けようとして椅子から転落し顔面を強打。片目に全治不能のけがをした。 県警が強制わいせつ致傷容疑で17年11月に書類送検したが、地検は不起訴処分とした。女性が決定を不服とし、津検察審査会に審査を申し立てた。審査会は不起訴不当と議決し、地検が再捜査していた。 同院のウェブサイトによると、萬濃被告は09年に開業して独立。整形外科のほかにリウマチ科やリハビリテーション科がある。(共同)
Earlier this year, the meticulously managed world of K-pop was rocked by scandal. Seungri, a singer in one of the world's most famous boy bands, Big Bang, was questioned by police over allegations he was procuring prostitutes for his business and had embezzled funds at Burning Sun, a nightclub he part-owned in the exclusive Gangnam district of Seoul, South Korea. Several of his celebrity K-pop fri
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6月21日放送の『あさイチ!』(NHK)で特集された「無関係ですか?性暴力」。終盤に読み上げられた視聴者からのFAXに非難が集まっている。 放送では、女性の15人に1人が同意なしに無理やり性交された経験があり、加害者の75パーセントは面識のある人で、被害者の7割近くが誰にも相談できないでいることなど、性暴力の実情などを取り上げたほか、「若い女性だけが狙われる」「(挑発的な服装など)自分が招いたこと」「抵抗すれば防げる」といった誤った認識が世間で持たれていること、いわゆる“レイプ神話”についても紹介されていた。 だがこの放送中に届いたとして、最後に読み上げられた視聴者からのFAXはまさに“レイプ神話”そのものだった。 「被害に遭ったときに激しく抵抗し大声を出せば避けられるのではないか」(60代男性) 「死ぬ気で抵抗すれば防げる。性交が成し遂げられたのは女が途中で諦め許すからである」(70代男
痴漢には処罰と治療を およそ1年前、朝夕の満員電車で痴漢を疑われた男性が線路上を走って逃げるという事件が相次いで起こり、大きな話題となった。 連日のように大きな事件事故、災害などが起こるわが国では、もはやそれは昔話のような感すらある。 このとき、私は「『科学の力』で痴漢をなくす、驚きの方法」という記事を書き、それが私の「現代ビジネス」での「デビュー」となった。 奇しくもその1年後の今月18日、NHKの人気番組「クローズアップ現代+」で痴漢が特集され(「万引き・痴漢という“病”~刑罰だけでなく治療も」)、私もその番組に出演した。 「現代ビジネス」と「クローズアップ現代+」、そのどちらにおいても私が訴えたのは、痴漢に対して「処罰に加えて治療を」という主張であった。 これらの記事や番組に対し、多くの賛同の声が寄せられたことも事実であるが、同時に根強い反対、感情的な反発も多かった。 痴漢という犯罪
精神保健福祉士の斉藤章佳さん。東京都の大森榎本クリニックで性依存症の治療に取り組んでいる=2018年5月17日、中川聡子撮影 性犯罪やセクシュアルハラスメントの背後には、社会に深く根を下ろす男尊女卑の価値観がある--。痴漢や盗撮、児童ポルノなどの性犯罪で加害者の更生プログラムに取り組む大森榎本クリニック(東京)の精神保健福祉士、斉藤章佳(さいとう・あきよし)さんは言う。昨年、痴漢加害者の人物像や心理、治療や更生プログラムの実態をまとめた「男が痴漢になる理由」(イースト・プレス)を刊行。痴漢の動機は性欲ではなく支配欲だとする論考で話題を呼んだ。性被害はなぜ起き、どうすればなくせるのか。性加害者治療の臨床経験から見える社会病理と処方箋を聞いた。【中川聡子/統合デジタル取材センター】
以前取材した性暴力関連のイベントで、登壇者が「痴漢防止のためのポスターは『痴漢は病気です。犯罪者になる前に病院へ行こう』という内容ではどうか」と提案したことがあった。アルコール依存症やギャンブル依存症と同じように、「痴漢するスリルがやめられない」人が実際に存在する。性犯罪の加害者治療にあたる精神科医から「『痴漢は犯罪です』というポスターを見ても、痴漢加害者は『自分は優しく触っているから痴漢じゃない』と思い込んでいる」と聞いたことが、この提案の背景にあった。(詳細はこちらの記事) 痴漢は依存症であり、病気。だから再犯防止ための治療が必要であると言われる。一方で、性被害の現場を知る人からは「病気と見なされれば免罪されてしまうことになるのでは。それが怖い」という声もある。 今年8月に刊行された『男が痴漢になる理由』(イースト・プレス)は、痴漢や強姦など性犯罪の加害者臨床に携わってきた精神保健福祉
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