ソフトウェアの処理には往々にして、完了までに利用者を待たせざるを得ない場面というものがある。 純粋にCPU処理に時間がかかるものであったり、ダウンロード等の通信に時間がかかるものなど、様々な状況があるだろう。 その場合、何もユーザに知らせないと、異常が発生し止まっているのか、正常な待ち時間なのかが分からないし、 同じ時間待つにしても、待つ必要があることが、更にはどのぐらい待つ必要があるのか、 が分かったほうが、その待ち時間は短く感じるものだ。 ユーザビリティ上プログレス表示の重要度は高い。 GUIではプログレスバーという表現方法が一般的だが、 コンソール上でも類似した表示を実現する方法が幾つかある。 その方法について紹介する。 前準備 プログレスバーの表現方法を紹介していくが、 本来であれば「何らかの処理」をしながら表示するということになる。 ここでは、「何らかの処理」をスリープで表現して