ジョブズが本当にAppleのCEOにしたかった「IBM PCの父」に見る、IT業界の分岐点:CloseBox(1/3 ページ) 大原雄介さんの連載「“PC”あるいは“Personal Computer”と呼ばれるもの、その変遷を辿る」の2回目が掲載された。 「IBM PC」がやってきた エストリッジ、シュタゲ、そして互換機の台頭 いよいよIBM PCの登場である。当然ながら、IBM PCの生みの親であり、IBMのPCビジネスを率いることになったドン・エストリッジが出てくる。そこで、5年前、個人ブログに書いた、エストリッジに絡んだエピソードをリライトしたので、サイドストーリー的に読んでいただければと思う。 そう、「ジョブズが本当にAppleのCEOにしたかった人物」というのはthe Dirty Dozenを率いてIBM PCを短期間で作り上げた「IBM PCの父」、ドン・エストリッジのことだ
The Version Museumというサイトが、1994年から現在までの22年間のAppleの公式サイトのスクリーンショットをまとめて公開しています。 22年間のApple公式サイトのデザインの変化が良く分かるので、是非ご覧下さい。 他にも、MicrosoftやAmazon、Google マップ、Facebookなどの歴代サイトのスクリーンショットがまとめられているので、是非ご覧下さい。 さらに、過去に紹介したことがありますが、Appleの公式サイトだけであれば、歴代トップページのスクリーンショットばかりを集めたアルバムがFlickrにて公開されており、現在までに約700枚のスクリーンショットが掲載されているので、Apple好きにはこちらもお勧めです。
Windows 10やWindows 8など、2018年時点で使われているWindows端末では、「AUX」や「CON」というファイル名をつけようとすると、「指定されたデバイス名は無効です」というエラーが表示されます。このエラーの原因は、1974年に開発されたOSにあるとして、ハードウェア関係の情報を配信するfooneが説明しています。 It is 2018 and this error message is a mistake from 1974. This limitation, which is still found in the very latest Windows 10, dates back to BEFORE STAR WARS. This bug is as old as Watergate. pic.twitter.com/pPbkZiE57t— foone (@Fo
MS-DOS 2.0のソースコードが公開された 9月末にMS-DOS 2.0のソースコード(https://github.com/Microsoft/MS-DOS/tree/master/v2.0)が公開された。ここでは、ソースコードを見ながら、Windowsのパス区切り文字が、なぜ「\」(英語表示では逆スラッシュ)になったのかを考えてみる。 ただ、MS-DOSは8086のアセンブラで記述されているため、コードを説明するのではなく、必要な定義部分などを使って解説することにする。 まずは簡単にMS-DOSという名称について説明しておく。IBMがIBM PC用のOSとしてマイクロソフトに開発を依頼したため、IBM PC用のものはPC-DOSという名称であり、MS-DOSはIBM以外のメーカー用に使われた。この時点では、PC-DOSとMS-DOSはほぼ同一のものとしてよい。ここでは、すべてMS-
元Microsoft技術者で、のちにポーカーのプロプレイヤーに転身したリチャード・ブロディ氏が、自身のブログでMicrosoftに入社した経緯や、当時のミッション、Microsoft Wordが生まれた背景などを語っています。 Microsoft: The Early Days http://www.memecentral.com/mylife.htm 1981年5月、ブロディ氏はXerox PARCの上司だったチャールズ・シモニー氏の後を追って、Microsoftの77番目の社員になりました。ブロディ氏が加わった「アプリケーション部門」はまだ部署として独立しておらず、チームメンバーはブロディ氏とシモニー氏の二人だけだったそうです。この二人を除く当時のMicrosoftの社員は、ビル・ゲイツ氏の輝かしいビジョンの下で、Unixの一種である「Xenix」や新しいOS「MS-DOS」やBasi
Linux Daily Topics 2018年2月6日“オープンソース”の誕生から20年 ―Open Source Initiativeがアニバーサリー参加を呼びかけ Open Source Intiative(OSI)は現在、同団体のWebサイト上で「オープンソース20周年アニバーサリー」を絶賛展開中である。OSIによれば、1998年2月3日に米パロアルトで開催された会議ではじめて"オープンソース(open source)"という言葉が生まれたことから2月3日をオープンソース誕生の日と定めており、2018年はオープンソース20周年のアニバーサリーイヤーとして世界各地で記念イベントが開催される予定だ。 The 20 Years of Open Source | Opensource.net The 20 Years of Open Source 1998年2月3日のパロアルトの会議にはエ
GeekWireの報道によれば、Appleの共同創業者スティーブ・ウォズニアック(Steve Wozniak、Woz、以下ウォズ)とマイクロソフト(Microsoft)の共同創業者のポール・アレン(Paul Allen)が4月12日に米国シアトルで面会した。信じがたいことに、この2人のテック業界の偉人達は初めて会ったというのだ。 ポール・アレン(左)とスティーブ・ウォズニアック(右)が、4月12日水曜日にシアトルでアレンが所有する博物館で面会した。Photo via Dario Impini/Living Computer Museum + Labs. ウォズとポール・アレンは別々のテック業界の巨頭となる企業の礎を築いた創業者であり技術者だが、過去40年間お互い一度も会ったことがなかった。そして3日前の水曜日、2人の偉人が初めてシアトルの「リビングコンピュータ博物館+ラボ(Living C
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「われわれがマイクロソフトを嫌っていたのではない、マイクロソフトがわれわれを嫌っていたのだ」――日本のソフトウェア技術者であり、Rubyの父とも呼ばれるまつもとゆきひろ氏は、日本マイクロソフトが主催する開発者向けイベント「de:code 2016」でこう語った。一体何があったのか。 「オープンソースソフトウェア」の誕生 その歴史は、1996年までさかのぼる。当時、米Microsoftが開発していた「Internet Explorer」の機能強化により、それまで大きなシェアを獲得していたNetscape CommunicationsのWebブラウザ「Netscape」シリーズとの2大ブラウザ戦争が勃発した。その後、Internet Explorerはますます勢いを増し、この勢いに押されたNetscapeは1998年1月にNetscape Navigatorを無償化。しかしシェアの巻き返しには
現地時間の11月20日で「Windows」がリリースされてから丸30年を迎えました。 「Windows」は初版である「Windows 1.0」(英語版)が今から丁度30年前の1985年11月20日にリリースされており、これまでの「Windows」(英語版)の一般向けリリース日は下記の通り。 歴代Windowsのリリース日(英語版) ・Windows 1.0:1985年11月20日 ・Windows 2.0:1987年11月1日 ・Windows 3.0:1990年5月22日 ・Windows 95:1995年8月24日 ・Windows 98:1998年1月25日 ・Windows 2000:2000年2月17日 ・Windows Me:2000年9月14日 ・Windows XP:2001年10月25日 ・Windows Vista:2007年1月30日 ・Windows 7:2009年
Microsoftは、iOSやAndroid用にWordやExcelなどのOfficeアプリを開発・提供していますが、対抗企業のOS向けにMicrosoftがソフトを開発するのは今に始まったことではありません。1985年にMacintosh用ソフトとして作られた初代Excel「Excel 1.0」の誕生30周年を記念して、開発チームの面々が当時の様子を語っています。 'Recalc or Die': 30 years later, Microsoft Excel 1.0 vets recount a project that defied the odds - GeekWire http://www.geekwire.com/2015/recalc-or-die-30-years-later-microsoft-excel-1-0-vets-recount-a-project-that-d
Microsoftが「Windows 95」を販売してから、現地時間の8月24日でちょうど20年になりました。 先月末に正式リリースされた「Windows 10」で復活し話題になったスタートメニューもこの「Windows 95」から導入されたもので、他にもタスクバーの導入などグラフィカルユーザインタフェース (GUI) が大幅に刷新された他、ネットワーク機能の充実などが行われ、発売初日の出荷本数は40万本に達し、発売から4日間で400万本販売され、最終的には2億本近く販売されました。 なお、下記映像は、「Windows 95」の海外CMや「Windows95」を再現した動画となっているので、是非ご覧下さい。
ビルゲイツ、ポール・アレンに次ぐ3番目の役員はなんと日本人だったということをご存知だろうか。マイクロソフト米国本社の副社長を務めていた西和彦氏(59)がホリエモンチャンネルに出演し、ビルゲイツと喧嘩して大損した話を披露した。 マイクロソフトがまだ大きな会社になる前、早稲田大学の学生だった西和彦氏は大学の図書館でマイクロソフトのことを知り、ビルゲイツに直接会いにいった。 親睦を深めた後、マイクロソフトの日本代理店としてアスキー・マイクロソフトを設立。二人三脚で事業を拡大していき、上々する際に株式をもらう約束をしていたが、ビルゲイツと喧嘩してしまいあえなく離散。今でいえば6000億円もの株式をみすみす手放してしまったことになる。 「俺は馬鹿だったんだよ。10年間惜しいことをしたなぁと後悔したよ…」 堀江貴文「何で6000億もの株がもらえる状態だったかというと、西さんがすごく重要なことをやってい
ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフトが今月4日で設立40周年を迎え、創業者のビル・ゲイツ氏(59)が従業員に送った電子メールがツイッターで話題になっている。 マイクロソフトは1975年4月4日、ゲイツ氏がポール・アレン氏と共同で設立した。「すべての机とすべての家庭にコンピューターを、というのが当初の目標だった。この大胆なアイデアに、そんなことができると想像するなんて私たちは気が触れているとみんなが思った」。メールの中でゲイツ氏はそう振り返る。 「あれからコンピューティングがどれほど進展したかを思うと感慨深い。その革新にマイクロソフトが果たした役割は私たち全員が誇りにできる」 未来に向けてはサトヤ・ナデラ最高経営責任者(CEO)を支える姿勢を強調し、「私は技術顧問として製品の評価にかかわる中で、その洞察力と才能に感銘を受けた」と称賛した。 この40年の間にゲイツ氏自身も
1975年4月4日にビル・ゲイツ氏とポール・アレン氏らによって設立されたMicrosoftは、2015年4月4日に創立40周年を迎えました。ビル・ゲイツ氏は創立40周年という節目の日に社員全員に宛ててメッセージを送っており、その全文がTwitterで公開されています。 Bill Gates mail to Microsoft employees on its 40th Anniversary #microsoft pic.twitter.com/Rwh95Mov64— Amit Roy Choudhary (@roychoudhary) ゲイツ氏が社員に送ったメッセージをTwitterで公開したのはAmit Roy Choudharyさんというユーザーで、IT関連メディアのThe Vergeが信頼のおける情報筋に確かめたところ、メッセージの全文は本物に間違いないとのこと。そのメッセージ全文
AppleとMicrosoftはお互いをどう意識しているのか カラ・スウィッシャー氏(以下、カラ):では始めましょう。最近はメディアやブログなどでお二人の会社に対する意見が活発に出されています。まずは、お二人はお互いの会社がコンピュータ業界やデジタル社会にどのような影響をもたらしたと考えているかについておうかがいしたいと思います。スティーブからお願いします。 スティーブ・ジョブズ氏(以下、スティーブ):まずはビルが業界で初めてソフトウェア会社を作りました。これは我々がソフトウェア会社の役割をまだはっきり把握していない時点のことです。とてもすごいことです。 そしてビルたちが追求したビジネスモデルは、業界としては最適なものでした。誰よりも先に、他の人がソフトウェアとは何なのかを把握する前に、そこに焦点を合わせていたと思います。もちろん他の意見もあるでしょうが、僕にはそう見えます。 そうやって会
いまや当たり前のように使われているWindowsですが、その最初のバージョンであるWindowsバージョン1.0を実際に使ったことがある人はほとんどいません。 わずかに当時のCMが残っているのみです。 プレゼンテーションをしているのはスティーブ・バルマー前社長。 最初にWindowsが発売されたのは1985年でした。 しかしその出来はお世辞にもいいとは言えません。 1年早く発表されたMacintoshと比べると対照的です。 WindowsがMacintoshに対して見劣りした理由は二つあります。 一つは、Macintoshがハードウェアごと設計されたものであったに対し、Windowsは既存のIBM PC/AT互換機で動かすためのものだったということ。 Macintoshは最初から32ビットCPUであるモトローラ68000を搭載していましたが、Windowsはすでに普及しているPC/
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