米アップルによるアプリ配信の手法が反競争的だとして米ゲーム大手のエピックゲームズが訴えた裁判で、両社トップも出席した約3週間の口頭弁論が終わった。アップルの市場支配力を巡り両社は鋭く対立した。年内にも出る判決は、10兆円規模に達するアプリ市場の行方を左右する。「配信を手がけるアップルが、アプリ開発者よりも利益をあげている」――。3億5000万人以上の登録ユーザーを抱えるゲーム「フォートナイト」
米Appleは9月8日(現地時間)、係争中の米Epic Gamesに反訴した。人気ゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のiOS版にガイドライン違反の独自決済機能を導入した行為を「窃盗」に当たるとし、利益返還などの責任を追わせるよう求めた。 Appleは米カリフォルニア州北部地裁に提出した訴状で、この訴訟はEpicが主張するようなAppleによる独占の問題ではなく「金銭に関する基本的な意見の相違に過ぎない」とし、「Epicは現代版ロビンフッドのように振る舞っているが、その実態はApp Storeで得られる膨大な収益に何も対価を払いたくないだけの数十億ドル規模の大企業だ」と批判した。 「Epicは過去2年間、他のどのアプリ開発者よりもAppleのサポートとサービスを利用してきた」という。Appleはフォートナイトの新シーズン公開ごとにアプリストアのスポットライトで無償で紹介し、好意的な
Gamma LawのDavid B. Hoppe氏が,ゲームを変える可能性のある法廷闘争の両陣営サイドを評価する。 Fortniteを作ったEpic GamesとAppleの間で法的な争いが続く中(参考URL),両社の広報チームは残業を続けている。ソーシャルメディアへの投稿,パロディビデオ,そして多くの誇大広告を通じて,AppleとEpicはゲーマーをそれぞれの味方につけようと懸命に努力しているのだ。 しかし,法律はどちらの味方をしているのだろうか? もちろん,それは裁判所の判断に委ねられているが,過去の同様の事件の規制上の判決を検証することで,判決がどのように展開されるのか,いくつかの洞察を得ることができる。 8月13日付けの原告訴状で(関連英文記事),Epicは次のように述べている。「Apple による Fortnite の削除は,Apple がその巨大な権力を行使して不当な制限を課し
米Epic Gamesは9月4日(現地時間)、米Appleとの訴訟で、AppleによるEpicの人気ゲーム「Fortnite(フォートナイト)」のApp Storeからの削除およびEpicの開発者アカウント停止に対する差し止め命令を米カリフォルニア州北部地区連邦地裁に申し立てた。 Epicは公式Twitterアカウントで「本日裁判所に対し、Appleの違法な締付けに敢えて挑んだEpicに対するAppleの報復を差し止めるよう要請した。これは、Appleによる高額で反競争的な規制から消費者と開発者を解放するために必要なステップだ」とツイートし、訴状へのリンクを公開した。 同社は添付資料を含めると182ページに上るこの訴状で、フォートナイトのApp Storeからの削除で生じた損失について説明した。 アプリ削除以来、iOS版フォートナイトのDAU(日間アクティブユーザー数)は60%以上減少した
日本経済新聞は9月3日、日本の公正取引委員会委員長が、フォートナイトをめぐるAppleとEpic Gamesの訴訟を念頭に「米国での裁判に注目している」と発言したと報じています。 公正取引委員会は独占禁止法を管轄 日本の公正取引委員会は、独占禁止法を運用するために設置された政府機関で、自由で公正な市場を実現するため、カルテル等の反競争的行為に対処しており、独占禁止法違反に対して排除措置命令を発出する権限があります。 公正取引委員会の杉本委員長は、日経新聞の取材に対し、Appleがデベロッパーに対し、アプリ販売をApp Storeに限定している点や30%の手数料を徴収している点に言及し、具体的行動を検討する必要があり、米国での裁判を注視していると発言しています。 人気ゲーム、フォートナイトを運営するEpic Gamesは、App Storeでのアプリ配信と課金方法をめぐり、米国でAppleを
現地時間8月24日、Apple対Epic Games訴訟の審問が行われ、裁判官が同件における初の判断を言い渡しました。 「フォートナイト」配布再開要求は却下 米メディア9to5Macによると、裁判官はAppleに対し、Unreal Engineおよびその他のEpicの資産に関連する開発者アカウントの削除を禁じる命令を言い渡しました。しかしApp Storeでの「フォートナイト」配布再開を認めて欲しいというEpicの要求は却下しました。 Apple対Epicの裁判初戦は両社引き分けといっていいかも知れません。 裁判官の考え変えられず 裁判官は審問が始まる前から、AppleがUnreal Engineの開発を妨げる行為は認めないとし、また同エンジンと「フォートナイト」は切り離して考えると宣言していました。つまりAppleとEpicは審問によって裁判官の考えを変えられなかったことになります。 E
UEはセーフ。Epic対Apple初審理の激闘を忠実に再現した廷内スケッチとポイント2020.08.26 10:506,811 satomi UEはひとまず安泰。よかったね。 フォートナイト削除をめぐるEpic対Apple(アップル)裁判の予審が8月24日に開かれ、 北カリフォルニア地裁のボン・ゴンザレス・ロジャーズ判事は「フォートナイトはともかく、規約違反してないEpicの系列まで巻き込むのはAppleもやり過ぎ」との判断を示し、「EpicとAppleが法廷で争うのは勝手だけどその泥仕合に周囲を巻き込まないこと」と両社にブッスリ五寸釘を刺しました。 審理はZoomで行なわれ、「スクリーンキャプチャおよび撮影は一切禁止」だったので当日は視聴できなかったのですが、Sarah Jeong記者のスケッチが両社1歩も引かない緊迫した模様が手に取るようにわかると評判でしたので、上に貼っておきますね。
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