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アニメに関するnagaichiのブックマーク (3,089)

  • 「SLAM DUNK」は凄かったけれど…不可解だった「ONE PIECE FILM RED」の大ヒット【2022年のアニメ振り返り】(抜粋) | デイリー新潮

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    「SLAM DUNK」は凄かったけれど…不可解だった「ONE PIECE FILM RED」の大ヒット【2022年のアニメ振り返り】(抜粋) | デイリー新潮
  • 漫画原作アニメは漫画の内容が読めずコマをなんとなく繋いでしまうとマズい話。アニメ版チェンソーマンについて

    インクエッジ @02Curry 視線。言い争いの最中パワーはデンジをいちども見ない。対し、デンジはパワーから目を逸らさない。パワーはひたすらマキマが怖く、デンジは虚言のパワーにたまげて驚愕の視線を向け続けてる。双方の必死になる相手が違うんよね。 pic.twitter.com/9VHp33YFTn 2022-10-27 15:48:17 インクエッジ @02Curry デンジが一瞬マキマを見るのはいいとしても、パワーの視線が言動準拠でフラフラしてて原作にあったキレがない。まずこのパワー、マキマに超ビビり続けてないもんな。掴んだ腕を引っ張られたらタイムラグなしでそっちを見る=平気でマキマから目を切れる。目を見開くのは声を掛けられたときの一瞬だけ pic.twitter.com/dtAgfTrwnZ 2022-10-27 15:53:57

    漫画原作アニメは漫画の内容が読めずコマをなんとなく繋いでしまうとマズい話。アニメ版チェンソーマンについて
  • アニメ雑誌「ニュータイプ」と「ファイブスター物語」誕生の経緯をKADOKAWA・井上伸一郎氏が語ったマチ★アソビ講演まとめレポート

    月刊ニュータイプの創刊や永野護さんによる漫画「ファイブスター物語」の連載に携わったKADOKAWAの井上伸一郎さんによる講演「月刊Newtypeと私のFSS」が、「マチ★アソビ vol.25」のデジタル人材発掘セミナーとして開催されました。この日、井上さんは永野さんから「何を言ってもOK」と承諾を得て来ていたということで、かなり貴重な話がいくつも飛び出したので、その内容を、ほぼ余すところなくまとめました。 マチ★アソビ https://www.machiasobi.com/ 講師を務めた株式会社KADOKAWA上級顧問・エグゼクティブフェローの井上伸一郎さん。 聞き手はNPO法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)監事で弁護士の桶田大介さんが務めました。 桶田大介さん(以下、桶田): 日はたくさんの方にお越しいただきましてありがとうございます。せっかくなので、なるべく多めに質疑応答の時間

    アニメ雑誌「ニュータイプ」と「ファイブスター物語」誕生の経緯をKADOKAWA・井上伸一郎氏が語ったマチ★アソビ講演まとめレポート
  • 壮大すぎるSF大河小説「三体」のアニメ版、驚愕の冒頭シーンで公開開始。ただし日本からは視聴できず(CloseBox) | テクノエッジ TechnoEdge

    異星文明からの侵略を受けた地球人類の、数世紀にわたる戦いを描いた大河SF「地球往事」第1作「三体」のアニメ版が中国の動画サービスbilibiliで制作されていましたが、12月10日から放映がスタートしています。リアルな人物が動く、フルCGアニメーションです。 三体は導入部分ともいえる「三体」、主人公が異星文明と頭脳戦を繰り広げる「黒暗森林」、さらに未来の過酷な戦いから宇宙の終焉までを描く完結編「死神永生」から構成された、中国の作家である劉慈欣氏による大作SFで、アジア人作家として初めてヒューゴー賞を長編部門で受賞するなど、世界的に評価されている作品です。 シリーズのうち1話と2話が公開済みですが、地域制限がかかっており、日からは視聴できません。何らかの方法で視聴できた人によれば、小説とは大きく構成が異なっており、冒頭から1巻の超重要シーンが入っていることに驚いたそうです。 まだ見ていない

    壮大すぎるSF大河小説「三体」のアニメ版、驚愕の冒頭シーンで公開開始。ただし日本からは視聴できず(CloseBox) | テクノエッジ TechnoEdge
    nagaichi
    nagaichi 2022/12/13
    文革の分派ゲバルトシーンとかがカットされてる予感がする……が、史強兄貴のヤバいとこ含めてきちんと描かれていれば、もう文句は言わない。
  • 【画像あり】重戦記エルガイムのHMを初めて観た時はデザインとギミックの新しさに衝撃を受けたよな : ろぼ速VIP

    元スレ/http://futabaforest.net/b/res/1042931415.htm 名無しのろぼ エルガイムスレ 名無しのろぼ そこが開く理由が良く判らん 名無しのろぼ >>そこが開く理由が良く判らん もともとは脛を横に傾けたときに足首のクリアランスを確保するために装甲が割れるというアイデア それを禿だか誰かが開いて飛んだらカッコいいんじゃね?と思いついた 名無しのろぼ エアブレーキじゃないん? 名無しのろぼ 最新の設定だとこう 名無しのろぼ >>最新の設定だとこう メッサーの腰の装甲みたいなもんか 名無しのろぼ ランダムスレートって不安定だと開くらしいから 何かしら余剰エネル―放出とか安定させるシステムなんだろな なんかアニメだとバーニアな感じだけど 名無しのろぼ >>ランダムスレートって不安定だと開くらしいから 何かしら余剰エネル―放出とか安定させるシステムなんだろな な

    【画像あり】重戦記エルガイムのHMを初めて観た時はデザインとギミックの新しさに衝撃を受けたよな : ろぼ速VIP
    nagaichi
    nagaichi 2022/12/12
    永野護つながりではあるけど、どちらかというと『ファイブスター物語』で覚えてる固有名詞が多い。『エルガイム』は観たのが大昔すぎて覚えてないんだわ。
  • 水木一郎さん死去74歳 7月に肺がん闘病公表、11月歌謡祭では車いす姿「マジンガーZ」熱唱 - おくやみ : 日刊スポーツ

    “アニメソングの帝王”こと歌手の水木一郎さん(みずき・いちろう、名・早川俊夫=はやかわ・としお)が6日、肺がんのため亡くなったことが分かった。74歳だった。7月に肺がんで闘病していることを公表していた。 所属事務所は12日、公式サイトで訃報を発表。「弊社所属の歌手・水木一郎が令和4年12月6日午後6時50分、肺がんのため永眠いたしました。ここにみなさまからの生前のご厚誼に深謝し、心から哀悼の意を表しますとともに、謹んでご報告申し上げます」と報告した。 闘病の経緯も詳しくつづられた。 「昭和23年1月7日生まれ 享年74 昨年4月末に肺がんが発覚し、入退院を繰り返しながら放射線治療や薬物療法を行い、1年7か月あまり闘病生活を続けておりましたが、去る12月6日に救急搬送先の病院にて息を引き取りました」と説明。「脳転移、リンパ節転移、髄膜播種を伴う厳しい病状ではありましたが、『生涯現役』を目標

    水木一郎さん死去74歳 7月に肺がん闘病公表、11月歌謡祭では車いす姿「マジンガーZ」熱唱 - おくやみ : 日刊スポーツ
  • 2023年冬開始の新作アニメ一覧

    放送・配信中のアニメの終わりが近づき、新作の開始時期が近づいてきました。2022年の年末から2023年の年始を中心とした時期に始まるアニメの数は60以上、配信限定作品や配信作品の地上波初放送を合わせると70に近い数で、これまで以上に取捨選択が大変です。 この多数の中で、漫画小説などが原作ではなく続編ものでもない新規のオリジナルアニメは、P.A.WORKSの手がけるバディもの「Buddy Daddies」、河ほむら&武野光&トムス・エンタテインメントによる「HIGH CARD」、DMM.comと旭プロダクションによる「アルスの巨獣」、太田垣康男の描き下ろしを原作とする「MAKE MY DAY」、ゲーム実況者・キヨが自らの役を演じる「きよねこっ」、ミュージカルとのメディアミックスプロジェクト「「FLAGLIA」~なつやすみの物語~」や、ソニーミュージックによるアイドルプロジェクトのア

    2023年冬開始の新作アニメ一覧
  • アニメと自動販売機、その風情について - Paradism

    ぼっち・ざ・ろっく!』5話のワンシーンについて - Paradism 先日更新した記事でもふれた『ぼっち・ざ・ろっく!』5話における自動販売機前のシーン。少女の心奥底に隠された感情の一片 (ひとひら) を照らし、その輪郭を浮き彫りにする舞台装置として自販機という存在がここまで美しく機能するのかと驚かされたばかりですが、その一方で自販機と青春性ってなんでこんなにもマッチするんだろうな、ということについては結構考えさせられました。青白く光るライトに感じる淡さとか、それこそ思春期特有の内省と陰影の相性とか。その辺りをうまく利用していたのが作なのはもはや言うまでもないんですが、でもそれって別に自販機に限ったことでは決してないですし、光と影の演出という点において言えば幾らでもやりようはあったはずなんです。でもやっぱり自販機なんだよなって感じてしまう。そういう感情が心の片隅にきちんとある。それこそ

    アニメと自動販売機、その風情について - Paradism
  • ガンダムの富野監督が海外だと功労賞ばかり獲る理由 (1/4)

    引き続き、「新潟国際アニメーション映画祭」のプログラムディレクターに就任したジャーナリストの数土直志さんにお話を伺う 〈前編はこちら〉 新潟は「泊まらざるを得ない」からこそ、交流が増えるはず 数土 ここまで難しい話ばかりをしてしまいましたが、当然受け取る側の人たちがいての話なので、アニメファンにも楽しいイベントにするというのは非常に重要なことです。おそらくコスプレイヤーが商店街を練り歩くみたいなこともあると思うし。 まつもと 新潟では「がたふぇす」――正式名称はにいがたアニメ・マンガフェスティバル――というイベントがコロナ禍前まで開催されていました。数土さんが今おっしゃったコスプレで商店街を練り歩く光景などもありました。 ですから新潟側としては、すでにあった企画やノウハウを活かすことはできて、しかもそこに新潟国際アニメーション映画祭という国際的な看板が付けられるということで、すごく期待値は

    ガンダムの富野監督が海外だと功労賞ばかり獲る理由 (1/4)
    nagaichi
    nagaichi 2022/11/24
    富野監督の凄みはシナリオの台詞回しにあって、アニメーション技術が特段に優れているわけではないだろうから、映画賞で高評価を取るのは難しそう。
  • >すまん!今まで要石やってくれとったダイジン、サダイジン!またやって..

    >すまん!今まで要石やってくれとったダイジン、サダイジン!またやってくれ! >了解!! >おわり。 >は? えー。この物語にはいくつもストーリーラインがあるが、その一つが神からの拒絶と再契約。それが全然読み取れてないな。 神は人からの敬意と信仰をもって力となす。が、草太は伝承を正しく受け継げていないので要石を単なる封印の道具とみなしていて全然敬意をいだいていない。それが原因で封印がゆらいでいる。それが初期状態。 なのですずめがさわっただけで要石はぬけてしまう。後半の常世でのシーンでもわかるとおり、ほんらい要石は人の力で抜こうと思ってもぬけるものではない。それがあっさりぬける。自由になった神は痩せ衰えた姿で彼女の家を訪れる。そこでの敷居をまたぐ誘いとお供え物、とどめに「うちの子になる?」というすずめの言葉。これにいたく感動し再び力を得たダイジンは、彼女を新たな巫女として戸締まりを続けることに

    >すまん!今まで要石やってくれとったダイジン、サダイジン!またやって..
    nagaichi
    nagaichi 2022/11/22
    サダイジンの行動をうまく説明しているという点で良い考察。というか、増田は中の人ではありますまいな。
  • すずめの戸締まりは駄作です

    ダメだろ、これ。 失敗の原因は5つ。 ①導入の失敗冒頭、どこか非現実的で、しかし東北の震災を思わせる風景はいい。 踏切を渡らない演出や、立ち入り禁止看板を乗り越えるところなど、日常へ行かず、非日常へ入っていくことを描写していくも、よくわからないまま立ち去り学校の日常描写→そして地震、なんか山から祟り神みたいなの出てる→再び廃墟へ。 ここが一つテンポが悪かったと思う。 どういう物語かを提示するという形で及第点ではあるが、特段面白くはない(わずか35秒で説明し、全く編が面白くなかったソラとウミのアイダを見習ってほしい) その後、(ダイジン)を追いかけ、船に乗るというところまでが、序盤といっていいと思う。 気になるのはすずめが船に乗るのは自発的な意思に基づくものであって、君の名は。の不可抗力で入れ替わったこととは違う。 ここにご都合的な強引さを感じるのだ。 さらに致命的だと思うのが、ダブル主

    すずめの戸締まりは駄作です
    nagaichi
    nagaichi 2022/11/20
    各論としては頷くところが多いのだが、「駄作」という結論には頷けない。なんなんすかね、これ。
  • 【すずめの戸締りネタバレあり感想】これは、「秒速原理主義者〈ラディカル5センチメーター〉」の見つけた「世界の秘密」についての記録だ|ニッソちゃん

    はじめにまずタイトルにある通り、noteでは『すずめの戸締り』に関するネタバレがある。具体的には第3章以降にある。しかし「ヤバいタイプの新海主義者」である私の新海論を皆さんの目にねじ込んでいきたいので、第1章と第2章にそれらはまとめる構成にした。 さて、私の新海誠の作品評価は次のようになっている(長編)。 秒速5センチメートル>>>ほしのこえ>>言の葉の庭>雲のむこう、約束の場所 >星を追う子ども>君の名は。>天気の子 もうこのランキングを見ただけで「あっ(察し)」となるように、私は「週末批評」のてらまっと氏が名づけるところの「秒速原理主義者〈ラディカル5センチメーター〉」である(正確な意図とは違うかもしれないが)。 とりあえず、これを前提としたうえでまず第1章では私がなぜ「秒速原理主義者〈ラディカル5センチメーター〉」になるのか、いや「我々」はなぜ「秒速原理主義者〈ラディカル5センチメ

    【すずめの戸締りネタバレあり感想】これは、「秒速原理主義者〈ラディカル5センチメーター〉」の見つけた「世界の秘密」についての記録だ|ニッソちゃん
    nagaichi
    nagaichi 2022/11/20
    むかしの痛々しい新海誠も嫌いじゃないけど、最近の大衆化した痛々しい新海誠も嫌いになれないんだよね。
  • 『すずめの戸締まり』と天皇について

    藤田直哉@『現代ネット政治=文化論』刊行予定 @naoya_fujita 『すずめの戸締まり』、監督がティーチインでこう仰ったのか。「閉じ師という役目について、実は「裏天皇」のような役割なのではないかと考えている。 」。 天皇と絡める読み筋が、妄想の陰謀論扱いされなくなりそうで(笑)良かった。 twitter.com/lu_maple/statu… 2022-11-15 07:37:05 秋佐るぅ@すずとじ🚪🗝草鈴漫画と考察と古文書解読 @lu_maple #すずめの戸締まり 新海誠監督ティーチインレポ (11/13二子玉川) ①ダイジンたちの正体 ②ラストの芹澤のタバコ ③ミミズのイメージと表現 ④なぜダイジンたちは自らもダイジンを名乗るのか? ⑤東京の要石と、閉じ師のイメージ fse.tw/KXi4ajFr#all 2022-11-14 17:29:56

    『すずめの戸締まり』と天皇について
    nagaichi
    nagaichi 2022/11/18
    祝詞を唱えながら高千穂から千代田城の地下まで来るから、そういう連想も働くのかもしれん。東北も多賀城あたりまで来ていたら完璧だったかもしれんね。
  • 宮崎駿がヨーロッパやアジアを描いた一方、新海誠や細田守が国内描写をするのは時代の問題なのではないか

    河野真太郎/Shintaro Kono @shintak400 宮崎駿はヨーロッパだったり、中央アジアだったりといった想像力の場があったのだけど、新海誠なり細田守なりがそういった地理的想像力において羽ばたかないのは、作家個人の問題ではなく、時代の問題なのかもしれない、という仮説を検証してみたいような。 2022-11-14 09:47:48 河野真太郎/Shintaro Kono @shintak400 後者二人の地理的想像力は日のせいぜい地方と、あとはネット空間(細田の渋天街もネット空間と原理的には同じなので)くらいで、両者ともたぶんそこに限ることによってこそ成功している。『すずめの戸締まり』はそれを煮詰めたけど、このあとどうするんだろうな、というのがまず抱いた感想でした。 2022-11-14 09:55:14 河野真太郎/Shintaro Kono @shintak400 余談です

    宮崎駿がヨーロッパやアジアを描いた一方、新海誠や細田守が国内描写をするのは時代の問題なのではないか
    nagaichi
    nagaichi 2022/11/18
    宮崎駿がヨーロッパ(カリオストロ、名探偵ホームズ、紅の豚)描いたのは分かるんだが、中央アジアがピンと来ないのだが、何の作品??
  • 【ネタバレ】『すずめの戸締まり』感想と、俗情との結託について - esbee's diary

    昨日11/13の日曜日に、IMAXで『すずめの戸締まり』を観てきました。育児でなかなか映画に行けない中で、公開直後に行かせてくれた家族に感謝……! せっかくなので感想をメモしておきたいと思います。 ■総評:いい映画でした 終わり良ければすべて良し 『すずめの戸締まり』というタイトル、一見すると後ろ向き、ネガティブなイメージになりえるものを、外=未来に向かっていくために必要な行為としてポジティブなイメージへとひっくり返すラストシーン、その演出とアニメーションが当に素晴らしかったです!作品の構造的な美しさとぴったりとハマっていて、非常に良かった。あのシーンを観るためにもう一度劇場に行きたいですわ! 気になる点もある 一晩経って感想を読んだり考えたりして気になる点も出ているので書いておきますが、その前にネタ的なメモも書いておきます。 ■諸星大二郎原作という捏造された記憶 前作『天気の子』ではP

    【ネタバレ】『すずめの戸締まり』感想と、俗情との結託について - esbee's diary
    nagaichi
    nagaichi 2022/11/18
    宗像教授はやっぱ連想されるよな。エセ古文書を道具にしてるだけで、あまり衒学的なノリはなかったけど。
  • 生きるって本当はこういうことだ──『すずめの戸締り』雑感 - シロクマの屑籠

    ※途中からネタバレがあるので、気になる人は引き返してください。 小説 すずめの戸締まり (角川文庫) 作者:新海 誠KADOKAWAAmazon 雨降る日曜日、すずめの戸締りを観に行くことになった。事前に知っていたのは新海誠が監督だということ、それだけだった。 ぜんぶ見終わって、とても良い映画だったけれども自分のストライクゾーンとは違うと感じた。つまんなかったわけでも、感情的に癇に障ったわけでもない。まったく楽しい二時間だった。新海誠監督はこんな作品を日社会に押し出せる/押し出すようになったのですねと驚いた。尺のテンポもキャラクターも良かった。創作のきわみにある人とその制作陣は、こんな創作ができちゃうのかと痺れまくった。舌を巻くしかない。 前作『天気の子』や前々作『君の名は』に引き続いて、この作品の舞台や出来事にああだこうだ言う人が出てくると予測される。制作側としては、そのように批判する

    生きるって本当はこういうことだ──『すずめの戸締り』雑感 - シロクマの屑籠
  • 『すずめの戸締まり』レビュー 「ささやかな日々が続く美しさ」を愛でる時代はもはや終わったのだ、と考え込ませる一作

    稿は映画すずめの戸締まり』のネタバレなしレビューです。 「きれいな場所だな」映画の半ばを過ぎたあたりで、『すずめの戸締まり』の登場人物の1人が車を降りてそう言う。晴れた空の下に原っぱが広がる風景。新海誠監督の作品で何度も見た“美しい”風景の典型だ。だが主人公の岩戸鈴芽は違った。「ここが?」彼女はそういぶかしく言葉を返す。 『すずめの戸締まり』は、『君の名は。』(2016年)から始まった大きな作風変化の完結編といっていい一作である。表向きは大地震を起こす厄災を鎮める冒険活劇だが、過去すべての新海作品の解釈も変えてしまう力を持つ。まるで『彼女と彼女の』(1999年)から『天気の子』(2019年)に至るまで、新海監督が自ら描いてきた風景に対して自ら違う解釈をしているかのようだ。 そうした背景として、作のモチーフに2011年の東日大震災を据えているのが大きい(全国合計300万名の観客限定

    『すずめの戸締まり』レビュー 「ささやかな日々が続く美しさ」を愛でる時代はもはや終わったのだ、と考え込ませる一作
  • もう少しだけ生きてみる 『すずめの戸締まり』感想 - 月記

    タイトルは宮崎駿の「生きろ」、富野由悠季の「頼まれなくたって、生きてやる」からの類推です。 災害であれ過疎であれ人の営みが失われていくのは悲しいけれども、その後にはある種美しい自然に戻っていく。いずれは全てが失われていくかもしれないけれど、人間はそれでも他人との縁を頼りにどうにかこうにか生きてく、という感じでしょうか。 とても好きな話なんだけど、基的に静的な話なのでちょっと語りづらい。災害を未然に防ぐ話だしね。椅子とのおっかけっことか絵的にはとても楽しいんだけど、あくまで観客に対するサービスという印象。もっと「美しい廃墟」描写があっても良かった気がするが、そこは自制したのかな。「これが、綺麗?」のセリフからしても、滅びの美学とか廃墟価値とかではなく、あくまで生活の美しさを描きたかったんだろう。 「君の名は。」が大勢の人を救う話、「天気の子」が一人の人間を救う話だったのに対して、「すずめ

    もう少しだけ生きてみる 『すずめの戸締まり』感想 - 月記
  • 返事のない場所を想像する――『すずめの戸締まり』を読み解く - 集英社新書プラス

    『君の名は。』『天気の子』が大ヒットを記録し、日を代表するクリエイターになった新海誠。新海はなぜ、「国民的作家」になり得たのか。 評論家であり自ら代表を務める会社ニューディアーの事業を通じて海外アニメーション作品の紹介者としても活躍する土居伸彰氏が、世界のアニメーションの歴史や潮流と照らし合わせながら新海作品の魅力を解き明かしたのが、10月17日に発売された『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』である。 記事では土居伸彰氏が書の「続き」として、日11月11日(金)公開の最新作『すずめの戸締まり』について、論考を展開。国民的作家になった新海誠が、新作で見せた新しい世界を読み解く。 『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』(集英社新書) 新海誠はさらに「成長」した 拙著『新海誠 国民的アニメ作家の誕生』は、「アニメをひとりで作る」個人作家からスタートして、国民的作家にまで上り詰めた新海誠監督のキ

    返事のない場所を想像する――『すずめの戸締まり』を読み解く - 集英社新書プラス
  • 喪失、災い、旅立ちの荷物――『すずめの戸締り』感想 - 宇宙、日本、練馬

    新海誠監督の最新作、『すずめの戸締り』をみました。『君の名は。』、『天気の子』を経て、それらの作品の主題系を継承し、さらにむき出しの作家性が露出した、そういう映画だったと思います。以下、感想。物語上の重要な仕掛けに触れています。 少女は夢をみていた。草原と廃墟の夢。母を探してさまよう。あてどなく心細げに歩く。誰かに出会う。そうして目覚める。生まれた地を離れ、母とも死に別れて叔母と暮らす現実にもどる。日列島、現代。宮崎県の海沿いの街に住む高校生の少女、岩戸鈴芽は、登校中に不思議な雰囲気をまとう青年と出会う。廃墟を探しているという青年が気になり、そのあとを追って山上の廃墟にたどり着いた鈴芽はそこで不可思議な扉をみつける。廃墟のただなかの扉を開けると、そこには異界――ある種の人々は「とこよ」とよぶ――が広がっていた。ひとり廃墟で困惑する彼女は、地面に刺さった要石を引き抜いてしまう。それが大いな

    喪失、災い、旅立ちの荷物――『すずめの戸締り』感想 - 宇宙、日本、練馬