「当初は昨年末、来日するはずだったが、日本政府が遅らすよう言ってきた」- デイビッド・ケイ国連「表現の自由」査察官(法学者・国際人権法)がきょう、都内で記者団に明らかにした。 特定秘密保護法の制定などで国際的に非難を浴びる日本。人権後進国である日本の表現の自由度を調査するため、ケイ氏は昨年末、来日する予定だった。来日は4か月ズレ込み、昨日となった。 日本外国特派員協会(FCCJ)の屋外で記者団の ぶら下がり会見 に応じたケイ氏は、来日が遅れた理由を次のように答えた。 「国連人権委調査官メンバーに対する招請を日本政府が保留にしたから。日本は昨年12月に招請していたが、11月になってキャンセルしてきた」。 そのうえで「理由は分からない。そちら(記者団)で日本政府に聞いてほしい」と含みを残した。 昨年は政府のご機嫌を損ねる報道をしたテレビ局の幹部を与党が呼びつけるなどして、「日本の報道の自由度ラ