CD・レコードの普及促進、著作権意識の啓蒙活動、ゴールドディスク大賞を実施する日本レコード協会(RIAJ)のオフィシャルサイト。CDやレコードの生産実績・売上実績の統計データ、音楽に関する調査・レポートなどを掲載。
Minako Ikeshiro' s Tokyo Journal音楽ライター、池城美菜子のblog。2016年8月19日に『ニューヨーク・フーディー〜マンハッタン&ブルックリン・レストラン・ガイド』を出しました。 2014年に入って2週間以上が経ち、おめでとうの挨拶もだいぶ間が抜けているので…… 今年も、どうぞよろしくお願い致します。とだけ。 12月の半ばに大風邪を引いたのが祟り、年始年末はとっても地味だったけれど、いまの自分に必要な時間だったと気づいたので、結果オーライです。 うん。突っ走っているだけだと、周りの景色も足下の状況も見えないものね。 高熱を出すと、ふだんはそのままになっている毒素も殺せるそうです。バンバン殺した感ありあり。体の毒素は抜けましたが、今年一発目のブログはちらっとね、毒を吐こうかなぁ、と。 でも、いい毒よ。たぶん。 去年は、日本のレゲエ・シーンを間近で見る機会に恵
「CDが売れない」と言われる昨今ですが、avex(エイベックス)が2013年3月期の決算で過去最高売上&利益を更新していました(発表5月だったけど見逃してた)。これはマジ凄い。 「なんでそんなに業績良いの?」ってとこなんですが、決算説明資料を見る限り、 「映像」と「マネジメント/ライブ」事業が頑張ってます。音楽関連はやっぱり減収減益。 ポートフォリオを見てみると、 売上こそ、未だに音楽事業が1番多いですが、 利益では映像がトップになっております。映像単体で見ても利益63億円って凄いな。 「で、映像ってなんだ?」ってとこなのですが、 なんとBeeTVが頑張ってるらしい。dビデオも良く見ると「dビデオpowerd by BeeTV」ってなってた。すげぇ。なんか僕の中でBeeTVは「懐かしい響き」となっていたのですが、現役バリバリだったのですね。月額525円(税込)っぽいので月商約28億。年商だ
自分の前職はレゲエ専門ウェブマガジンの運営。ROCKERS channelの編集長を勤めさせて頂いていました。そんな事もあり、引き続き今も音楽人と話す機会が多くあります。 近年よくあるのが「最近は音楽業界が低迷している」というネガティブトーク。さらに「レゲエは今、人気がない」という話題も。 断言します。それは大嘘です。ウソっぱちです!CDや配信販売が苦戦しているのは本当だと思いますが、レゲエを求める気持ちは衰えず、人気が無くなっていると言う事はありません。 むしろ去年2012年は、過去7年間で一番関心が高かった! ▲Google Trend キーワード「レゲエ」 音楽の流行を知るには、CDや配信など音楽ソフトの販売数が大きな指標になります。しかし、アンダーグラウンドな音楽の場合、売上額だけで人々の熱狂を伺うことは難しくなります。 そこで、Googleトレンドを利用して、検索回数からブームの
音楽ソフト市場の縮小が止まらない。日本国内のCDのセールスが、ピークだった1998年の約6000億円に比べ現在は約2000億円と、わずか十数年で約3分の1にまで激減した。町のレコード店もどんどん減っている。 「CDの売り上げが落ち込む中、着うた等の配信サービスは順調に配信数を増やしていましたが、近年の急激なスマホ普及のため、これも頭打ちになってしまった状態です」と、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会の今泉裕人氏は語る。高画質高音質で気軽にYouTube等で見ることができるようになったため、わざわざお金を払って曲をダウンロードするユーザーが減ったためだ。 いま音楽業界では「逆転現象」が起こりつつある。右肩下がりの音楽ソフト(CD・DVD等)市場とは逆に、コンサート事業の売り上げが2004年の900億円に対し、11年には1600億円と上がり続けているのだ。今泉氏は「以前は、CDを売るため
DJの歴史についてはジャンルにもよって諸説ありますが、1970年代とされるのが一般的。ですが、明らかにDJシステムと呼べるものがそれより60年も前に存在していました。 Dangerous Minds The oldest DJ set-up in the world, 1910 これが1910年にフランス人技師Leon Gaumontによって公開された「THE GAUMONT CHRONOPHONE SYSTEM」。2台のターンテーブルが蓄音機に接続されています。 しかもこれにはDJミキサーのクロスフェーダーに当たる装置が付いており、2枚のレコードから出る音楽をミックスすることが可能となっています。 なぜそんなものがこの時代にあるのでしょうか?理由は映画です。この時代はサイレントと呼ばれる無声映画からトーキーと呼ばれる発声映画への移行期に当たります。サウンドカメラと呼ばれる映像と音声を一つ
1月15日、英国最大のCD販売チェーンであるHMVが倒産した。HMVは1921年に1号店を開いてから、長年にわたってこの国のエンターテインメント文化の一翼を担ってきた。レコードやCDのアルバムを初めて買った店がHMVだったという英国人は多く、HMVのバウチャーはクリスマスの代表的なギフトとしてすべての世代に親しまれてきた。 だが、現実は厳しかった。同社の経営陣は事業を継続させるための買い手を探しているが、先行きは不透明だ。 倒産の日、店内に若者の姿はまばら HMVが倒産した日の朝、ロンドンの繁華街オックスフォード・ストリートにある旗艦店を訪れた。新聞やテレビでの報道にも関わらず、閉店セールを期待して押しかける消費者もいなければ、倒産に慌てる従業員の姿もない。いつものように、静かな平日の朝だった。 仕事や学校があるのも一因だろう。店内には若者の姿はまばらで、中高年の買い物客がほとんどだった。
ソニーの「Music Unlimited」アプリがリリース!洋楽を中心に1000万曲が月額1480円で聴き放題! 以前ニュースでお伝えしましたMusic Unlimitedアプリ…とうとう日本でもリリースされました! 「Music Unlimited」についてはこちらから→Music Unlimited | ソニー 「Music Unlimited」をiPhoneからも利用できるようになるアプリです。リアルタイムにデータをダウンロードしながら、いわゆる「ストリーミング再生」で音楽を聴くことができます。Wi-Fiはもちろん、3G回線でもOKです! iPhoneに曲をダウンロードしておく必要がないので、「あの曲が聴きたい!」と思った時にいつでも聴けますね!容量の問題でiPhoneに音楽ファイルを入れたくない、という方にも嬉しいです。 最も重要な曲のラインナップですが…現時点では洋楽を中心に10
今回は全世界的にCDをはじめとするパッケージメディアが退潮傾向にある中で、元気のある新しい取り組みについて紹介しましょう。 現在は世界的にパッケージメディア市場が厳しい状況にあり、米国では毎年数十%レベルで売り上げが下がっています。米国では2006年に大手チェーンストアのTower Recordsが破綻しました。 一方、日本にも音楽配信が出てきていますが、ディスクメディアに対する信仰のようなものが残っており、欧米がひじょうに退潮傾向にあるなかで日本はまだCDが堅調に推移しています。 その理由の一つには、AKB48のようなアイドルものの新しい売り方などもあるでしょう。しかしそれ以外にもSACDが復活し、今回お話しする新しい種類のCDが登場しました。「BDM」や「BDオーディオ」など、新しいアプリケーションも出ています。パッケージメディアにとって、実はおもしろい時代を迎えているのです。 その一
音楽業界はなぜ縮小したか? を文系的に考察する。 「生活必需品としての価値の下落」音楽業界が産業として最も大きくなったのは(最も売上が高かったのは)1990年代半ばから後半にかけてとのことで、その当時ぼくは20代の若者だった。その頃のぼくの気分というものを振り返ると、CDを買って聞いていないと、ちょっと人間関係的にヤバいなぁみたいな雰囲気があった。というのも、一つには「つき合いのカラオケ」というのがあった。ぼくは特段カラオケが好きというわけではなかったが、仕事のつき合いでも、あるいはプライベートの合コンなどでも、カラオケに行く機会はよくあった。だから、そこで歌うための歌を仕込んでおく必要があった。そしてそれは、できれば流行りの歌が良かった。最新ヒットチャートを賑わしている歌を歌えば、周囲の評価が高かったからだ。だから、カラオケで歌うためのヒット曲のCDをよく買った。その頃に買ったのは、猿岩
http://anond.hatelabo.jp/20120622221514 この増田を読んで、音楽大好き人間のおれからすると、「あぁ、こういう人が音楽業界をダメにしたんだな」と思った。 アイドルの曲が消耗品だって? ちゃんと現実をみてるか? AKB48が2010年の8月に発売した「ヘビーローテーション」が、 年を越した2011年に何枚売れたか知ってるか? 12万枚以上売り上げて年間ランキングの52位だぞ。当然、握手券なしでだ。 それに、そもそも、ビートルズはアイドルだぞ? 『4人はアイドル』というアルバムがあるのを知ってるか? 日本という国において、「音楽」が「芸術」であったことは一度もないんだよ。いつだって「娯楽」だったんだ。大衆娯楽なんだよ。 「芸術」になりえないほど、日本人にとって音楽というのは身近なものなんだよ。カラオケが一番良い例だ。 日本人にとって「音楽」とは、聴いて、歌っ
「市場を公正なものに」「CDが売れるようにはならない」──著作権法改正案、参院で参考人質疑(1/3 ページ) 違法ダウンロードに刑事罰を導入する著作権法改正案が参院で審議され、津田大介さんらへの参考人質疑が行われた。「日本の文化を守るために不可欠だ」「刑事罰化の前にやることがある」と、賛成・反対の立場から参考人が意見を述べた。 違法ダウンロードに刑事罰を導入する著作権法改正案が衆議院を通過し、審議は参議院に移った。参院文教科学委員会は6月19日午後、違法ダウンロード刑事罰化について参考人質疑を行い、参考人からは「日本の文化を守るために不可欠だ。ネットのルールも万引きが罰せられるリアルと同じでなければならない」「刑事罰化に違法ダウンロード抑止効果があるのか慎重に議論すべき」と賛成・反対の立場から意見が出た。 参考人として招致されたのは、岸博幸・慶應義塾大学大学院教授、日弁連の市毛由美子事務次
ここしばらく「そろそろ音楽を止める潮時かな」と漠然と考えている。 ここで言う音楽とは自分の職業としての音楽のこと。趣味に近いたまにやるライブであったりバンド活動だったり毎晩作っている”おやすみ音楽”だったりのことでは無く、職業演奏家・作曲家・編曲家・レコードプロデューサーとしての音楽との関わりのことだ。 音楽制作の現場においていつの頃からかその制作費の締め付けが厳しいモノへと変わって来た。それは当然だ。単純に作った商品が売れなくなってしまったからだ。売れなくなった理由・考察はこの場では割愛するが、現実としてそういう状況だと。 すると単純に今までやって来た(培ってきた)技術・方法は使えなくなって来る。どんな形であれ音楽制作には経費が派生する。その経費は”音の作り方・クオリティそのもの”に正比例する。 僕らはよりよい音楽(音)を作ろうと日々努力する。そういう仕事だから当たり前のことだ。 よ
「日本だけSONYブランドの曲がiTMS (iTunes Music Store)に置いてないのは変じゃないですか?」――ミュージシャンの小室哲哉さん(53)が2012年5月1日夕方、Twitter(ツイッター)でこんな発言をしてリツイートを呼びかけている。 「日本だけ置いてないのは変じゃないですか?」 「Twitterのパワーがどれほど強いものか問いかけを!過去最大のRTを切望します。3月の米米、プリプリ、TM, そして、先週の武道館2日間, 正直、日本だけSONYブランドの曲がiTMSに置いてないのは変じゃないですか?2012年、もう売ってくれても良いじゃないかなあ」 iTMS (iTunes Music Store)はApple社が開始した世界シェアダントツのオンライン音楽配信サービス。 アップル社のiPhone(アイフォーン)、iPod(アイポッド)といった音楽再生機器はソニーのウ
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