ジャズやってる人でWebサイトに自分の演奏をアップしている人も多いと思いますが、自分のオリジナル曲でない限り、作曲者、(ボーカル入りの場合には)作詞者の許可が必要になります。具体的には、JASRACに申請してダウンロード数に応じて金を払わなければなりません。 しかし、著作権には保護期間というのがあります。日本の場合は著作者の死後50年(正確には50年たった年の年末)で著作権は切れます。そうなると、いわゆるパブリックドメインの状態になり、誰でも自由に使うことができるようになります。しかし、作詞・作曲者が海外の人の場合には、戦時加算という制度がありまして、第二次世界大戦の敗戦国である日本はペナルティとして約10年期間を延長することが必要です。要するに著者の死後約60年でパブリックドメインになるということです。 ジャズの世界でいうとジョージ・ガーシュインが1937年死去なので、戦時加算を考慮して