今回は趣向を変えて、2013年8月23日に米国で発売になった米モトローラの新型スマートフォン「Moto X」の評判について。この「グーグルフォン」第1弾について、目の肥えたベテラン・レビュアーらがどう評しているのかをかいつまんで紹介する。 最初に複数のレビュー記事に目を通した筆者の印象を記しておくと、それは「野球のバッティングでいうと2塁打(評者によっては3塁打)くらいのインパクトがMoto Xにはある」という点で、ほぼ評価が一致しているように思えること。ただし、「第1打席からいきなり『ホームラン』はさすがに難しかった」という点もほぼ共通している所で、特にスペック競争(ハードウェア関連の数字や搭載アプリの種類)から距離を置いた所で訴求点を見出そうとした戦略が「吉と出るか、凶とでるか」は今後の結果待ち、といえよう。 さらに、「Moto Xが仮に100ドルの市販価格で売り出されていたら、すぐに