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  • ロシア南西部で列車脱線 破壊工作の疑い

    ロシア・モスクワの鉄道駅(2021年4月1日撮影、資料写真)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【5月14日 AFP】ロシア非常事態省は14日、南西部ボルゴグラード(Volgograd、旧スターリングラード)近郊で前夜、貨物列車が脱線し、貨車と燃料タンクが炎上したと発表した。当局は破壊工作の疑いがあるとみている。 鉄道事業者の現地支部は「何者かによる不正な介入により、コトルバン(Kotluban)駅で貨物列車の貨車が脱線した」と説明した。 脱線はグリニッジ標準時(GMT)13日午後10時15分(日時間14日午前7時15分)に発生。火はすぐに消し止められ、死傷者はなかった。運行は数時間後に再開された。 ロシアの鉄道では不審火や脱線が相次いでいる。 脱線が起きた駅は、ウクライナ国境から約300キロに位置する。また、ボルゴグラードはウクライナの無人機攻撃の標的とされてい

    ロシア南西部で列車脱線 破壊工作の疑い
  • プーチン氏、今週訪中へ 半年余りで2度目

    ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(右)と中国の習近平国家主席(2024年5月13日作成)。(c)GREG BAKER and Gavriil GRIGOROV / various sources / AFP 【5月14日 AFP】中国外務省は14日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が今週、習近平(Xi Jinping)国家主席の招待で中国を訪問すると発表した。 プーチン氏は今月、通算5期目の就任式を終えたばかり。訪中は昨年10月以来、この半年余りで2度目。3月の大統領選で再選されてからは初の外国訪問となる。 中国外務省の華春瑩(Hua Chunying)報道官によれば、プーチン氏は16~17日にかけて北京に滞在する。 アナリストによると、ロシアウクライナ侵攻をめぐり西側諸国からかつてない制裁を受けており、中国に対する経済的依存をますます強めている。

    プーチン氏、今週訪中へ 半年余りで2度目
  • 仏、Dデー80年記念式典にプーチン氏招かず

    仏ノルマンディーで行われた、ノルマンディー上陸作戦から79年を記念した式典(2023年6月6日撮影)。(c)Ludovic MARIN / POOL / AFP 【4月17日 AFP】フランスは16日、第2次世界大戦(World War II)中のノルマンディー(Normandy)上陸作戦開始日「Dデー(D-Day)」から80年を記念して行う6月の式典に、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を招かない考えを示した。ただし、ロシアは招待するとしている。 2022年2月にプーチン氏がウクライナ侵攻を開始して以降、ロシアと西側諸国との関係は極めて悪化。23年には国際刑事裁判所(ICC)が、ウクライナの子どもの違法連行に絡む戦争犯罪の疑いでプーチン氏に逮捕状を出した。 「解放ミッション(Liberation Mission)」の組織委員会は、「状況を考慮し、プーチン

    仏、Dデー80年記念式典にプーチン氏招かず
  • 「発電所守るミサイル尽きた」 ゼレンスキー氏

    米国製の地対空防衛ミサイルシステム「パトリオット」。ドイツ西部で(2023年10月23日撮影、資料写真)。(c)Ina FASSBENDER / AFP 【4月17日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は16日、ロシア軍がキーウ州最大級の火力発電所を破壊することができたのは、防空ミサイルが底を突いたためだと説明した。 ロシアはここ3週間半、ウクライナの電力供給網を集中的に攻撃。100万人以上が停電の影響を受けている。 トリピリスカ(Trypilska)火力発電所は11日、ロシアのミサイル攻撃で破壊された。 ゼレンスキー氏は米公共放送PBSのインタビューで、「ミサイル11発が飛来した。最初の7発は迎撃に成功したが、残りの4発がトリピリスカを破壊した。なぜか? こちらにミサイルが一発もなかったからだ」「トリピリスカを守るためのミサイル

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  • 2日連続攻撃で新たに3人死亡 ウクライナ・ザポリージャ州知事

    仮設の追悼会場に立てられたウクライナ国旗(2023年11月10日撮影、資料写真)。(c)Sergei SUPINSKY / AFP 【4月8日 AFP】ウクライナ南部ザポリージャ(Zaporizhzhia)州で8日、ロシア軍による攻撃で3人が死亡した。知事が明らかにした。同州では前日にも死者が3人出ている。 イワン・フェドロフ(Ivan Federov)知事は、ポロヒウツキー(Pologivskyi)で「3人が死亡、3人が負傷した」とソーシャルメディアで明らかにし、人口が密集している8地域への攻撃が、24時間で「357回」に及んでいると述べた。 前日には州内フリアイポレ(Huliaipole)が攻撃を受け、3人が死亡した。 一方のロシアは7日、同国が占拠しているザポリージャ原子力発電所がウクライナ軍のドローン(無人機)1機に攻撃されたと発表している。(c)AFP

    2日連続攻撃で新たに3人死亡 ウクライナ・ザポリージャ州知事
  • バイデン氏がキリスト教「冒涜」と非難 トランプ氏

    米国のジョー・バイデン大統領とドナルド・トランプ前大統領(左、2024年3月6日作成)。(c)TIMOTHY A. CLARY, ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP 【3月31日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領(77)と一部共和党議員は30日、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領が31日の「トランスジェンダー可視化の日」に言及したのを受け、キリスト教に対する冒涜(ぼうとく)だと非難した。今年のイースター(Easter、復活祭)は31日で、「可視化の日」と重なっている。 トランプ氏らは、バイデン氏が29日に3月31日を「可視化の日」と正式に宣言したのを受け、一斉に批判。インクルーシブ(包摂的)な米国を目指すとするバイデン氏と、11月の大統領選に向けキリスト教保守層からの支持を取り付けたいトランプ氏との新たな争点に浮上し

    バイデン氏がキリスト教「冒涜」と非難 トランプ氏
  • ガザで「ジェノサイド」 国連特別報告者指摘に支持相次ぐ 人権理

    国連人権理事会で発言するフランチェスカ・アルバネーゼ特別報告者(左)。スイス・ジュネーブで(2024年3月26日撮影)。(c)Fabrice COFFRINI / AFP 【3月27日 AFP】国連人権理事会(UN Human Rights Council)からパレスチナ自治区の特別報告者に任命されているフランチェスカ・アルバネーゼ(Francesca Albanese)氏は26日の理事会で、イスラエルが同自治区ガザ地区(Gaza Strip)で実行している軍事作戦は「ジェノサイド(集団殺害)行為」に当たるとの持論を重ねて表明した。それを受け、アラブ諸国や中南米諸国から支持する声が相次いだ。 アルバネーゼ氏は、「ガザにおける(イスラエルの)ジェノサイドの意思は明々白々であり、われわれは目を背けてはならず、立ち向かい、防ぎ、罰しなければならない」と主張。各国に対し、対イスラエル武器禁輸と制裁

    ガザで「ジェノサイド」 国連特別報告者指摘に支持相次ぐ 人権理
  • 鳥山明さん死去、マクロン仏大統領も日本語で追悼

    東京都内で、「DRAGON BALL」の主人公、孫悟空の像と同作のTシャツを着て記念撮影をする観光客(2024年3月8日撮影)。(c)Yuichi YAMAZAKI / AFP 【3月9日 AFP】漫画「DRAGON BALL」などで知られる漫画家の鳥山明(Akira Toriyama)さん(68)の死去を受け、フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領ら世界の指導者からも惜しむ声が相次いだ。 マクロン氏は8日、DRAGON BALLのキャラクターが描かれた額縁入りのサイン色紙の画像をX(旧ツイッター)に投稿し、フランス語に加え日語でも「鳥山明と何百万もの彼の愛好家へ」とコメントした。 ブラジルのジェラルド・アルキミン(Geraldo Alckmin)副大統領もXで、鳥山さんの作品を「友情と忠誠の価値観を何世代にもわたって刻んできた遺産」と呼び、ポルトガル語

    鳥山明さん死去、マクロン仏大統領も日本語で追悼
  • 独、ウクライナ支援協議内容がロシアに漏えい ショルツ政権に激震

    ドイツのオラフ・ショルツ首相(2024年3月2日撮影)。(c)Andreas SOLARO / AFP 【3月3日 AFP】ウクライナへの軍事支援をめぐるドイツ当局内の協議内容がロシアSNSで拡散していることが判明し、オラフ・ショルツ(Olaf Scholz)政権に激震が走っている。首相は2日、徹底調査を表明した。 ロシア国営テレビRTのマルガリータ・シモニャン(Margarita Simonyan)編集長は1日、クリミア(Crimea)への攻撃に関するドイツ軍当局者らの協議内容とされる、2月19日に行われた38分のビデオ会議の音声記録をSNSに投稿。 独軍当局者らはその中で、独製長距離巡航ミサイル「タウルス(Taurus)」やフランス、英国製ミサイルのウクライナ軍による使用の可能性、クリミア半島とロシア土を結ぶ橋へのミサイル攻撃計画などを話し合っていた。 独防衛省報道官はAFPに対し

    独、ウクライナ支援協議内容がロシアに漏えい ショルツ政権に激震
  • 2月のロシア軍機撃墜数、記録的数に ウクライナ軍

    ロシア・モスクワ上空を飛行するスホイ35戦闘機など(2020年5月9日撮影、資料写真)。(c)Yuri KADOBNOV / AFP 【3月1日 AFP】ウクライナ国防省は2月29日、同月に撃墜したロシア軍機の数が、2022年10月以降で最多となったと発表した。一方、東部の地上戦ではロシア軍が攻勢を強めている。 ウクライナの主張について、AFPは独自に検証できておらず、ロシア側も現時点ではコメントしていない。 ウクライナ国防省によると、同軍の防空部隊は今年2月、スホイ34(Su-34)戦闘爆撃機10機、スホイ35 (Su-35)戦闘機2機、A50 早期警戒管制機1機を撃墜した。 オレクサンドル・パブリュク(Oleksandr Pavliuk)陸軍司令官によると、この数字には前夜に撃墜したスホイ34機も含まれている。 ウクライナは1月にも、A50を1機撃墜したと発表していた。 こうした主張の

    2月のロシア軍機撃墜数、記録的数に ウクライナ軍
  • 「来るな」 ロシアのため戦うネパール人傭兵、同郷人に警告

    ネパールの首都カトマンズの通りを歩くスリヤ・シャルマさん(仮名、2024年2月6日撮影)。(c)Prakash MATHEMA / AFP 【3月2日 AFP】ウクライナで、ロシアのために戦っているネパール人傭兵(ようへい)がいる。彼らはロシアのパスポートと報酬欲しさに故郷を後にするが、負傷した兵士たちは「来るな」と同郷人に警告している。 傭兵に採用されれば、ネパールでの年収の2年分を1か月で稼げる。ただし条件は過酷で、死傷者も多い。 「戦友が目の前で死ぬのを見た」と、スリヤ・シャルマ(24)は話した。法的な理由から、名前は仮名だ。 「ネパール人には戦争がどれほど恐ろしいか、おそらく想像すらつかないだろう」 ロシア軍によって基的な訓練を施された直後、ウクライナ東部の前線に向かう途中で、部隊は攻撃にさらされた。「爆弾と銃弾の雨の中、これでもうおしまいだと思った」 「死ぬために行ったようなも

    「来るな」 ロシアのため戦うネパール人傭兵、同郷人に警告
  • ウクライナ各地に破壊の爪痕 攻撃前後の衛星画像

    米宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズが提供した、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地アウディーイウカ。攻撃で破壊される前(左、2021年10月16日撮影)と後(右、2024年2月17日)。比較写真は2月24日提供。(c)AFP PHOTO / Satellite image ©2023 Maxar Technologies 【2月25日 AFP】宇宙技術会社マクサー・テクノロジーズ(Maxar Technologies)は24日、ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年となるのに合わせ、攻撃前後の各地の衛星画像を公開した。 画像では、ロシア軍の攻撃を受けて大破した住宅や、2023年6月に爆発が起き決壊したロシア支配地域にあるカホウカ(Kakhovka)水力発電所のダムと、その影響で広範囲にわたって水没した住宅地の状況などが見て取れる。 今月に入ってロシアが「完全制圧」したと発表したウクライナ

    ウクライナ各地に破壊の爪痕 攻撃前後の衛星画像
  • ゼレンスキー氏「われわれは勝利する」 G7に支援継続訴え

    ウクライナ・キーウ近郊ホストーメリの空港で行われた式典で共同記者会見に応じる(左から)ジャスティン・トルドー加首相、ジョルジャ・メローニ伊首相、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領、ウルズラ・フォンデアライエン欧州委員長。ウクライナ大統領府提供(2024年2月24日撮影・提供)。(c)AFP PHOTO / UKRAINIAN PRESIDENTIAL PRESS SERVICE 【2月25日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻開始から2年に当たる24日、同国のウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は首都キーウで「われわれは勝利するだろう」と述べ、米軍事支援の遅れや東部アウディーイウカ(Avdiivka)陥落など難局に直面する中、国民に奮起を促した。 ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー(Oleksandr Syrsky)新総司令官も「光は

    ゼレンスキー氏「われわれは勝利する」 G7に支援継続訴え
  • 米カリフォルニア州のホームレス問題、数字で検証

    路上生活者が設置したテント。米ロサンゼルスで(2023年11月22日撮影)。(c)Frederic J. BROWN / AFP 【2月18日 AFP】米国のホームレス問題の中心地となっているカリフォルニア州。ここでは、その厳しい状況を数字を用いて説明する。 ■全米で最も深刻 先ごろ公表された米政府統計によると、全米の路上生活者人口の30%がカリフォルニア州に集中している。これはニューヨーク州の13%やフロリダ州の5%を大きく上回る数字だ。 カリフォルニア州全体の路上生活者人口は17万1000人で、サンフランシスコやサクラメント(Sacramento)といった大きな都市ではそれぞれ数千人単位となっている。中でも、ロサンゼルスの状況は最も深刻で、7万5500人が路上で生活している。 ■低廉住宅 ホームレス問題の要因として考えられるものには、貧困、メンタルヘルス、さまざまな依存症などがあるが、

    米カリフォルニア州のホームレス問題、数字で検証
  • ナワリヌイ氏の追悼集会参加者に実刑判決 ロシア

    アレクセイ・ナワリヌイ氏の死を追悼するためロシア・サンクトペテルブルクの政治弾圧犠牲者の記念碑を訪れ、警官に拘束された男性(2024年2月17日撮影)。(c)Olga MALTSEVA / AFP 【2月19日 AFP】ロシア・サンクトペテルブルク(St. Petersburg)の裁判所は、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏の追悼集会などに参加して逮捕・拘束された154人に対し、無許可集会を禁じる法律に違反したとして、最長14日の実刑判決を言い渡した。17、18両日に公表された文書で明らかになった。 人権団体や独立系メディアによれば、国内の他の都市でも同様の判決が下されるケースが相次いでいる。 当局は先週末、16日に亡くなったナワリヌイ氏のために政治弾圧犠牲者の記念碑に花やろうそくを供えた数百人を拘束した。 ロシアでは、反政府デモや公の場での政権批判が事

    ナワリヌイ氏の追悼集会参加者に実刑判決 ロシア
  • ウクライナ軍新総司令官、初の前線視察 状況は「極めて困難」

    ウクライナ東部の前線を視察するオレクサンドル・シルスキー軍総司令官(左から2人目)とルステム・ウメロフ国防相(左)。同国軍提供(2024年2月14日公開)。(c)AFP PHOTO / Ukrainian Armed Forces 【2月14日 AFP】ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー(Oleksandr Syrsky)新総司令官は14日、東部の前線を視察した後、現地の状況は「極めて困難」だと警告した。米国の軍事支援の遅れがウクライナ軍の戦線維持に影を落としている。 約1000キロに及ぶ前線は、過去1年以上ほとんど動いていない。ウクライナ軍は昨年の反転攻勢失敗後、守勢に回っており、軍指導部はロシアが動員力で優位にあると認めている。 先週解任されたワレリー・ザルジニー(Valery Zaluzhny)氏に代わって就任したシルスキー氏は、総司令官として初めて前線を視察。 ロシア軍が占領

    ウクライナ軍新総司令官、初の前線視察 状況は「極めて困難」
  • 暗いロシアに光投じる「ジョージ・オーウェル図書館」

    ロシア・イワノボにあるジョージ・オーウェル図書館で書籍に手を伸ばす司書のアレクサンドラ・カラショーワ氏(左、2023年10月20日撮影)。(c)Natalia KOLESNIKOVA / AFP 【1月28日 AFP】ジョージ・オーウェル(George Orwell)、ウラジーミル・ソローキン(Vladimir Sorokin)、フョードル・ドストエフスキー(Fyodor Dostoevsky)──。司書が、ロシアの暗い時代に光を放つ手助けになると考える作品を棚から数冊選び出した。 ここは、首都モスクワから車で5時間の距離にある工業都市イワノボ(Ivanovo)に昨年オープンした「ジョージ・オーウェル図書館(George Orwell Library)」だ。プロパガンダと検閲の強化に対抗すべく設立された。 老朽化した建物の中にある簡素な図書館には、コンピューター1台と数百冊のが置かれ、司

    暗いロシアに光投じる「ジョージ・オーウェル図書館」
  • 侵攻批判のロシア詩人、車にはねられ死亡 76歳

    ロシア・モスクワで取材に応じる詩人のレフ・ルビンシテイン氏。AFPTVの映像より(2018年8月7日撮影、資料写真)。(c)AFPTV teams / AFP 【1月15日 AFP】ロシアの詩人レフ・ルビンシテイン(Lev Rubinstein)氏(76)が、首都モスクワで車にはねられた後に死亡したと、娘が14日、明らかにした。旧ソ連の地下文学界で中心的な存在だった同氏は近年、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に抗議していた。 ルビンシテイン氏は、ロシアの芸術運動「コンセプチュアリズム」の創始者の一人に数えられ、1970〜80年代に社会主義リアリズムの公式教義をやゆした前衛芸術家だった。 同氏は8日、車にはねられて重傷を負い、入院していた。 モスクワ交通当局は、道を渡っていたルビンシテイン氏に対し、「運転手はスピードを落とさなかった」と説明した。これまでに入ってい

    侵攻批判のロシア詩人、車にはねられ死亡 76歳
  • ネタニヤフ氏、ハマス掃討「誰にも止められない」 ガザでの戦闘100日

    【1月14日 AFP】パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)におけるイスラエル軍とイスラム組織ハマス(Hamas)の戦闘が14日、開始から100日目を迎えた。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相はハマス掃討作戦は「誰にも止められない」とし、殲滅(せんめつ)を目指し攻撃を継続する考えを改めて示した。 ハマスが実効支配するガザの保健当局によると、戦闘に伴い少なくとも2万3843人が死亡。その大半は女性と子どもとされる。 ハマスは昨年10月7日にイスラエルに越境攻撃を仕掛けた際、約250人を拉致。ガザでは依然132人が人質として捕らえられているとみられる。少なくとも25人は死亡したもようだ。 一方、イスラエルはガザで「ジェノサイド(集団殺害)」を行っているとして国際司法裁判所(ICJ)に提訴されているが、ネタニヤフ氏は13日、テレビで放映された

    ネタニヤフ氏、ハマス掃討「誰にも止められない」 ガザでの戦闘100日
  • 「もっと兵士を産め」 ロシアで中絶阻止の動き強まる

    【12月22日 AFP】ロシアではウクライナ侵攻開始以降、急激に保守化が進み、国民の暮らしも変化した。影響が及んでいる問題の一つが、女性の中絶権だ。 宗教色のより強い多くの西側諸国とは違い、ロシアでは何十年も前から中絶は合法で、この問題で社会が分裂することもあまりなかった。だがここ数か月で雲行きが変化している。 各地ではロシア正教会の要求に屈し、民間クリニックでの中絶を規制しようとする動きが相次いでいる。一方、国営クリニックを運営する保健当局は政府の方針を強化し、女性たちに中絶を思いとどまらせようとしている。 当局は出生率の向上が目的だとしているが、権利運動家たちはウクライナ侵攻後の広範な弾圧の一環だとみている。 ジョージアに亡命中のフェミニスト活動家、レダ・ガリーナ(Leda Garina)氏は「戦争中の国家には、この種の法律が常につきまとう」と指摘した。今回の措置はロシア人女性に対し、

    「もっと兵士を産め」 ロシアで中絶阻止の動き強まる