「安全に歩きスマホができる専用レーン」 「忙しい人でも犬を飼える24時間ケア付きアパート」 「目の大きさが小さく見えないメガネ」 これらは、すべて日本の高校生がたった2週間で考え出したビジネスアイデアだ。アメリカで20万人以上の高校生会員のいる世界ビジネスリーダー育成プログラム、DECA(Distributive Education Clubs of America、全世界高校生次世代リーダー育成同盟会)の日本版DECA JAPANが1月25日に広尾学園高等学校で行われた。日本で初めての開催となった。個人で応募した全国各地の高校生が9チームに分かれ、それぞれ自分たちのプランを英語で発表した。当日、80人の参加者の前で高校生グループによる白熱したピッチ大会が行われた。 DECAを日本で始めたのは、連続起業家の曽我弘、84歳。曽我は新日本製鐵を定年退職後、シリコンバレーに渡り、6、7社を立ち上