スマートフォンアプリの開発ではユーザーエクスペリエンス(UX)を高めることが重要で、優れたアプリには必ずと言ってよいほどUXを高めるデザイン上の工夫があるものです。人気の地図アプリである「Google Maps」と「Apple Maps」のUXデザインを比較すると、両アプリが異なる思想の下で緻密にデザインされていることがよく分かります。 Maps on iOS: Design Explosions #1 http://uxlaunchpad.com/designexplosions/1-mapping-on-ios.html 左がGoogleの地図アプリ「Google Maps」で右がAppleの地図アプリ「Apple Maps」。一見、よく似たデザインですが、UXデザインの思想は大きく異なっています。 ◆地図表示とツールの配置 これはGoogle Mapsのレイアウト。右の図は、ユーザー
先日正式に発表され、いよいよリリースされるAndroid 5.0 Lollipopは、Android 4.0 ICS以来の大型アップデートとなり、最新のデザインと機能を取り込んだモバイルOSとなります。また、Android 4.4 KitKatから続く流れとしてローエンドの端末でも動作するよう配慮されており、キャリアやメーカーの対応次第では多くの端末がアップデート対象となることが予想されます。多くの方が恩恵を受けるであろうLollipopの新機能や変更点をまとめて紹介します。 マテリアルデザインの採用 まず、最も注目を集めているであろうポイントとして「マテリアルデザイン」と呼ばれる新たなデザインが採用されます。「デザイン」と書くと単なる見た目の話のようですが、実際はユーザーインターフェースのフレームワークから設計されています。つまり「新しいデザインを考えた」のではなく、「新しいデザインの規
近年、時計代わりに腕に着ける小型コンピュータ「スマートウォッチ」が盛り上がりを見せています。2014年3月にGoogleがスマートウォッチ向けOS「Android Wear(アンドロイド・ウェア)」を発表したことで、流行に拍車を掛けました。Android Wearの仕組みと、3つの主なスマートウォッチを紹介します。 ■ 流行に拍車を掛けたAndroid Wearとは ▽ Wear OS by Google Smartwatches Googleが開発したAndroid Wearは、同社のモバイル向けOS・Androidを、腕に装着できるような小さなディスプレイに最適化したOSです。3月18日に正式発表されました。Android Wearを搭載したスマートウォッチ単体ではインターネットに接続せず、通常はBluetoothを介してAndroidデバイスと通信し、情報をやりとりします。 6月25
マテリアル・デザインで覗く、Androidの美しい未来2014.08.29 14:00 scheme_a ヴァージョンアップが俄然楽しみになってきた! Androidの新ヴァージョン(レモンメレンゲパイ?)の開発と共に、グーグル全体に新しいデザインが生まれようとしています。現在はまだベータですが、デザイナの皆さんは早速グーグルの新しいガイドラインで色々と試しているようです。 以下のGIFは公式なアプリのデザインではありませんが、優秀なデザイナさん達による、マテリアル・デザインを使ったポピュラーなアプリの予想です。実物がこれらに半分でも近いなら、実に美しいアプリが待っているのではないでしょうか?
グーグルが発表した、次期Android OS (通称Android L)向けの新しいデザイン原理「Material Design」の使い道や使い方について、背景にある思想やWebデザインへの影響を紹介します。 普及の鍵を握るSDKとPolymer Material Designは、次期Android OS(通称 Android L)のデザイン原則として、Androidデバイスで動くアプリやサービスへの適用が求められています。Androidの場合、iOSのようにプラットフォーム側がアプリ提供側を審査しないので、基準が示されるだけでは普及のきっかけがありません。 グーグルはこの問題点を、Material Designのデザイン原則を盛り込んだSDKの提供で克服しようとしています。 SDKの仕様に沿ってアプリやサービスを開発すれば、半ば自動的にMaterial Designの原則に沿ったUIが構
マテリアル・デザインって何? Androidデザイン責任者にインタヴュー2014.07.08 12:008,736 福田ミホ 目指すのは、脳にスッと入ってくるデザイン。 2年前にグーグルがAndroid Jelly Beanを発表したとき、米Gizmodoでは当時Androidのユーザーエクスペリエンスのディレクター、マティアス・デュアルテ氏とAndroidの方向性について議論しました。時は変わって先週のGoogle I/Oでは、今はデザイン担当ヴァイスプレジデントとなったデュアルテ氏がマテリアル・デザインを発表しました。 米Gizmodoでは再びデュアルテ氏の話を聞く機会を得て、Androidのデザインの試みと、それがグーグルの未来にもたらす意味について聞いてきました。 マテリアル・デザインは大胆な試みです。ひとつのUIフレームワークを、腕時計から車までグーグルの生態系の全デヴァイスに使
モバイルファースト室の @rejasupotaro です。 今年のGoogle I/OではAndroid One、Android L、Material Design、Android Ware、Android Auto、Android TV、Google Cloud Platform、Google Fitなどの発表がありました。弊社からは私と @sys1yagi と @__gfx__ が参加したので、何回かに分けてGoogle I/Oの発表の内容を紹介します。 今回のテーマはMaterial Designです。内容は公式ドキュメントやセッション動画の要約や参考リンクからの引用を含みますが、筆者の考察や主観も含まれます。 Material Designとは Material Designとは、Googleが発表したビジュアル、モーション、インタラクションのプラットフォームやデバイス間の包括的な
Google I/O 2014 では様々なデバイスが発表されて、ますます Google が日々の生活へ入り込んでいくのだなという印象を受けました。幾つかのプロダクトは興味深かったですが、プロダクトより気になったのが Material Design の発表です。現在 Android L と称されている次期バージョン Android で採用されているデザイン言語のガイドラインです。 Skeuomorphism が全面的に使われていたときは、画面上にあるオブジェクトを触っているような感覚を見た目で演出していましたが、Material Design ではアニメーションを通して触れているような感覚を作り出しています。ときにはカードのような実世界のオブジェクトを模擬していますが、それでもカードを操作しているような感覚を与えているのは見た目ではなく動きだったりします。 感覚からコードへの転換 Mater
Googleが開催した「Google I/O」では多くの新デバイス・サービスが明らかになりましたが、その中で次期Androidの「L」に採用される新しいUXの体系「Material Design」も発表されました。Googleのプラットフォームを統一するアニメーションを使った新たなデザイン「Material Design」とはどんなものなのか、ムービーが公開されています。 Google Design http://www.google.com/design/ Material designがどのように端末に採用されるのかは、以下のムービーを見るとよく分かります。 Material design - YouTube 例えば、以下の受信箱ではメッセージが「今日」「昨日」に分けられています。 そのうち1つのメッセージをタップ。 すると夏のバーベキューに関しての2人のやりとりが表示されました。 間
[速報]Googleが新しいUXの体系「Material Design」を発表。あらゆるデバイスとスクリーンに適用。Google I/O 2014 Googleは6月26日(現地時間25日)、米サンフランシスコでイベント「Google I/O 2014」を開催。次期Androidの「L」とともに、今後Googleがあらゆるデバイスとスクリーンに適用する新しいUXの体系「Material Design」を発表しました。 基調講演では次期Androidの「L」が今日からデベロッパープレビューとして公開されると発表。AndroidのOSにはアルファベット順のコード名が付いており、次期AndroidはLから始まりますが、まだコード名はついていません。 Lでは、Androidのユーザー体験を最初から考え直した新しいUXの体系「Material Design」を採用。基調講演で行われた「Materia
米Googleは6月25日(現地時間)、Google I/Oで次期Android(コードネーム:L-Release)の開発者プレビューを発表するとともに、Androidの新しい“デザイン言語”、「Material Design」を発表した。 次期Androidから、Material Designに基いてアイコンやボタンのデザイン、タップやスワイプのユーザー体験が大きく変わる。 Googleはモバイル向けAndroidだけでなく、Android Wear、Android TV、Android AutoでMaterial Designを採用しており、アプリ開発者にもこのガイドラインを順守するよう求めている。 Material Designの基本方針は、小さな時計の画面からテレビの大画面、自動車のダッシュボードまで、あらゆるフォームファクターで統一感のある使いやすいユーザー体験を提供すること。
By Kārlis Dambrāns GoogleでAndroidのデザイン責任者を務めるマティアス・デュアルテ氏は、2014年4月9日に行われたAccel Design Conference 2014での公開インタビューの席で「モバイルは終わった」と語りました。Android機器におけるキーパーソンの一人が自らを否定するようにも取れる衝撃の告白となっているわけですが、その意図するところはどのようなものなのでしょうか。 Matias Duarte, Head of Android Design on the Death of Mobile — Our blog http://theaccelblog.squarespace.com/matias-duarte-on-the-death-of-mobile デュアルテ氏がモバイルのデザインについて語るムービーは以下から。11分あたりで「Mob
静観する構えだったAndroidのグーグル、特許訴訟で大勝利したアップルを受けてチクリと一言2012.08.31 20:00 湯木進悟 Androidの自由は死せず... サムスンがアップルに特許侵害訴訟で大負けして、きっとAndroid陣営の他のメーカーは、これからどんなふうに火の粉が降りかかってくるのか、もう気が気じゃないのではないでしょうかね。とりわけ、本当はアップルが最大のターゲットにしたいとも噂されている、iOSに対抗するAndroidを世に送り出してきたグーグルの心境はいかがなものなのでしょう? 今後は控訴裁判所によって、関係する特許の有効性および侵害状況などが再び見極められることになるでしょう。そのほとんどはコアなAndroidのオペレーティング・システムに影響を及ぼすものではありません。複数の特許は、米特許商標局によって再吟味がなされているところでもあります。 モバイル業界
1:ミシチャンψ ★:2012/08/27(月) 15:09:47.90 ID:??? Vergeが今回の裁判に対するGoogleのコメントを掲載しています。 「上級審が特許侵害の有無と特許の有効性について再度検討するだろう。今回の裁判の対象になっている特許技術のほとんどはコアAndroid OSとは関係ないものだ。また、幾つかの特許については、特許庁で現在有効性について再検討されている。モバイル業界は急速に動いている業界だ。新規参入者も含めすべてのメンバーが、数十年もの間提唱されてきたアイデアの上に成り立っている。我々はパートナーと共に、消費者にイノベーションとより手頃な製品を届けるために努力している。この努力に対するどんな制限も我々の希望するものではない。」 http://www.theverge.com/2012/8/26/3270837/google-responds-apple-
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