マイクロソフトのタブレットSurface RT を使い始めて、半年近くが経とうとしている。 ノートパソコンは重くて嵩張るので持ち歩かない私は、それまで使っていたiPadから乗り換えた。 思えばiPadも、2010年に国内で発売された直後に買った。IT機器に強いわけではないが、新しいもの好きで、少数派好き。最近では新幹線などでも周囲がiPadだらけになった感じがして、良いか悪いか分からなかったが、少数派になれる新製品に飛び乗った。 半年近く使用した感想としては、やっぱりiPadの方が完成度が高いと思う。アプリが充実しているし、音楽、映画、ゲームなどプライベートで使うなら、iPadだろう。 一方、何と言ってもWindows RT というOSがクセモノで、Windows 8 のタブレット版のような位置づけだが、とにかく機能制限が多いため、使えるソフトが少なく、一見パソコンとの互換性が高そうに見え
執筆日時: 2013年8月10日07時42分 ちまちま値段下げて、その都度せっかく買ってくれた客に不快な思いをさせるぐらいなら、最初から安く売れ。 これが仮りに Apple だったら、発売日当日に買ったユーザーを愚弄するような施策はとらないだろう。なぜなら――自分で言うのも何だが――そのようなユーザーは単なるユーザーではなく、ファンであり、信者であり、エヴェンジェリストなんだよ。怒らせさえしなければ毎度毎度バグがあるやもしれない初期ロットに飛びついて、しかも宣伝までしてくれるアホどもなのだから、スルメを嚙むがごとく死なない程度に末永く酷使すればいいのに。 「期間限定で 10,000 円引き!」って言った舌の根もかわかないうちに「値段据え置きにします!」って言っちゃうのもよくない。だってそれ、ウソじゃん。顧客が実質的な損害を被らないとしても、あまり気分のよいものではないよ。だいたい、一度そん
「販売できるより少し多めの台数を製造してしまった」──米Microsoftのスティーブ・バルマーCEOが7月24日(現地時間)、本社キャンパスで開催した社員集会でこう語ったと、The Vergeが報じた。 この発言は、「Surface RT」に関するもの。昨年10月に発売されたSurface RTは、6月ごろから世界各国で値下げされた。Microsoftは18日の4~6月期業績発表で、Surfaceの在庫評価額引き下げで9億ドルを計上したことを明らかにしている。 Neowinによると、バルマー氏はこの集会で、性能を改善した次世代Surfaceをテスト中であることを発表した。 Windows端末全体についても、期待したほどには売れていないとし、9月の新学期とホリデーシーズンにWindows 8およびWindows 8.1搭載の新製品がそろうよう注力していると語った。Windows 8.1のO
米Microsoftが7月18日(現地時間)に発表した2013年第4四半期(4~6月期)決算は、売上高が10%増の198億9600万ドル、純利益は49億6500万ドル(1株当たり59セント)だった。前年同期はaQuantive買収に伴う営業権減損62億ドルの計上が響き、4億9200万ドルの純損失だった。売上高、純利益ともに、アナリスト予測(売上高が207億ドル、1株当たり純利益が75セント)を大きく下回った。 PC市場低迷によるWindows 8販売の不調に加え、オリジナルタブレット端末「Surface RT」の在庫評価額引き下げで9億ドルを計上したことも響いた。同社はSurface RTを大幅に値下げしている。 売上高を部門別でみると、Windows部門が6%増の44億1100万ドルだが、Windowsのアップグレードキャンペーンの繰延収入を除く実質的な売上高は6%減になる。 Windo
■値下げにより売り上げでiPadを上回った Surface RTの値下げキャンペーン開始時に日本マイクロソフトは、値下げの理由を「iPadに対抗するため」と説明していました。発表時の記者会見でも、9.7インチのRetinaディスプレイモデルやiPad miniと直接的に価格を比較。iPadは為替レートの変動に伴い“値上げ”に踏み切った直後だったこともあり、Surface RTの値下げがより際立つことになりました。 Surface RTの値下げ後、その効果は確実に現われています。日本マイクロソフトが量販店チャネルから得た売り上げデータによれば、4週間連続でiPadを上回ったとのことです。 やや気になるのは、Surface RTの売り上げが市場全体でiPadを上回ったのかどうかまではわからないという点です。iPadは、Surface RTが売られている家電量販店以外にも、アップルストアや携帯キ
以前に、The Vergeが、Microsoftが1.5インチのタッチディスプレイと取り外し可能なバンドが特徴のスマートウォッチを開発していると報じていましたが、本日、Amongtechが、信用出来る関係者によると、Microsoftはスマートウォッチの開発をXboxのアクセサリチームからSurfaceチームに移行したようだと報じています。 また、同社のスマートウォッチの試作機はブルー、レッド、イエロー、ブラック、ホワイト、グレーといった様々なカラーの取り外し可能なリストバンドが特徴となっており、試作機はケースの素材にガラスより4倍硬いと言われている半透明な酸窒化アルミニウムを採用しているそうです。 更に、試作機はWindows 8の修正版を搭載しているとみられており、クラウドストレージを利用する設計になっているものの、OSなどの為に6GBのストレージを内蔵し、LTEをサポートしているそう
デバイス&サービスカンパニーへの変革—「Surface」の販売を強化 日本マイクロソフトが、「Surface」での販売に本腰を入れて乗り出す。 7月2日に同社が開催した2014年度経営方針発表会で、日本マイクロソフトの樋口泰行社長は、「2014年度は、デバイス&サービスカンパニーへの変革を図る」と宣言。その中でタブレット端末「Surface」の販売を強化していくことを明らかにした(関連記事)。 日本マイクロソフトは、7月から新年度をスタートする。その新年度において、重点的に取り組む製品のひとつにSurfaceを挙げる。 「6月末までは、Surfaceを販売しても社員には売り上げ貢献によるインセンティブがなかった。また、経理上でも日本マイクロソフトの売り上げには載っていなかった。しかし、7月からの新年度では営業目標数字を掲げ、日本法人においても、Surfaceの販売に対して責任が生まれること
2013年6月7日、ついに日本でも「Surface Pro」の販売が始まった。今回PC USERでは日本版の本体と純正アクセサリをまとめて入手したので、その魅力や気になるポイントを紹介する。 Surface Pro発売――「ビックカメラ赤坂見附店」の専用コーナーは大盛況 日本市場向け「Surface Pro」、海外版よりもオトク価格なのはなぜ? ARM版Windows 8の「Windows RT」を搭載した「Surface RT」は2013年3月に発売されたが、そちらではなくSurface Proを待っていた人も多いだろう。Surface RTが利用できるソフトウェアはWindowsストアアプリ(Windows RTに対応するもの)に限られるのに対し、Windows 8 Proを搭載したSurface Proはx86/x64用に開発されたWindows用アプリを使える“普通”のWindow
日本マイクロソフトは7月2日、この7月からスタートした2014年度の経営方針を発表した。代表執行役社長の樋口泰行氏は「2014年度は、デバイス&サービスカンパニーへの変革を図る。これまでのソフトウェアカンパニーから、デバイスとサービスにも事業領域を拡大。ここに社運をかける」と意気込みを見せた。 「デバイスとサービスの分野でマイクロソフトはチャレンジャーである。シェアが高い場合の戦い方は違う。もっとアグレッシブに取り組んでいく。その一例がSurfaceである」 また「グローバル戦略の推進と日本戦略の融合を図る一方、デバイス競争に打ち勝ち、真のクラウドサービスプロバイダーへと変革する。日本品質も徹底的に追求していく」と日本での新年度の方針を述べた。 デバイスビジネスの強化としては営業体制の強化、アプリ開発支援・サービス連携、「Windows 8.1」を軸としたエコシステムの拡大、Surface
2013年06月29日05:30 カテゴリ書評/画評/品評Art 窓から机を放り出す勇気を - 品評 - Microsoft Surface & Windows RT もう半年以上前ですか。 iPad以外の名前も知らずに 地に墜ちたシェアは8を待ちわびる と謳われてから。 ひょんなきっかけで次女がSurface RTを手に入れたので、やっとわかりましたよ。いやあ、実際に触ってみないとわからないものです。 いかに、Windowsという希望が、デスクトップという呪いへと変貌したかが。 いや、いいんですよ、そこだけ見れば。キックスタンドもTouch Coverも。 でも、あくまでデスクトップコンピューターとして見た場合なんですよどちらも。 ところが、思いのほか使いやすいんですよ、窓も(ハードウェア)キーボードもない、すっぴんのSurface RTって。去年の終わりに危惧していたよりずっと。 デス
関連キーワード Surface | Windows 8 | Windows Phone 8 | Windows RT | タブレット | iPad | Android | 教育 | 徹底比較 正直に言おう。実機を手に取るまでは、米Microsoftの「Surface Pro」に対して、筆者は大して期待はしていなかった。「Windows Phone 8」を見たときには、ときめきは感じなかったし、「Surface RT」タブレットを手にしたときにも、やはりがっかりした。最大の理由は、使えるアプリが少なかったからである。 Surface Proは、その失望を拭い去るものなのか? Windows 8 Proのフルバージョンが搭載されていて、Windowsデスクトップアプリケーションならどれでも、インストールして実行できる。また、最高レベルのハードウェアを搭載しているので、動作速度に関して目をつぶる
Surface RTの登場から約3ヵ月後の値下げ攻勢。一見、攻めあぐねいているのかと感じるかもしれないが、Surface RTとSurface Proの販売は非常に好調であるとマイクロソフトは説明。実は5月末にAppleが、為替レートの変動に沿うカタチで各種製品の価格を値上げしたことが、今回の値下げの大きな理由だというのだ。 ↑Surface Proを片手に発表会でプレゼンする、日本マイクロソフトの樋口社長。 樋口泰行社長は「タブレットという製品においては(我々は)チャレンジャーだ」と、幾度となく言ってきた言葉を再び口にした。「為替で価格変更というのは、消費者に受け入れてもらいにくいロジック」であり、「逆にチャレンジャー側(Surface)としては、チャンス」として、大幅な値下げに踏み切ったという。 突然、最大1万3000円を値上げしてきたAppleに対して、(期間限定とはいえ)1万円もの
Surface Pro発表、予約、到着 AppleがOS Xをタッチデバイス向けに再構成したiOSとiPhone/iPadで成功を収めたように、MicrosoftもWindows OS+タブレット型コンピューターという組み合わせで、タブレット市場への参入を試みている。2013年3月15日には、ARMアーキテクチャ向けとなるWindows RTを搭載した「Surface RT」の国内販売を始めたが、米国発売から約4カ月遅れとなる2013年6月7日、ようやく「Surface Pro」の国内販売が始まった。今回筆者はSurface Proを個人的に購入したので、一ユーザーとして率直なレビューをお送りする。 Surface Proの発表があった翌日の5月30日に、某大型量販店のオンラインショップで注文し、発売日前日となる6月6日には出荷を知らせる電子メールが到着。配送業者は日本郵便のゆうパックが担
いよいよ、「Surface Pro」が国内で発売される。発売日は6月7日。米国、カナダで発売されたのが2月9日。それから4ヵ月遅れでの投入となる。 同社では、日本での投入が遅れた理由として、米国市場での販売動向をみてそのノウハウを日本で活用すること、製品供給の安定化した時期での発売、そして夏商戦に合わせたタイミングでの市場投入を挙げており、商品供給については「品薄を起こすことはないだろう」とみる。 3月15日から発売した「Surface RT」は、「米国本社からはいい意味で驚かれた」(日本マイクロソフトの樋口泰行社長)としており、予想を上回る売れ行きとなったが、この経験を元に潤沢な数量を日本向けに確保した模様だ。 「Office Home and Business 2013」を標準搭載 今回の日本でのSurface Proの発売では、日本ならではの仕掛けがいくつかある。 ひとつ目は、「Of
日本市場向け「Surface Pro」、海外版よりもオトク価格なのはなぜ?:ほぼ同じ価格でOfficeが付属(1/2 ページ) マイクロソフトのWindowsタブレット「Surface Pro」が国内市場にも投入される。発表会では日本市場向けの仕様に加え、グローバルモデルと比べて実質2~3割安くなる価格設定に注目が集まった。 既報の通り、日本マイクロソフトは5月29日、Windows 8 Pro搭載タブレット「Surface Pro」を2013年6月7日に国内発売すると発表した。128GバイトSSDまたは256GバイトSSDを搭載する2種類を用意し、想定実売価格はそれぞれ9万9800円と11万9800円となる。 製品発表会ではSurface Proの製品説明やプロモーションのほか、Surface RTの反響やWindows 8の販売状況などを説明した。 発表会で最初に登壇した日本マイクロソ
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