タグ

心理と宮台真司に関するcastleのブックマーク (20)

  • リバタリアニズム・リベラリズム・コミュニタリアニズムの円環 - MIYADAI.com Blog

    ■付録CD-ROMには「マル激」の第138回「戦後保守主義の終 焉」を収めた。政治コラムニスト中村啓三さんを迎え、総選挙投票 日を2日後に控えた11月7日に収録した。 ■まず自民党保守流とは何だったか、小泉政権が保守流では ないとはどんな意味かを論じた。次に保守流の行き詰まりは各 国で再分配政策とネオリベ政策の行き詰まりを招いたものと同じ だとして「第三の道」の現実性を論じた。 ■今回は、番組で紹介した各種の思想やそれに基づく政策パッケー ジの意義を、理解するのに必要な基礎知識を紹介しよう。 【リベラリズムとコミュニタリアニズム】 ■70~80年代にかけて、政治哲学において、リベラリズム、コ ミュニタリアニズム、リバタリアニズムの間に活発な論戦がなさ れ、原理的問題はほぼ論じ尽くされた。 ■自由至上主義と訳されるリバタリアニズムに対し、リベラリズ ムは自由の前提たる公正(平等)を実現

    castle
    castle 2010/07/09
    「最大多数の最小不幸:何が幸いかは、個人ごと共同体ごとに違うはず。でも痛いのは嫌、苦しいのは嫌、死ぬのは嫌、という具合に、幾つかの不幸については立場可換が成立しやすい。そこから順に手当てしようという」
  • 東京都青少年健全育成条例改正についての意見書 - MIYADAI.com Blog

    ──────────────────────── 東京都青少年健全育成条例改正についての意見書 ──────────────────────── 2010年3月15日 宮台真司 私は大学で社会学を教える東京在住の大学教員で、3歳と0歳の女児の父親でもある。映画批評や音楽批評や漫画批評に長らく関わってきた者として、今回の条例改正、とりわけ非実在青少年に関わる非罰則規定(第七条 二)について意見を申し上げたい。 第七条 二 年齢又は服装、所持品、学年、背景その他の人の年齢を想起させる事項の表示又は音声による描写から十八歳未満として表現されていると認識されるもの(以下「非実在青少年」という。)を相手方とする又は非実在青少年による性交類似行為に係る非実在青少年の姿態を視覚により認識することができる方法でみだりに性的対象として肯定的に描写することにより、青少年の性に関する健全な判断能力の形成を阻害し

    castle
    castle 2010/03/16
    「法律や条例は集合体全体の規範的意思の表明」「猥褻物が猥褻物として機能するか否から社会的文脈次第」「猥褻観念は非性的であるべき空間や関係や対象に性的なものが持ち込まれ当てがわれる場合に生じる性的感情」
  • 上のエントリーからの続きです。 - MIYADAI.com Blog

    3 日の選択:米国的処方箋への無自覚な追随 日は、コンビニ&ファミレス的なものを、思考停止的に許容してきました。背景には日米安保体制があります。2009年の総選挙で、自民党が大敗して政権交代が起こった理由とも密接に関係します。自民党が大敗した理由は、二つあります。 第一に、自民党が農村政党だったからです。農村政党というのは、農業政党ではなく、農村で集票する政党です。集票の動機づけは、農村過剰人口を都市部に移転して、重化学工業化を推進した後、果実を農村に公共事業を通じて再配分する図式によります。 土木を通じた再配分で投票に向けて動機づけられる。これは時限装置です。なぜか。土木を通じた再配分は、1970年までの福祉国家政策時代の欧州と同じで、人々を中央政府に依存させるからです。結果、農業は衰退し、農業従事者も激減、農村人口も減ります。 つまり、農村政党は、農村を依存的にさせることで空洞化さ

    castle
    castle 2010/02/25
    「(日本には)血縁ネットワークでホームベースを作り出す血縁主義の文化もなく、階級ごとにハビトゥスが違う階級文化の伝統もない。あったのは、長い間いっしょにいると絆が出来上がるという事実性優位の文化だけ」
  • 裁判所関係者向けの、最近の講演です。 - MIYADAI.com Blog

    若い世代のコミュニケーション ―その変化の背景そして処方箋― 宮 台 真 司 自己紹介 宮台真司と申します。もともとは理論社会学で博士号を取りました。国家権力の構造を数理的に記述する研究です。そのあとサブカルチャー研究や若者研究にシフトし、みなさんのお目にふれるようになったと思います。 宗教や性愛、特に売買春のフィールドワークを1980年代から90年代前半ぐらいにかけて全国的に展開をしました。1993年にブルセラ女子高生の存在を世に知らせる記事を朝日新聞に載せたことから、いろんな反響が起こりました。 思春期の少女たちに対する思い込みがポンチ絵にすぎないことをはっきりさせるために、マスコミを使ってキャンペーンを展開したのですが、最近の僕は、出発点である国家権力の分析に戻りました。『日の難点』もそうした方向性です。 問題設定の意味 題に入ります。御依頼いただいた主題が、「若い世代のコミュニ

    castle
    castle 2010/02/25
    「〈生活世界〉が〈システム〉に置き換えられていく動きを「近代化」「合理化」」「便益の増大は良いことだが、絆の崩壊は悪いことだ、故に絆を守る為に多少の便利さの犠牲は仕方ない」「「手付かずの自然」も人為」
  • 「卑怯者」と「戦略」 - jun-jun1965の日記

    かつて荷宮和子が2ちゃんねるを批判した際、2chでは「貧乏人」という罵り言葉がない、ねらーがみな貧乏人だからだとした。半分くらいは当たっているが、むしろ徹底的にないのは「卑怯者」という罵り言葉だろう。そりゃそうだ、みんな匿名でガチャガチャ言っているのだから。 さて、『人でなしの経済理論』の訳者・山形浩生によるあとがきに、日の反禁煙の言論は全般的に知性が低い、と書いてある。で、具体的にどれがどう、と言わないのがまさに「卑怯」なのだが、おそらく山形は「戦略」のことを言っているのだろう。そんな真正面からファシズムだと騒いでもダメだよ、戦略を樹てろよ、ということだ。 しかし、このに書いてあるようなトレードオフ理論を禁煙、嫌煙派に示して説得することは、ほぼ不可能だろう。 「戦略」という言葉は、2000年前後に宮台真司がよく使っていたが、それは要するに宮台のが売れる戦略でしかなく、売春防止法の見

    「卑怯者」と「戦略」 - jun-jun1965の日記
    castle
    castle 2010/01/11
    「2chでは「貧乏人」という罵り言葉がない、ねらーがみな貧乏人だから~徹底的にないのは「卑怯者」」「(メディアを精査すれば大体分かるので)戦略が意味を持つのは、単なる個人間の問題か、自分の出世のこと」
  • 瓶治郎の現代詩

    瓶治郎の現代詩

    castle
    castle 2009/08/24
    「いじめをなくすには国家の武装から」「社会の変革に必要なのは「スゴい奴」に感染する喜び」「ミラーニューロンの研究成果を引っ提げて、茂木が斉藤環にラカンの正しさを解説する時代がやってくるかもしれない」
  • s/日本/社会/g - 書評 - 日本の難点 : 404 Blog Not Found

    2009年07月28日22:00 カテゴリ書評/画評/品評 s/日/社会/g - 書評 - 日の難点 旅の道連れに購入。 日の難点 宮台真司 歯切れがよくて面白かった。 それだけに、「真に受ける」とアブナイとも感じた。 おっちょこちょいの私が見てさえ、錯誤が少なくない書ではあったが、書の問題提起はそれを補ってあまりあるものかも知れない。 それは、社会の難点とは何かということだ。 書「日の難点」の主題は、「日」ではなく「難点」にある。何の難点かというと、社会である。書において日というのはあくまでも例題であり、主題ではない。 目次 - Amazonより はじめに 第1章 人間関係はどうなるのか? コミュニケーション論・メディア論 第2章 教育をどうするのか? 若者論・教育論 第3章 「幸福」とは、どういうことなのか? 幸福論 第4章 アメリカはどうなっているのか? 米国論

    s/日本/社会/g - 書評 - 日本の難点 : 404 Blog Not Found
    castle
    castle 2009/07/29
    「問題なのは「承認するにはあまりにしょぼい」とお互いに思ってる「優秀ならざる連中」~(誰からも求められず)これでは彼らの利他性は行き所をなくしてしまう。それが内に向かえば自己破壊、外に向かえば通り魔」
  • やっぱり日本にも保守政党が必要だ マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 - MIYADAI.com Blog

    http://www.videonews.com ■マル激トーク・オン・ディマンド 第432回(2009年07月18日) やっぱり日にも保守政党が必要だ ゲスト:杉田敦氏(法政大学法学部教授) <プレビュー> http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_432_pre.asx 自民党政権が、いよいよ土壇場を迎えているようだ。東京都議選の惨敗で、このままでは次期衆院選での敗北が必至という状況を迎えながら、自民党内ではいまなお内輪揉めが続き、窮余の一策さえ打ち出せないでいる。そこにはもはや、半世紀にわたり日を治めてきた長期政権政党の姿は見いだせない。 しかし、より深刻なのは、自民党が自らの政党としてのアイデンティティを見失っているかに見えることだ。この期に及んでも、党内から聞こえてくる声は、誰の方がより人気があ

    castle
    castle 2009/07/24
    「自民党は「再配分保守」」「人間の理性を過度に信じ、正しい政策を行えば必ず社会は良くなると過信する傾向があるリベラル政権には、対抗勢力として、伝統や慣習の中に蓄積された叡知を信頼する保守政党が必要」
  • 最強論客・宮台真司が見る”ニッポン問題”と”論壇の難点”

    これまで、ハイコンテクスチュアルな論調で熱狂的な支持を得てきた社会学者の宮台真司氏だが、発売後1カ月で10万部を突破した近著『日の難点』では「大学の講義でいつも語っている内容」と自身が語る。同書出版の経緯、現在の若手論壇への見解、個々の論点についての読み方など、宮台氏に聞いた──。 ──宮台さんにとって、『日の難点』は初めての新書となりましたが、まずは出版の経緯をお聞かせください。 宮台 今回のの内容は、僕がいつも講義で学生相手に喋っていることです。繰り返し喋ってきたことで、眠っていても喋れるほど自動化された内容です。なので、当初はそうした内容を『日の論点』的な文章にまとめるのは、気が進みませんでした。でも、編集者から「宮台さん自身には当たり前でも、まさに読者が求めている内容だ」と説得されました。僕の講義では、社会理論や政治思想の抽象的な話の中に、豊富な時事的なネタを入れ込みます。

    最強論客・宮台真司が見る”ニッポン問題”と”論壇の難点”
    castle
    castle 2009/07/24
    (最近の若い論者は立ち位置系)社会的発言をしているようで、しょせん自分の安全地帯を守るための私的発言にすぎない」「「実存から社会へ」という回路を辿るべきなのに「実存から実存へ」と社会に突き抜けない」
  • 『調査情報』2009年7-8月号(489号)に次著を予告する長文を掲載しました - MIYADAI.com Blog

    MIYADAI.com Blog (Archive) > 『調査情報』2009年7-8月号(489号)に次著を予告する長文を掲載しました « マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 | マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 » ──────────────────────── 「昭和を知らない子供たち」へ 〜〜社会の記憶から消去された「昭和の終わり」〜〜 ──────────────────────── ■昭和から平成への改元は1989年。崩御の日に最初の著書『権力の予期理論』の後書を書き上げた。何ヶ月も続いた「自粛ブーム」や女子高生たちが大勢並んだ「ご記帳ブーム」のせいで、80年代のバブル的ないしポストモダン的な狂騒が何だったのか、よく分からなくなっていた。 ■しかしそれは表層のこと。『権力の予期理論』の執筆時に私はテレクラ・フィールドワークに明け暮れていたのだが、テレクラ

    castle
    castle 2009/07/05
    「「〈生活世界〉や我々という観念自体が〈システム〉による生成物に過ぎない」との観念が広く受け入れられた」「「セックスが蔓延して、濃密さが消えた」とでもいうべき状況が拡がって」「生身の性愛に実りがない」
  • マル激トーク・オン・ディマンド更新しました。 - MIYADAI.com Blog 「輿論(よろん=public opinion)」と「世論(=popular sentiment)」

    http://www.videonews.com ■マル激トーク・オン・ディマンド 第430回(2009年07月04日) 世論という名の魔物とのつきあい方 ゲスト:菅原琢氏(東京大学特任准教授) <プレビュー> http://www.videonews.com/asx/marugeki_backnumber_pre/marugeki_430_pre.asx 世論という魔物が、政界はおろか、日中を跋扈しているようだ。 支持率の低迷で、自民党内からも公然と退陣を求める声が上がるなど、麻生降ろしが格化し始めている。もともと国民的人気が高いという理由から、選挙の顔として擁立されたはずの麻生首相だが、今は人気の無さを理由に、首相の座から引きずりおろされようとしている。これも世論らしい。 かと思うと、宮崎県で圧倒的な人気を誇る元タレントの東国原知事の国政進出をめぐり、自民党の大幹部が右往左往するな

    castle
    castle 2009/07/05
    「小泉首相が、人気取りをしなかったところに、そもそもの勝因がある(政治学者菅原琢)」「その後(小泉後)の自民党政権は、逆に人気ばかりを気にするあまり、思い切った政策を打ち出すことができなくなっている」
  • 日本の難点 - にゃんこ先生の学習帳

    の難点 (幻冬舎新書) 作者: 宮台真司出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/04/01メディア: 新書購入: 28人 クリック: 233回この商品を含むブログ (227件) を見る 超久しぶりに宮台真司。 そういえばジャパンハンドラーズさんとこで東浩紀&ネオアカ一派が否定されていた。 さて、東氏に対する私の評価を述べる。東氏は、いわゆる「ポストモダン」という分野への言及を、アニメやオタク文化の評論を通じてやった人だが、実際のところはこうである。つまり、「東氏のオタク評論のみが電通や博報堂にうまい具合に利用された」のである。オタク文化に80年代にどっぷりつかって、オタク文化に関する情報を、フランスの現代思想同様に蓄積してきた、東氏が書いたオタク評論は、オタク自身がオタク文化を要素に分けて解明し、「データベース」化したのである。 そして、これに目をつけたのが広告会社の博報堂だった

    日本の難点 - にゃんこ先生の学習帳
    castle
    castle 2009/05/26
    「(宮台は)学生時代のマーケッティング会社でサブカル消費者を分析したのが彼の原点なんだよ。サブカル消費者分析が先で『権力の予期理論』が後」「対話が成り立たないことが露呈したというのには意味がある」
  • 『日本の難点』 著・宮台真司 - The Flux of Subhumans

    社会学周知のように、宮台真司は学的制度としての社会学者の枠を超えた、メディアと自身の有名性を意識的に利用する戦略的な社会エンジニアだ。彼は、対象読者別に言説パッケージを変更していくマーケティング的な技法を意識的にとりながら、社会的影響力を行使していく。大衆に向けては実存的で実践的な苦悩への処方箋を付与しながら、教養のある者に対しては社会「改善」の原理的な不可能性と現実的な不可避性をどう操作していくか、社会の全体性の不可視性と全体性を見るべきという規範性をどうバランスしていくか、手の内を暴露するように語っていく。こうした書き分けの傾向は、レッシグからアーキテクチュアルな権力の語彙を得、大衆/エリートの図式を明確に打ち出してきた近年、さらに顕著になっているように見える。先日矢継ぎ早に上梓された『14歳からの社会学』『〈世界〉はそもそもデタラメである』はともに、大衆に対してどう社会を眺めるべきか

    castle
    castle 2009/05/26
    「論理的根拠無き模倣/感染によってしか、もはや社会にコミットする理由など無い。「我を模倣せよ」という(エゴイスティックでしかない)メタ・メッセージこそ読まれることが願われている」「お前もそうなれ」
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

    はてなブログ | 無料ブログを作成しよう
    castle
    castle 2009/05/22
    「利己性がないまま利他な人は、いい人だとは思うけど、感染するとか、影響を受けるという感覚はないかも」「(純粋な利他性に影響を受けるのは)自分が苦しい時にそれをわかってくれるとか、助けてくれるとか」
  • 映画評:クリント・イーストウッド監督『チェンジリング』 - MIYADAI.com Blog

    ───────────────────────────────────────── イーストウッド作品『チェンジリング』は、「遅れ」が〈システム〉を凍りつかせると同時に、人生をも凍りつかせてしまうという事実を描く、目を背けたくなるような傑作である。 ───────────────────────────────────────── ■3月下旬から4月上旬にかけての連日の米国講演旅行(アジア学会シカゴ年次大会、テキサス大学、ミシガン大学)の強行軍を終えて帰国した夜中、時差ボケでどうせ眠れないだろうと考えて、クリント・イーストウッド監督の『チェンジリング』を六木に観にでかけた。 ■不思議なことに観客の9割が非日人だった。この映画の日における評判がイマイチであることは知っていた。六木の場所柄もあるだろう。でも私はいつもこのシネコンで映画を観ている。上映を待つ間、「あれ、自分はまだアメリカ

    castle
    castle 2009/05/20
    「〈システム〉にはコンピュータと同じように作動クロックがある。人々の反応速度が作動クロックにシンクロしたものである限りにおいて〈システム〉は円滑に回転する。シンクロしない人間が現れると阻害される」
  • 論じる気がありません

    論争する気がありません 1997年8月25日 先日、宮台真司とその周辺の「30代文化人」を批判する論文を書いたら、「ちっとも論文の態をなしていない」「おまえは物事をきちんと論じる気がないんか」という批判をいただいた。どこからいただいたかというと、自分で出したのである。 自己批判に応じよう。 論じる気は、ない。 考えてもみよ。ぼくが宮台真司や浅羽通明や岡田斗司夫や宮崎哲弥や……といった30代論客たちに真正面から論争を挑んだとして、勝てると思うか? 勝てるわけがない。 ぼくの標榜する立場が間違っているから勝てないのではない。論争技術がないから勝てないのである。 それでは論争技術があれば勝てるのか? 勝てる。 ではなぜ技術を磨く努力をしないのか? 努力で技術が身につくわけではない。技術を身につけるために必要なのは「環境」である。 環境? しかり。こちらのレベルに見合ったほどよい論争相手が探せばい

    castle
    castle 2009/03/26
    「彼ら「新人類」世代とその一回り上の全共闘世代との「世代間戦争」だった。全共闘世代が押し付ける「闘争」に、彼らは「逃走」を対置して闘った。彼ら30代論客たちの青年期は、云わば「闘わないこと」が「闘い」」
  • (上にアップロードしたものの続き[容量限界ゆえ]) - MIYADAI.com Blog

    【最後に:永続するだろうバトクロワイヤル過程】 「現実」の位階秩序が崩れ、平行して「現実」と「虚構」との間の序列が崩れた結果、こうした崩れを前提として、「虚構の現実化」に勤しむ「セカイ系」と、「現実の虚構化」に勤しむ「バトルロワイヤル系」とが、拡がるようになりました。いいかえれば「ゲームを現実のように生きる人々」と「現実をゲームのように生きる人々」が増えています。1996年には前者が目立つようになり、2001年頃からは後者が目立つようになりました。 社会学の思考伝統は、「前提を遡ること」や「文脈を参照すること」によって、自明性を突き崩すところにあります。前提のそのまた前提のそのまた前提…。文脈のそのまた文脈のそのまた文脈…。遡及すればするほど、不動の枠組がヘナヘナになって、確かな正義も大きな権威も消えてしまう――。社会学の分析には、そうした「再帰性による相対化(relativization

    castle
    castle 2009/03/14
    「今後のソーシャル・デザインにおいては、デザイナー同士の間での「ハシゴの外し合い」が不可避かつ不可欠になります」「「虚構」にも構造や仕組が存在して、「虚構」が「この現実」の一部として享受されている」
  • テレビ論をかきました - MIYADAI.com Blog

    ──────────────────────── 政治的ニュースが重要になる中、テレビがメディアとして持ちうる力とは? ──────────────────────── 【マスメディアの凋落は「場」の凋落と関係する】 広告収入やセットインユース(スイッチが入った受信機器の総数)の減少という形で、新聞やラジオやテレビなどが凋落しつつある。他方で、労働市場の縮小や麻生内閣の疲弊で世の中は暗いムードである。そんな中、一部の局は四月編成からニュース系へのシフトを強める模様である。 これは合理的対応だ。音楽の世界では、ITMSに見るようなアーカイブス化&インターネット化と、享受者の「島宇宙化」を背景として、CDシングルを購入して新曲にアクセス(して話題に乗り遅れないように)する必要が消えた。程度の差はあれテレビの娯楽番組もそれを追いかけよう。 だが娯楽系からニュース系へのシフトで生き残れるほど世の中

    castle
    castle 2009/03/14
    「(テレビの安売りにより)テレビが個室化した結果、家族みんなが揃ってテレビを見るお茶の間という「場」が消えた」「オーセンティシズム(本物志向)はその時々の場当たり的対応では醸成できない」
  • 米国での学会用の英語配付資料の日本語版 - MIYADAI.com Blog

    ──────────────────────── 1992年以降の日サブカルチャー史における意味論(semantics)の変遷 ──────────────────────── 序 『サブカルチャー神話解体』以降の2つの変化 【『サブカルチャー神話解体』以降】 私は『サブカルチャー神話解体』(1993)などの著作を通し、戦後日のサブカルチャーの変遷史を、社会システム理論の枠組を用いて記述してきました。社会システム理論の枠組は、従来の「上部構造と下部構造の二元論」から区別される「コミュニケーション一元論」の枠組で、コミュニケーション以外のものを要素としないシステムのダイナミズムを記述します。 戦後復興の時代から高度経済成長の時代まで、すなわち1970年代前半までは、日のサブカルチャーは、経済決定論や下部構造決定論によって説明しやすかったのですが、耐久消費財がゆきわたって「モノの豊かさ」

    castle
    castle 2009/03/09
    「「現実」と「虚構」との差異がフラット化したせいで――すなわち「現実の至高性(paramountness of the reality)」が失われたことで――「現実の虚構化」と「虚構の現実化」の区別が実質を失いました」
  • 【インフォシーク】Infoseek : 楽天が運営するポータルサイト

    日頃より楽天のサービスをご利用いただきましてありがとうございます。 サービスをご利用いただいておりますところ大変申し訳ございませんが、現在、緊急メンテナンスを行わせていただいております。 お客様には、緊急のメンテナンスにより、ご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。 メンテナンスが終了次第、サービスを復旧いたしますので、 今しばらくお待ちいただけますよう、お願い申し上げます。

    castle
    castle 2008/07/18
    「大衆の自然な生活感覚からできる限り遠い場所で原理的に考察しながら、しかし、そのことで大衆から遊離するのではなく、むしろ深く内在しうるような方向性が模索されなければならない」「任務完了というか用済み」
  • 1