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性とあとで読むに関するmekurayanagiのブックマーク (4)

  • 動物を愛し性を意識する人々 『聖なるズー』 - HONZ

    今年度の開高健ノンフィクション賞を受賞した傑作だ。京都大学大学院で「文化人類学におけるセクシュアリティ研究」に取り組む女性が、単身ドイツに渡り、複数の動物性愛者(ズー)の家を泊まり歩いて丹念に取材している。最初私は「動物性愛」ときいて腰が引けたが、興味が打ち勝って書を開いた。すると、こんな書き出しが待っていた。 私には愛がわからない。 ひと口に愛といっても、いろいろなかたちがあるだろう。 この書き出しに続いて、長年受けてきた性暴力についての著者の自分語りが始まる。それは、動物性愛研究の動機でもあり、また、著者がズーの質に迫ることができた理由でもある。書には欠かせない告白だ。このプロローグを読めば、異種間の性に対する興味位のではないことがわかり、私は思わず引きこまれてしまった。 異種間の性といっても、獣姦と動物性愛が似て非なるものであることを、最初に断っておかなければならない。とき

    動物を愛し性を意識する人々 『聖なるズー』 - HONZ
  • 「不倫慰謝料」はいくら? 大正から現代まで「593の判例」を分析した書籍が話題 - 弁護士ドットコムニュース

    不貞行為すなわち不倫の「慰謝料」に関する裁判のデータだけをしつこく集めたが、弁護士の間で話題となっている。その「判例による 不貞慰謝料請求の実務」(中里和伸著/弁護士会館ブックセンター出版部LABO/4860円)は、593もの裁判例を分析し、不貞行為による慰謝料請求を丹念に追った著作である。 なかでも、過去の不倫訴訟における慰謝料の請求額と認容額(裁判所が命じた慰謝料額)、裁判のポイントを一覧表にした「裁判例データ集」は画期的だ。 売れ行きは好調で、6月下旬の発売から約3週間で増刷が決まった。担当編集者の渡邊豊氏は「こんなに短期間で法律実用書の増刷が決まることは珍しく、弁護士、そして裁判官の方からも『待望の書』といった嬉しいコメントをいただいている。慰謝料請求に関するはありますが、不貞に特化したものはなかったためではないか」と話す。 著者の中里和伸弁護士に、不倫慰謝料を求めた593例

    「不倫慰謝料」はいくら? 大正から現代まで「593の判例」を分析した書籍が話題 - 弁護士ドットコムニュース
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2015/07/26
    “交通事故の損害賠償請求訴訟では、事故等を類型化した上での判断が示されています。しかし、不倫に関してはそのような統一したルールがない。”
  • 宮台真司『愛のキャラバン』を読んで、ナンパを批判したり恋愛を語ったりしてみる - しっきーのブログ

    いつだったか忘れてしまった。高校生くらいのときだろうか。ちょっとした考えに頭を悩ませたことがあった。それは、当に満足している奴や楽しんでいる奴には、どうやったって勝てないんじゃないかという。実体のない憂な予感のようなものだった。それは、当時の僕が、自分が心から満足することなんて一生やってこないんじゃないかと理由もなく不安になっていたからだ。 ただ、それは結局一つの安心に行き着いた。その、漠然と思い描いた満足という観念が直接自分に襲いかかってくることはありえないだろうという妙な安心だった。 満足というのはそれ自体で完結しているので、わざわざ口に出して人に伝える必要はない。だから自分が満足しているということ自体をなんらかの武器として使うことは原則としてできない。「俺はこんなにいい思いをしているんだよ」と必死に自慢する人は、まさにそれを言うことによって語るに落ちている。当にいい思いをしてい

    宮台真司『愛のキャラバン』を読んで、ナンパを批判したり恋愛を語ったりしてみる - しっきーのブログ
    mekurayanagi
    mekurayanagi 2014/06/07
    “あと、ナルシズムを顔面に練り込んだようなしゃべり方をする宮台真司が本当にモテていたのか?という疑問は検証のしようがないのでここでは置いておく。”まで読んだ。
  • 鈴木涼美『「AV女優」の社会学──なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』書評 – sociologbook

    私たちはジェンダーやセクシュアリティに関する話が好きだ。とくにセックスワーカーや風俗嬢などに関する噂話が大好きだ。なかでも、そういう仕事をなぜ好んでしているのか、どういうきっかけでその仕事に入ってきたのか、あるいは、そういう仕事に就くような女の子は、どういう家族構成で、どういう暮らしをしていたのか、という、動機や原因を探るような話が大好きである。 しかし、おそらく、セックスワーカーに関するこういう話し方は、彼女たちをなにか逸脱したもの、規範から外れたもの、おおげさにいえば「異常」なものとして扱ってしまうことになる。 書の筆者にとって、序文にも書かれているとおり、風俗やキャバクラ、そしてAVの世界は身近な世界だった。だから、筆者はそういう場所にいる女性たちを、なにか私たちと異なるものとして描きたくなかったのだろう。 性を売る女性たちのなかでもAV女優はとくに、動機や原因を語る圧力につねにさ

    mekurayanagi
    mekurayanagi 2014/03/26
    丸山里美『女性ホームレスとして生きる』
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