ヘルプマーク・スイムキャップは配慮の目印になる=大阪市内のプールで2018年12月27日午後4時24分、大島秀利撮影 障害のある人や高齢者らの水泳を手助けするNPO法人「プール・ボランティア」(PV、大阪市中央区)は、援助や配慮が必要だと周囲に知らせる「ヘルプマーク」をプリントしたスイムキャップを考案し、昨年秋から無料で配布している。全国から注文が相次ぎ、最初に用意した100枚は早々に品切れに。増産した約300枚の配布を始めており、寄付やスポンサーも求めている。 PVは1999年5月に発足。全盲の人に水泳を教えていた際、周囲に知らせるためキャップに「全盲」と書くことを検討したが、「露骨で、おしゃれでない」と断念した経緯があった。数年前から、赤地に十字とハートが白抜きで描かれたヘルプマークが普及し始めたのに注目。昨年8月、マークを考案した東京都福祉保健局に許可を受け、白い「ヘルプマーク・スイ