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ブックマーク / xtech.nikkei.com (196)

  • 理不尽な人との戦いでは相手の思考で考えよ

    ■トラブルの場合、怒りに任せて相手の要求が理不尽と言えるほどエスカレートしてくることがあります。一方で、普段からことあるごとに理不尽なことを言う人がいます。そういう人たちにはどう対応すればよいのでしょうか。 トラブル、クレームの場合、その責任の大きさに比例して相手の要求はエスカレートしてくる。しかも感情的になっているから、その要求が理性の域を超えることも、しばしばある。 しかしこれらはあくまでトラブルが招いた結果。トラブルによる動揺や怒りが相手を理不尽なクレーマーへと変貌させているのだ。一方で世の中には、平常時だろうが、なんだろうが、「えっ?そんな無茶な!」と言いたくなるほど常に理不尽な要求をしてくる人たちがいるものだ。 例えば、結合テスト寸前というところで大幅な仕様変更を要求してきて、しかも納期は遅らせるな、コストも増やすなと、無謀な要求を押し通そうとする顧客などだ。 何かミスが起こり、

    理不尽な人との戦いでは相手の思考で考えよ
  • 儲からないSIから“逃走”する企業とSIで儲ける企業のコントラスト

    SIは儲からない。だから、ビジネスの軸をパッケージソフト販売や運用サービスに変える必要がある----これは、ITサービス会社のビジネスモデル変革の公式と言ってよいだろう。富士通の黒川社長も経営戦略説明会などの場で、よくそんな説明をしているらしい。そのココロは「できるだけ作らない」である。だが、トラディショナルな受託ソフト開発会社で高い利益率を上げる企業もある。さて、その辺りのことを、どう考えるべきか。 ITサービスのビジネスのプロセス順に、パッケージ販売、SI、運用サービスを横に並べ、縦軸に利益率をとると“ITサービスのスマイルカーブ”が描ける。なんのことかと言うと、両端のパッケージ販売と運用サービスは利益率が高く、真ん中のSIは利益率が低いので、曲線で結べば、スマイルマークの口元のラインのようになる。 富士通なんかは、ITサービス事業の収益力向上策の説明でこの図を使う。儲からないSIの比

    儲からないSIから“逃走”する企業とSIで儲ける企業のコントラスト
  • 「ブレイク直前のLinux」を思い起こさせるRubyのマグマ

    Ruby on Railsを利用したドリコムのDrecom Career Search。同社はB2CサービスでRailsを標準に採用している [画像のクリックで拡大表示] その熱気に包まれながら,なんだかこれとよく似た雰囲気を感じたことがあるような気がした。なんだったろう。そうだ。Linuxがブレイクする直前のあの熱気だ---6月に行われた日Rubyカンファレンス(関連記事)で記者が受けた印象だ。 記者が最初にビジネス用途のソフトウエアとしてLinuxを意識したのは米Netscape CommuncationsがLinuxをサポートする方針を明らかにした時だったと記憶している。正直言って最初は「個人の名前を冠したソフトウエアなんて,どうせホビー用だろう」と思っていた。しかし,それではと調べれば調べるほど,Linux上のソフトウエアや,採用事例はまさに山のように出てくる。 売るわけでもない

    「ブレイク直前のLinux」を思い起こさせるRubyのマグマ
  • ソリューション提案なんか要らない! CIOは何故かく語るのか

    IT業界に我々の問題の解決を期待すること、つまりソリューションを求めること自体に無理があった」----。ユーザー企業にこう言い切られてしまっては、“ソリューションプロバイダ”を旗印に掲げるITサービス会社としては切ない。これは、ある大手流通企業のCIOの発言だが、大手企業、いわゆるIT先進企業のIT担当者からは、よくこんな話が出てくる。いい機会だから、手垢が付いた「ソリューション」の意味を考え直してみたい。 日経ソリューションビジネス6月15日号の特集『CIOの直言』には、冒頭のCIOの発言も含め、「問題解決は自分たちの仕事、ソリューション提案なんか要らない」という、ユーザー企業の声で満ちている。ある意味、それは結構なことだ。自社のIT化を担うことに対する強い自負心を感じる。しかし、こうした発言には多少の違和感もある。多くのユーザー企業がITサービス会社に対して、「ソリューションを提案し

    ソリューション提案なんか要らない! CIOは何故かく語るのか
  • 1カ月半で基本思想をたたき込む,これがトヨタの新人研修だ!

    写真1●新人研修での最終発表会の様子を再現してくれた,今年春にトヨタグループに入社したばかりの新入社員の2人 [画像のクリックで拡大表示] 朝から晩までトヨタ生産方式にどっぷり浸かる1カ月半---。これが,この春トヨタグループに入社したばかりの新入社員の新人研修メニューである。筆者は特集の一環として,この研修の詳細な内容を取材する機会を得たので,紹介したい。 取材に協力していただいたのは,豊田自動織機の物流子会社であるアドバンスト・ロジスティックス・ソリューションズ(ALSO,名古屋市)に今年4月に入社した9人の新入社員のうちの2人。真新しいスーツに身を包んだ稲垣誠氏と鈴木宏和氏である。 5月19日にALSO社内で実施された研修日最後の発表会の内容を,2人に改めて再現してもらった。記者を目の前にして最初は緊張気味だった2人も,いざ始まると,実際の発表会の時のことを思い出したかのように,詳し

    1カ月半で基本思想をたたき込む,これがトヨタの新人研修だ!
    shozzy
    shozzy 2006/06/23
    しかしなんか微妙。ホワイトカラーの能率アップはどう考えているんだろう。知りたい。
  • 「美しいコードを書けるからRubyを選んだ」---Ruby on Rails作者 David Heinemeier Hansson氏

    現在最も注目されているWebアプリケーション・フレームワークRuby on Rails。その作者であるDavid Heinemeier Hansson氏(通称DHH氏)が日Rubyカンファレンス2006(関連記事)のために来日した。「JavaPHPでは書けなかった美しいコードが書けるから」---Hansson氏はRubyを開発言語として選んだ理由をこう語る(聞き手はITpro編集 高橋信頼) ---なぜRubyを選んだのですか。 以前,JavaPHPでコードを書いていました。しかし,JavaPHPでは美しい(Beautiful)コードを書くことができず,不満を感じていました。そんな時に(リファクタリングなどで知られる)達人プログラマMartin Fowler氏がRubyを紹介した記事を読み,自分で使ってみて,Rubyは美しいコードを書くことができる,プログラマをハッピーにする言語だ

    「美しいコードを書けるからRubyを選んだ」---Ruby on Rails作者 David Heinemeier Hansson氏
    shozzy
    shozzy 2006/06/22
    DHHインタビュー
  • 東証トラブルでの富士通・黒川発言で改めて思ったこと

    富士通の黒川社長が東京証券取引所の一連のトラブルに関して、「契約内容を超えた負担には応じられない」と言い切ったそうである。当然の発言であり、もっと早く言ってもよかった。東証のシステムトラブルについては、発生当時、私もいろいろと意見を述べた。いま改めて考えてみるに、あの一連のトラブルはITベンダーとユーザー企業との“取引の近代化”に大きく貢献したといえるかもしれない。 東証の当時の社長やCIOが責任を取って退任し、新体制が発足して久しい今、東証の対応を今さらあげつらうつもりはない。ただ、11月のシステムダウンの際、事故当日の記者会見で東証の出席者の「損害賠償も辞さない」と発言したのを聞いた時、心が冷える思いがしたのを思い出す。その日は、ある大手ITサービス会社の人と話したが、彼の感想も「あれじゃ、富士通さんもたまらないだろうな」だった。 原因が分からない段階で損害賠償を口にするのは、無茶苦茶

    東証トラブルでの富士通・黒川発言で改めて思ったこと
  • よいSEにはよい報酬を,“人月いくら”はもうやめよう

    少し前のIT Proニュースで,日IBM・大歳卓麻社長の「ユーザー企業には,技術者の出席をとらないでいただきたい」,という発言が紹介されている(当該記事)。「技術者の頭数ではなく,成果物について対価を払っていただける商慣習に変えていくよう,広く呼びかけたい」,という主旨だ。 私自身も取材のなかで,技術者の数や開発にかかった時間でシステムの価格を決めるのはおかしい,という声を,多くのSEの方々からお聞きする。ベンダーに籍をおくSEからだけではなく,ユーザー企業の方からもである。 システム開発にかかる工数,すなわち“人月”は,価格見積もりの根拠として,現在でも広く使われている。仮に一月100万円のSEが10カ月働いたから1000万円,という見積もりがあったとしよう。では,そのSEが努力して生産性を向上させ,5カ月でシステムを開発できるようになったら,価格は500万円になってしまうのだろうか。

    よいSEにはよい報酬を,“人月いくら”はもうやめよう
  • 赤字プロジェクトの何が悪い!---戦略的暴論のススメ

    今はちょうど、上場企業の決算発表の真っ最中だ。ITサービス会社の決算発表の場合、ポジティブな話として必ず出てくるのが、赤字プロジェクトをどれだけ押さえ込んだかである。短信などを読むと、「赤字プロジェクトを○億円までに減らした」と、各社とも経営努力の成果を前面に押し出している。結構なことだ。いや待てよ。当に結構なことだろうか。 多くのITサービス会社がここ数年、巨額の損失を出した赤字プロジェクトに悩まされた。経営を危うくする赤字プロジェクトは悪であり、撲滅すべき対象である。いい加減な営業、いい加減な見積もり、いい加減な要件定義、いい加減なプロジェクト管理など、様々な失敗の芽を摘み取る努力をすることで、ITサービス各社は赤字案件を受けない、出さない体制をなんとか作り上げてきた。 で、ITサービス各社の2005年3月期の決算発表は、その成果発表会の様相を呈している。だから結構なことではないか、

    赤字プロジェクトの何が悪い!---戦略的暴論のススメ
  • ASP版ERPを既存システムと連携可能に、エイジアン・パートナーズが8月から提供

    ERPパッケージ(統合業務パッケージ)「A.S.I.A」を販売するエイジアン・パートナーズは5月9日、同社がASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)形式で提供している会計や販売管理の機能を、他のシステムと連携して利用できるようにすると発表した。今年8月をめどに、連携に必要な機能をASPサービスとして提供する。 エイジアン・パートナーズは2005年4月から、A.S.I.Aの機能をASP形式で利用可能にした「A.S.I.A G-BTO Program」を提供している。現在、約100社(200拠点)がこのサービスを利用しているという。今回提供するのは、A.S.I.A G-BTO Programで提供する機能を、ユーザー企業がすでに利用しているCRM(顧客関係管理)やSCM(サプライチェーン管理)などのシステムと連携して利用できるようにする「A.S.I.A Spider」である。 A.S.

    ASP版ERPを既存システムと連携可能に、エイジアン・パートナーズが8月から提供
  • “未来の経営者”にも会うコンサル、案件終了が縁の切れ目のSIer

    この前、年配のシステムコンサルタントの人たちと話して、顧客とのリレーションの深さについて思い知らされた。この人たちは、顧客の経営トップとのリレーションが10年、20年と切れずに続く。中堅企業のオーナー経営者だけでなく、4~6年で入れ替わる大企業のサラリーマン経営者を相手にしても同じ。経営トップが代替わりしても、次の経営トップどころか、数代先の未来の経営者とも信頼関係ができている。こりゃ強いな、と改めて感心してしまった。 システム・インテグレータにとって、コンサルティング機能の強化は永遠の課題だ。顧客の経営トップやCIOにインタビューし、聞き出した経営課題をシステム案件にまで落としていくシステムコンサルタントがいれば、SI案件を獲得する上で極めて有利な立場に立つことができる。他社よりも早く大型案件を発掘できるし、事実上、無競争でその案件を獲得できる。逆に、顧客の現場の体制が整いそうもないなど

    “未来の経営者”にも会うコンサル、案件終了が縁の切れ目のSIer
  • 「SOAはベンダーがツールを売り込むためのバズワードに過ぎない」,Martin Fowler氏語る

    「私はSOA(サービス指向アーキテクチャ)に対してはシニカルに考えている」。「Refactoring」や「Patterns of Enterprise Application Architecture」といった書籍の著者として有名な米ThoughtWorks チーフサイエンティストのMartin Fowler氏は2006年5月30日,東京都内で講演し,SOAの現状に疑問を投げかけた。SOAは意味のあいまいないわば“バズワード”であり,ベンダーがツールを売り込むための宣伝文句になっているというのだ。ただし,SOAの中には優れたコンセプトもあり,そうしたコンセプトはSOAという言葉とは切り離して考えるべきだという。 「最初は意味があってもすぐに意味がなくなってしまういつものパターンの言葉」というのが,Fowler氏のSOAに対する第一印象だったという。「(同じSOAといっても)人によって言うこ

    「SOAはベンダーがツールを売り込むためのバズワードに過ぎない」,Martin Fowler氏語る
    shozzy
    shozzy 2006/05/30
    「“使えるコンセプト”の例」に注目。やっぱそこだよね。/最後の段落も重要。
  • 日本版SOX法なんか廃案にしてはどうか

    IT業界の日版SOX法フィーバーは盛り上がる一方だ。でも、この法律はまだ国会で審議中なんだよね。当然、実務指針といったSOX法対策の取っ掛かりになるものも存在しない。だから、ユーザー企業もITベンダーも、米SOX法を勉強して対策やソリューションを組み立てる。当然の取り組みと思っていたけど、よく考えると前提が少しおかしい気がする。 実は最近、日版SOX法ってこのまま法律になっていいものだろうか、と思い始めた。確かに日でも、カネボウ事件やライブドア事件など財務報告の信頼性を揺るがす事件が頻発しているから、「日版SOX法」的な法律が必要だとは思う。しかし、その法律が米SOX法のカーボンコピーのようなものであってもよいのだろうか。そもそも元祖SOX法は現在、米国ではどのような評価を受けているのだろうか。 その辺りのことがよく分からず、モヤモヤしていたのだが、ちょうど今日、SOX法に詳しい米

    日本版SOX法なんか廃案にしてはどうか
  • Java開発を変える最新の設計思想「Dependency Injection(DI)」とは:ITpro

    「DIする」,「インジェクション(注入)する」──新しい技術に敏感なソフトウエア開発者たちの間で使われている言葉である。DIとは,「軽量コンテナ」を実現する新しい設計思想Dependency Injection(依存性注入)の略称である。同じ概念をIoC(Inversion of Control,制御の反転)と呼ぶ場合もある(詳細は後述)。「DIする」と言えば開発者の間では通用するぐらいに,この設計思想は注目されているのだ。 DIが注目される理由は簡単だ。ソフトウエア開発者の開発サイクルを大幅に改善するからだ。筆者が司会を担当した「軽量コンテナ」に関するパネル・ディスカッション(注1)では,DIを適用した軽量コンテナ「Spring Framework」のおかげで「睡眠時間が確保できるようになりました」と複数のパネリストが真顔でコメントしたほどである。DIは,それだけ有効な技術なのだ。 注1

    Java開発を変える最新の設計思想「Dependency Injection(DI)」とは:ITpro
  • 第10回 WebブラウザでWord,Excel,PowerPointの文書を編集:ITpro

    最近,Webブラウザで利用できるワープロや表計算ソフトがいくつか登場している。Googleが買収したWebワープロ「Writely」,「Zoho Writer」,そして2006年3月22日に提供開始されたばかりの「ajaxWrite」などである。 「ThinkFree Office Online」は,Word,ExcelPowerPointと互換性のある文書を閲覧・作成・編集できるWebアプリケーションである。ブログに文書を直接ポストできる。WebブラウザでPowerPointのプレゼンテーションを見ることができる。既存の文書をPDFに変換することもできる。30Mバイトのディスク・スペースが付いた基アカウントが無料である。現在ベータ版が提供されている。ベータ版はWindows 2000/XPとInternet Explorer(IE)6.0以降で動作が確認されている。Macintosh

    第10回 WebブラウザでWord,Excel,PowerPointの文書を編集:ITpro
  • 画面レイアウトを考える その1モニターサイズとwebブラウザ可視領域について

    実際にサイトをレイアウトする手始めの段階で必ず考えておかなければならないのが、ターゲットとするユーザーのサイト利用環境、ターゲットモニターサイズである。サイトを閲覧するために一般ユーザーが使っているPCモニター表示解像度は、人によって大きく異なる。現在標準と言われている表示解像度は、XGA(1024×768ドット)だ。現在の標準的なPCがこの解像度を使っており、比較的古いタイプのPCでもこの程度のサイズをカバーしている。古いラップトップパソコンを使っているユーザーであれば表示解像度はSVGAの可能性があるが、PCの最小表示サイズVGAモード同様、新型のOSが対応するPCではあまり日常的に使われていないと考えてよい。また現在ではSXGA(1280×1024ドット)の解像度も優勢で、WindowsXPやMacOS X世代のOS対応機はこの環境に対応するものがほとんどだ(図1)。 モニターサイ

    画面レイアウトを考える その1モニターサイズとwebブラウザ可視領域について
  • 業況が改善しても事業規模を拡大しないITサービス会社の決意とは

    最近、大手ITサービス会社の幹部の人たちから、「大きくなる(規模を拡大する)リスク」について話を聞くことが多くなった。そのココロは、ユーザーのIT投資が復活したからといって、単純に事業規模を拡大してはならない、というもの。「案件はいっぱいあるのに、技術者不足で売り上げを増やせない」といった業界の“悲鳴”と比べると、明らかに異なるトーンだ。 「大きくなるリスク」を語るITサービス会社は、特に金融分野を得意とする企業が多い。金融分野は今、銀行や証券などの特需で沸き、ユーザーから「いくらでも人が欲しい」と要請されている。ITサービス会社は「弊社も人材が足りません」と言うが、ここまでは公式コメント。詳しく聞いてみると、ユーザーの要望通りに技術者を出せる場合でも、あえて満額回答はしないようにしているという。 今のITサービス業、なかでもユーザーと直に契約するプライム企業は「仕事は増えたが料金は上がら

    業況が改善しても事業規模を拡大しないITサービス会社の決意とは
  • NTTデータなど6社が作る「お客にも分かるシステム仕様」、その意味するもの

    このメンバーなら、最初に適用するのは東京証券取引所の新システムだろうな----「NTTデータ、富士通など6社、顧客にも分かるシステム仕様作りで協力」なるニュースは、そんな妄想をたくましくさせる話だった。 なんでもNTTデータ、富士通に加えて、NEC、日立製作所、東芝ソリューション、構造計画研究所が「発注者ビュー検討会」を作り、ユーザー企業から受注する際の「業務システム仕様」について、標準的な記述方法などを共同で検討するらしい。要は、お客にもシステム仕様を分かりやすくし、双方に誤解なきようにして、後のトラブルの芽を未然に防ごうということらしい。 最初は、要件定義のあたりまで視野に入れているのかとか、エンドユーザーには理解不能なUMLに取って代わるものを作るのかなどと思ったが、それは違った。あくまでも要件定義後のシステムの仕様作りでの話だし、別にUMLをリプレースする話でもない。出来上がり予定

    NTTデータなど6社が作る「お客にも分かるシステム仕様」、その意味するもの
  • NTT,暗号アルゴリズム「Camellia」のソースコードをオープンソースに

    NTTは4月13日,三菱電機と共同開発した共通鍵暗号アルゴリズム「Camellia(カメリア)」のNTT製ソースコード(C言語版およびJava版)をオープンソースとして公開した。同社サイトからダウンロードできる。 Camelliaは,2000年にNTTと三菱電機が共同開発したブロック暗号(関連記事)。鍵長は,128/192/256ビットの3種類。2005年7月には,SSL/TLSの標準暗号アルゴリズムの一つに採用されている(関連記事)。 Camelliaの基特許については2001年4月に無償化し,ソースコードも公開している(関連記事)。ただし,Camelliaの基特許を無償で利用するには,NTTおよび三菱電機と基特許無償許諾契約を結ぶ必要があった。今回のオープンソース化により,基特許無償許諾契約を締結しなくても,Camellia基特許を無償利用できるようになる。 また,以前に公開

    NTT,暗号アルゴリズム「Camellia」のソースコードをオープンソースに
  • サーバやPCのボトルネック箇所の簡単な見分け方(Linux編):佐野裕のサーバ管理者日記:ITpro

    前回はWindowsでのサーバやPCのボトルネック箇所の簡単な見分け方をご紹介させていただきましたが、要望がありましたので今回はLinuxの場合をご紹介いたします。 4つの主要ボトルネック要素の復習です。 サーバやPCには4つの主要ボトルネック要素があります。このいずれかがボトルネックとなった場合システム全体のレスポンスが低下します。 CPU使用率 メモリ使用量 ディスクI/O TCPコネクション数 Linuxにおいてはボトルネック箇所を以下のように見分けることができます。 1. CPU使用率 CPU使用率が常に100%に近い場合はCPUがボトルネックであることが判明します。CPU使用状況を簡単に調べるには3つの方法があります。「top」「w」「vmstat」コマンドを使う方法です。 -----------------------------------------------------

    サーバやPCのボトルネック箇所の簡単な見分け方(Linux編):佐野裕のサーバ管理者日記:ITpro
    shozzy
    shozzy 2006/04/09