宮沢洋一経済産業相が3日に九州電力川内原子力発電所(鹿児島県)を視察した際、同原発を「かわうち原発」と読み間違っていたことが分かった。正しくは「せんだい原発」で、野党からは問題視する声も出てきた。川内原発は再稼働に
東京電力福島第1原発の地上タンクから汚染水が漏れた問題で、東電は14日、タンク北側約20メートルの観測用井戸で13日採取した地下水から、トリチウムを1リットル当たり15万ベクレル検出したと発表した。8日採取分と比べると濃度は5日間で約36倍上昇。地下水のトリチウム濃度は日を追うごとに高まっている。 地下水調査が始まった8日に、1リットル当たり4200ベクレルを検出。10日には法定基準値6万ベクレルを超える6万4000ベクレル、11日は9万7000ベクレル、12日には13万ベクレルだった。 東電は「タンクから漏れて土壌にしみ込んだ汚染水が、地下水に到達し、量が日ごとに増えている」とみている。 一方で、東電はタンクの近くを流れる排水溝から13日採取した水で、ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質の濃度が1リットル当たり940ベクレル検出したと発表した。6日採取分(1リットル当たり120ベク
東京電力福島第一原子力発電所の港の外の海につながる排水溝で11日、水に含まれる放射性物質の濃度が上昇していたことが分かりました。 上流では先月のタンクからの汚染水漏れを受けて排水溝の除染が行われており、東京電力は除染後の放射性物質を含む水が流れ下り一部が海に流出したおそれがあるとしています。 福島第一原発では先月、山側にあるタンクから高濃度の汚染水300トン余りが漏れ、一部は排水溝を通じて原発の港の外の海に流出したおそれがあります。 東京電力は排水溝や付近の海の合わせて8か所で汚染の広がりを調べていますが、このうち海まで30メートルの場所で、11日に採取した水から、セシウム137が国の海への排出基準に近い1リットル当たり80ベクレル検出されたほか、ストロンチウムなどのベータ線という種類の放射線を出す放射性物質が1リットル当たり220ベクレル検出されるなど、濃度が上昇していました。 東京電力
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