HOMEインタビュー「女性がひとりで生きていくという選択がそもそも日本は出来ない社会なんです」:立命館大学准教授・丸山里美さんが語る「フィールドワーカーとして女性野宿者と出会い続けた日々」
HOMEインタビュー「女性がひとりで生きていくという選択がそもそも日本は出来ない社会なんです」:立命館大学准教授・丸山里美さんが語る「フィールドワーカーとして女性野宿者と出会い続けた日々」
エッセイストの能町みね子さん(36)が、テレビ番組で、「オネエ」と位置付けられ、抗議している。出演はしていなかったが、2000年以降に活躍するオネエタレントの1人として名前を挙げられたことを知り、番組側に訂正を求めた。その真意を聞いた。 【写真】多部未華子変な素顔全開、爆笑舞台あいさつ 能町さんは、今月4日に放送された日本テレビ系バラエティー番組「今夜くらべてみました」(火曜午後11時59分)の内容に抗議している。ボードで芸能界で活躍してきたオネエタレントが年表で紹介される中、能町さんは2000年以降に活躍する1人として名前と顔のイラストを掲示された。能町さんは視聴していなかったが、間接的にそのことを知り、同日中に「私はオネエではありませんので日テレの人は訂正してください」などとツイートした。その理由から聞いた。 「オネエという表現は、差別に受け取れます。割り切ってオネエを受け入れて仕
「何があれば、産めるの?」 - アラサーOLクソ日誌。 リンク先は、女性特有の問題や家庭状況の問題などなど、たくさんの着眼点が散りばめられているので、全体について安易なことを言いにくそうな文章だ。 それはそうとして、こういう時に私がいつも気にするのはエイジングの問題だ。 個人主義社会が浸透したことにより、イデオロギー上、私達は自由に歳を取れるようになった。が、主に生物学的与件によってエイジングには依然として制約がある。だから「自由に歳を取ったって構わない」「人生の決定を延長したって構わない」的にモラトリアムを延ばし続けていると、ある日、生物学的な意味で(ときには社会的な意味でも)エイジングの選択最適期間を逃していたと気づいて愕然とする――なんて事が往々にして起こるようにもなった。 そういう発想のもと、リンク先の文章を読み直すと、現代の二十代後半の男女――特に都市部で生活する男女――にありそ
●Sascha O. Becker and Ludger Woessmann, “Religion matters, in life and death”(VOX, January 15, 2012) 宗教は、自殺という重大な決断に何らかの影響を及ぼすだろうか? 19世紀のプロイセンのデータを用いて検証したところ、プロテスタント教徒の割合が高い地区(郡)では、カトリック教徒の割合が高い地区(郡)においてよりも自殺率がずっと高い傾向にあり、プロテスタンティズムこそが自殺率を高めている原因であるとの結果が得られた。経済学的なモデル(合理的選択理論)の助けを借りれば、プロテスタンティズムがなぜ自殺率を高めることになるのかを理解する手掛かりを得ることができる。 フランスの社会学者であるエミール・デュルケームが1897年(!)に物した古典の一つである『自殺論』を紐解くと、プロテスタンティズムと自殺と
あの戦争が終わって70年、日本は立つべき場所を見失いかけているようにみえる。私たちは何を誇りにし、どのように過去を受け止めるべきなのか。国を愛するとは、どういうことなのか。名著「敗北を抱きしめて」で、敗戦直後の日本人の姿を活写した米国の歴史家の声に、耳をすませてみる。 ――戦後70年を振り返り、日本が成したこと、評価できることは何だと考えますか。 「以前、外務省の高官から『日本はソフトパワーを重視している』と聞かされたことがあります。日本車、和食、漫画やアニメ、ポップカルチャー。世界が賛美するものは確かに多い。しかし、例えばハロー・キティーが外交上の力になるかといえば、違うでしょう。世界中が知っている日本の本当のソフトパワーは、現憲法下で反軍事的な政策を守り続けてきたことです」 「1946年に日本国憲法の草案を作ったのは米国です。しかし、現在まで憲法が変えられなかったのは、日本人が反軍事の
5月の英国総選挙で大敗した労働党が、えらいことになっている。 党首選で「絶対勝つわけがない」イロモノ候補者の筈だった66歳のジェレミー・コービンが、「このままでは勝ってしまう」状況だからだ。 彼は絶滅寸前だった労働党内左派の代表で、「極左」または「マルクス主義者の爺さん」と呼ばれる人である。しかも、オフィシャルに「最も経費を使わない国会議員」になったことがある人で、その生真面目さでさえ現代社会では「クリーン」ではなく「貧乏くさい」と笑われてきた。 巧みなPR、ルックス、若々しさ、セレブっぽいライフスタイル。トニー・ブレア以降、英国の政治指導者には必須であると言われた華々しい要素をコービンは何ひとつ持っていない。むしろ、そのアンチテーゼのような人だ。 大政党の党首候補なのにナイトバスに乗って帰宅するコービン。こういう人が「公共投資拡大」だの「計画経済」だの、まるで終戦直後の労働党のような社会
「週刊エコノミスト」の元記者で、労働ジャーナリストの小林美希さん=東京都千代田区で2015年7月7日、徳野仁子撮影 正社員と同じ仕事をしながら安い賃金、不安定な条件で働く非正規の労働者たちがバブル崩壊後、急激に増えていった。非正規が増え、疲弊しているのはなぜか。同じ「就職超氷河期」世代として彼らの置かれた厳しい実態や拡大していく格差に早くに気付き、2004年から「週刊エコノミスト」の特集記事でその危うさを警告し続けた労働経済ジャーナリスト、小林美希さんに話を聞いた。【聞き手・尾村洋介、荒木功/デジタル報道センター】 −−非正規で働く社員が増えている現状を書こうと思ったきっかけは何でしたか。
煙草の分煙は良いことだと思うのだが、オフィスに煙草部屋があると、そこで必ずコミュニティができる。 それが嫌いだ。 そこでは他愛のない話が垂れ流されるのは良いが 社内の政治的な話、男女の下世話な話、他人の悪口など いわゆる秘密の話を煙草部屋のコミュニティの中でだけできるシステムが存在するからだ。 小部屋になっており、会話が外部に漏れないからだろう。 煙草部屋のコミュニティの住人達は、そこで秘密を共有し、妙な仲間意識を持つ。 自分達が、皆の知らない事を知っていると一歩先に立っている優越感に浸る。 その部屋に盗聴器を設置し、社内のいたるところにスピーカーを起き、垂れ流してみたい。 煙草を吸いながらしょうもない話をする馬鹿達はいたたまれなくなるだろう。 ちなみに自分は煙草部屋の人々と仲良くする非喫煙者だが 煙草部屋から聞こえてくる笑い声や、飲み会の席での煙草部屋の住人達の程度の低さに辟易している。
今年は少なめです。 卯月妙子「人間仮免中」 人間仮免中 作者: 卯月妙子出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2012/05/18メディア: コミック購入: 18人 クリック: 430回この商品を含むブログ (159件) を見る 漫画ですが、今年、一番衝撃を受けた本なので、あげておきます。 作者の卯月妙子さんは、統合失調症を抱えた女性です。漫画を描いたり、強烈なAVやストリッピショーに出演したり、劇団でお芝居をしたりしていました。恋人が投身して看護したものの亡くなったり、閉鎖病棟に入院したりしてきました。そして36歳のときに、25歳年上のボビーに出会います。ボビーも強烈なキャラクターで、酒に酔っては暴れます。この作品は、主に二人の関係が描かれました。 圧巻なのは、中盤の妄想を漫画にしたくだりです。卯月さんは、病気の悪化で、歩道橋から飛び降りて重傷を負います。その治療のために、一時的
リベラルな立場で幅広い批評活動を展開し、戦後の思想・文化界に大きな影響力を持った評論家で哲学者の鶴見俊輔(つるみ・しゅんすけ)さんが死去したことが23日、わかった。93歳だった。 1922年、東京生まれ。父は政治家だった鶴見祐輔。母方の祖父は政治家の後藤新平。38年に渡米し、翌年にハーバード大哲学科に入学。日米開戦後の42年3月、無政府主義者の容疑で逮捕されたが、戦時交換船で帰国した。43年、海軍軍属に志願してインドネシアに赴任。英語の短波放送などを翻訳し、幹部向けの情報新聞を製作した。 戦後の46年、雑誌「思想の科学」を都留(つる)重人、丸山真男らと創刊。米国のプラグマティズム(実用主義)を紹介するとともに、共同研究の成果をまとめた「共同研究 転向」は戦前・戦後の思想の明暗を新しい視角からとらえた。49年、京都大人文科学研究所助教授。54年、東京工業大助教授。 60年5月、岸内閣の新日米
⇒経営を理解している労働者と、そうでない労働者の格差が拡大していく理由 - 分裂勘違い君劇場 ドラッカーの思想を前期後期、あるいは何期かに分ける定説はないかもしれないし、初期からずっと継続されている部分はあるんだけど。 けど、というのは。 現代日本の場合、このエントリの意味でのドラッカーの「労働者」というのは、ちょっとざっくり言うと基本的に終わっているんですよ。 ではなにかというと、ドラッカーは「テクノロジスト」と呼んでいます。 ドラッカーというのは、ドラッカー自身を研究したいのでなければ、晩年の物から逆に読んでいくほうがよいです。 で、と、「経営を理解してない労働者は、どんどん居場所がなくなり、年収も下がって」というのは、テクノロジストの課題ではないんです。つまり、現代的な課題じゃないんですよ。 「全世界的なトレンド」という全世界っていうのは均質じゃないし、日本はBricsのセクターじゃ
広く意見を聞きたかったのでここで日記を公開します。 身ばれしない程度に情報を隠してるのでご了承を。 いま、仕事で大手学習塾の広告に関わる部門にいるんだけどどう見ても詐欺としか思えない事象に遭遇したんだよね。 対処法をできればコメントでご教示いただきたい。 まず、学習塾の宣伝方法だけど ・チラシ ・TVCF ・インターネットで自社サイトを宣伝 ・塾比較サイトで宣伝 の4つなんだけど この塾比較サイトってのが曲者で消費者が資料請求という名の問い合わせで個人情報を送ってきたら3000-5000円を比較サイトに支払うようになってるんだよね。 もちろん、どう見ても適当な名前とか住所のものは支払う必要がないんだけど 今回夏期講習で数か月前の問い合わせデータに再度電話で営業をしたんだけどかなりの量の電話番号が現在使われてませんって結果になったんだよ しかも、その比較サイトからで広告宣伝方法ではほとんど(
2015-07-18 男子トイレと女子トイレの区別は必要ない(排泄社会論) 家族とは排泄を共有する共同体である。基本的にいま日本で多くなっている核家族の家庭では、男子トイレと女子トイレを別々にすることはほとんど行われていない。一家に1つのトイレを家族全員が共有することによって、家族は相互に結びついているのである。これは1LDKの部屋でも、六本木の高級住宅でも田舎の一軒家でも変わらない。 トイレで排泄を共有することによって家族の紐帯が維持されているのである。 男子トイレと女子トイレがあるのは何故か 私達は小さい頃から、学校などには男子トイレと女子トイレの別があることが教育されて、刷り込まれている。実際、学校、会社、店舗、企業のオフィスには多くの場合、男子トイレと女子トイレが存在する(たまに小さい雑居ビルだと共有トイレだったりする)。 男子トイレと女子トイレを分ける必要があるのだろうか?私が今
「新型うつ」と呼ばれるものが、20代から30代の若手社員を中心に増えていると言われています。「新型うつ」の特徴はいくつか挙げられています。 たとえば、気分が沈み出社できないが、プライベートでは遊びに出かけているというもの。仕事でうまくいかないことがあると、上司や同僚の責任にするなど他罰的な傾向があるといったものです。「新型うつ」は「現代型うつ」と呼ばれることもあります。 まず、指摘しておきたいのは、「新型うつ」という言葉や概念は、病名や診断名といった医学の専門用語ではないことです。2007年ごろからメディアを中心に広まった言葉で、精神科医の香山リカさんが使い始めてから広がっていきました。 「増加する新型うつ」といったようなことが言われますが、「新型うつ」の増加を示す調査はありません。病名でも診断名でもないわけですから、調査がされたことがありません。また、この言葉は日本独自のもので、海外では
勤めてる会社が入っているビルには、掃除をしてくれる人が何人かいる。みな女性で、年齢も同じくらい。 彼女たちはみな、私の姿を見るとすごく恐縮した面持ちで「すいません」と謝る。 はじめは私の仏頂面が原因かと思ったのだが、どうやらそうではないらしく、私以外の人を見ても同じ対応をしていた場面に何度も出くわした。 全員が同じように恐縮するので、雇っている側がそういう風に指導しているのかもしれないが、なんだかこちらが悪いことをしているようで気分のいいものではない。 彼女たちが仕事をしている場に、サボるためのスマホを片手に踏み入ってしまっても先に謝るのは彼女たちの方だ。 こちらも邪魔したなあと思って謝るのだけれど、それでは返しきれなくて、心の中に残った彼女たちの恐縮は、次第に私の恐縮に化けてゆく。 我が身には成り成りて成り余れる場所があるので男子トイレに行くわけだけど、そこで彼女らと遭遇してしまった時の
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