かつてMacBookに搭載されていたバタフライキーボードを巡る集団訴訟で、Appleが5,000万ドル(約69億円)を原告側に支払う和解案が、米カリフォルニア州の連邦裁判所で公式に認められました。 裁判官が和解を正式承認 2016年に端を発するこの集団訴訟は、Appleが2015年〜2019年にMacBook Proに搭載していたバタフライキーボードについて、構造的な欠陥を認識していながら販売していたのは不当だとする内容でした。 すでに2022年半ばに原告とAppleとで和解案は合意に至っていましたが、改めて今回、訴訟を担当する裁判官の承認を得た格好となります。 故障が頻発で廃止に 当時の最高デザイン責任者(CDO)ジョナサン・アイブ氏による、筐体の薄型化に大きく貢献するデザインとあって、MacBookシリーズに鳴り物入りで採用されたバタフライキーボードでしたが、実際には故障が頻発し、20