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気になると本に関するcastleのブックマーク (60)

  • 聖俗の反転 : 富永仲基『出定後語』の真相

    論は、従来省みられてこなかった仏教の視点から、富永仲基の思想を検討する。仲基は、仏が淫するものは幻であるとする。仏の神秘的教えは行者が禅定・瞑想中に見た幻影にすぎず、釈迦の真意は世俗倫理を勧めることにあるとして、仏教を脱神秘化した。『出定後語』とは、人間理性が宗教的な呪縛である定・夢幻から目覚めたという宣言、いわゆる近代を告げる声であった。仏教的価値観では、人が目覚めるべきは現実事象の儚さからであり、仏の悟り、仲基の言う仏の幻こそが、より存在度の高い真実とされてきた。中世においては、人が儚い生死の夢から覚めて仏の朝に至ることが、覚夢だった。しかし近世における仲基の出定は、仏の夢幻から人の世の現実に目覚めることにある。仲基は、聖俗の存在論を反転させ、仏教思想の意義を明確に否定した。仲基の出定以後、近世から現代に至るまで、日の仏教者たちは伝統的な仏への覚夢と仲基の出定を統合止揚すべく、全力

    castle
    castle 2024/05/31
    「仲基は~仏の神秘的教えは行者が禅定・瞑想中に見た幻影にすぎず、釈迦の真意は世俗倫理を勧めることにあるとして、仏教を脱神秘化~出定後語とは、人間理性が宗教的な呪縛である定・夢幻から目覚めたという宣言」
  • Vチューバーとペルソナ -Rapport形成の為に中の人の日常を見せる技術- : ねこねこブログ

    2022年08月23日 06:01 Vチューバーとペルソナ -Rapport形成の為に中の人の日常を見せる技術- 山野弘樹さんの「「VTuberの哲学」序論――多様化するVTuberと「身体」としてのアバター」読了。とても面白い研究で今後の発展を期待します。ただ、個人的には、Vチューバーで最も重要なのは、アバターの多彩さではなく、Vチューバーが中の人の日常を少しずつチラチラッと段階的に見せてゆくことで、リスナーとの間に擬似的なRapport(感情的な親密さ)を形成してゆく技術だと思うので、今回はその辺の技術について書いてゆきたいと思います。 「VTuberの哲学」序論 https://fashiontechnews.zozo.com/research/hiroki_yamano 「穏健な非還元タイプ」とは、配信者の日常的な行動や言動を明示的な形で組み込むCタイプのVTuberである。現状に

    Vチューバーとペルソナ -Rapport形成の為に中の人の日常を見せる技術- : ねこねこブログ
    castle
    castle 2024/03/29
    「(Vが)中の人としても振る舞うのは~リスナーにとって心地よい」「Rapportの形成はクライアントがカウンセラーを、カウンセラーという役職を超えた一人の人間として信頼することで形成される」
  • 運を研究するということ(1)

    運を心理学的に分析した『幸運と不運の心理学』をめぐって,法心理学やコミュニケーション研究を専門とする荒川歩教授と,運研究を専門とする村上幸史准教授とが,運と適応の問題,運と偶然性との関係,運を研究する難しさ,運を研究する醍醐味などを語ります。(編集部) 『幸運と不運の心理学』の刊行 荒川歩(以下,荒川) これまで,論文は拝見したり,発表は伺ったりしてきたんですけれども,学会発表を全部はチェックできていなかったので,を拝読して,こういうことまでされていたんだということに驚きました。 荒川歩(あらかわ・あゆむ):武蔵野美術大学造形構想学部教授。 村上幸史(以下,村上) 知っていただく機会ができてありがたいです。このの内容ですが,最初は学術書として書いていたんですけれども,そうすると心理学の研究が,第2章のテイゲン(Teigen)の一連の研究や,第4章で紹介した「運の強さ」に関する認識の研究

    運を研究するということ(1)
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    castle 2024/03/22
    「運概念をもつことが進化的に有利に働くのかどうか」「実際に運がいいかどうかは別として,運がいいと思っていることが行動に影響する」「(不運の偏りも)人にとっては一度きりのことなので個人差に思えてしまう」
  • 認知言語学から小説の面白さに迫る『小説の描写と技巧』

    小説の面白さはどこから来るのか? 物語のオリジナリティやキャラクターの深み、謎と驚き、テーマの共感性や描写の豊かさ、文体やスタイルなど、様々だ。 小説の面白さについて、数多くの物語論が著されてきたが、『小説の描写と技巧』(山梨正明、2023)はユニークなアプローチで斬り込んでいる。というのも、これは認知言語学の視点から、小説描写の主観性と客観性に焦点を当てて解説しているからだ。 特に興味深い点は、小説の表現描写が、人間の認知のメカニズムを反映しているという仮説だ。私たちが現実を知覚するように、小説内でも事物が描写されている。 認知言語学から小説の描写を分析する 通常ならメタファー、メトニミーといった修辞的技巧で片づけられてしまう「言葉の綾(あや)」が、ヒトの、「世界の認知の仕方」に沿っているという発想が面白い。これ、やり方を逆にして、認知科学の知見からメタファーをリバースエンジニアリングす

    認知言語学から小説の面白さに迫る『小説の描写と技巧』
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    castle 2023/11/04
    「リアルと(誇張や想像)のズレ・ゆらぎ」「様々な叙述レトリックを、認知プロセスから再定義し、それが読者の何を動かしているのかを突き止める事で、「面白い」という感情をシステマティックに解き明かせるかも」
  • 安倍元首相が語らなかった本当のこと -中央公論新社 ノンフィクション編集部 編|単行本|中央公論新社

    中央公論新社 ノンフィクション編集部 編 安倍政権中枢の極秘メモ「谷内正太郎 覚書」の全貌を、初代国家安全保障局長だった谷内正太郎氏が初めて明かした。「憲法改正のためには政治のウイングを左に広げる必要がある。保守の純化路線では達成できない」と進言。第二次安倍政権の骨格を決めた驚きの内容だ。谷内氏が日中外交、北方領土交渉の裏側を語り、橋五郎氏が黒川検事長問題、森友100万円授受の真相に迫る。小池百合子氏、石破茂氏ら政治家をはじめ、財務省、厚労省の官僚など『安倍晋三 回顧録』の登場人物たちから見えた政権の姿とは……。 書誌データ 初版刊行日2023/8/9 判型四六判 ページ数272ページ 定価1870円(10%税込) ISBNコードISBN978-4-12-005680-2 書店の在庫を確認 ❑紀伊國屋書店 ❑丸善&ジュンク堂書店 ❑旭屋書店  ❑有隣堂  ❑TSUTAYA

    安倍元首相が語らなかった本当のこと -中央公論新社 ノンフィクション編集部 編|単行本|中央公論新社
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    castle 2023/08/17
    「極秘メモ「谷内正太郎 覚書」の全貌を~谷内正太郎氏が初めて明かした。「憲法改正のためには政治のウイングを左に広げる必要がある。保守の純化路線では達成できない」と進言」※『安倍晋三回顧録』の副読本
  • 【読書感想】日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ランキング参加中読書の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪 (集英社新書) 作者:桂 幹集英社Amazon Kindle版もあります。 日の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪 (集英社新書) 作者:桂幹集英社Amazon かつて世界一の強さを誇った日の製造業。 しかし、その代表格である電機産業に、もはやその面影はない。 なぜ日の製造業はこんなにも衰退してしまったのか。 その原因を、父親がシャープの元副社長を務め、自身はTDKで記録メディア事業に従事し、日アメリカで勤務して業界の最盛期と凋落期を現場で見てきた著者が、世代と立場の違う親子の視点を絡めながら体験的に解き明かす電機産業版「失敗の質」。 ひとつの事業の終焉を看取る過程で2度のリストラに遭い、日アメリカの企業を知る著者が、自らの反省もふまえて、日企業への改革の提言も

    【読書感想】日本の電機産業はなぜ凋落したのか 体験的考察から見えた五つの大罪 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    castle 2023/03/31
    「「安くてよいものを作れば必ず売れる」というアナログ時代のドグマが「よいものを作れば必ず売れる」に」「自社生産のCDーRは過剰品質だった~TDKは追加的なコストをかけて、ユーザーが必要とする以上の品質を提供」
  • 習慣はどうやって形成されるのか?──『習慣と脳の科学――どうしても変えられないのはどうしてか』 - 基本読書

    習慣と脳の科学――どうしても変えられないのはどうしてか みすず書房Amazonいつも通勤や通学につかっている道は、何も考えずにも動けるぐらいには「習慣」になっているものだ。むしろいつものルートとは別の方角に行く必要がある時、そのことを忘れて「習慣」に引っ張られたりする。われわれは家の鍵をしめる動作をする時に、いちいち右手でかばんの右ポケットから鍵を出して差し込み右に回し──などと意識することもなく、習慣的動作によってほとんどを無意識にこなしている。 もし、習慣を脳に形成する力がなかったら、生活は面倒くさいものになるだろう。一方で、タバコや薬物のように、悪い習慣が形成されてしまう危険性もある。こうした習慣は、脳のどのようなプロセスによって形成されるのか? また、その仕組がわかるのなら、習慣を変えることもできるのではないか? そうした問いが連続していくのが、書『習慣と脳の科学――どうしても変

    習慣はどうやって形成されるのか?──『習慣と脳の科学――どうしても変えられないのはどうしてか』 - 基本読書
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    castle 2023/02/17
    「ドーパミンは、生物が報酬をどれだけ好むかではなく、ある状況下で特定の報酬をどれだけ欲しがっているか、そしてそれを得るためにどれだけ努力をしようとするか、動機付けの信号を発している」「引っ越し」
  • 世界から昆虫が減少しつつある現代の状況について──『サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」』 - 基本読書

    サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」 作者:デイヴ・グールソンNHK出版Amazonこの『サイレント・アース』は副題に入っているように、殺虫剤や農薬などの化学物質の危険性を訴えた「沈黙の春」の昆虫をテーマにした現代版とでもいうべき一冊だ。 著者によれば、いま世界から昆虫の数が急速に減少しつつあるという。温暖化など環境の変化もあるうえ、森林の伐採など問題は絶えないから、昆虫の数が減っていること自体に違和感はない。では、具体的に何が原因で昆虫は減っているのか? 気候変動の影響? 農薬や殺虫剤の影響がいまなお残っているのか? その全部が複合しているのか? そもそも、昆虫の数は数はあまりに多いので正確に把握されていないとよくいわれるが、数が減っているのは当なのか──など、昆虫の現在の苦境を中心軸において、無数の問いかけを書では扱っていくことになる。 昆虫がいなくなると何が問題なのか? 昆

    世界から昆虫が減少しつつある現代の状況について──『サイレント・アース 昆虫たちの「沈黙の春」』 - 基本読書
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    castle 2022/09/12
    「殺菌剤~クロロタロニルの使用がマルハナバチやミツバチに害をもたらす~家畜の腸内の寄生虫を予防する目的でイベルメクチンを定期的に家畜に投与するが~(糞に混じり)糞虫やハエのごちそうを有害な物質に変え」
  • 2021年11月に読んだ新作おすすめ本 文庫・単行本編 - 読書する日々と備忘録

    こちらは2021年11月に読んだ新作おすすめ 文庫・単行編です。 ライト文芸8点、一般文庫13点、文芸単行12点の計33点の紹介になります。 ライトノベル編はこちら↓ ライト文芸ではオレンジ文庫の喜咲冬子さんの新作ファンタジー「青の女公」、石田リンネさんの痛快な王宮ファンタジーミステリ「女王オフィーリアよ、己の死の謎を解け」のほか、辻村七子さんの青春演劇小説「僕たちの幕が上がる」、異世界に召喚されてなかなかできなかったお菓子作りに挑むファンタジー。「幻国の菓子使い」あたりは注目です。 一般文庫では二ヶ月連続刊行の五胡十六国時代を舞台に描く篠原悠希さんの新作「霊獣紀」、弓道ものの青春小説で続刊も期待できそうな「凜として弓を引く」のほか、三秋縋さんの「君の話」、塩田武士さんの「歪んだ波紋」、創元推理文庫の「だから殺せなかった」あたりの文庫化作品はチェックしておきたいところ。 また一般文芸

    2021年11月に読んだ新作おすすめ本 文庫・単行本編 - 読書する日々と備忘録
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    castle 2021/12/07
    「君の話:記憶改変技術「義憶」が普及」「歪んだ波紋:(誤報の)短編集」「ノワール・レヴナント:他人の背中に今日の幸運レベルを示す数字が」「人間レベル:(神が死後世界環境保全の為)人間レベルを導入」ets
  • 「スペイン風邪」が提示した教訓は : ウィーン発 『コンフィデンシャル』

    2020年04月26日06:00 カテゴリ新型コロナウイルス 「スペイン風邪」が提示した教訓は 学校で世界史を学ぶ時、近代史では第1次、第2次世界大戦が大きな山場となる。人類史上はじめて、地域紛争から世界全土を巻き込んだ戦争が展開された最初の出来事だったからだ。ところで、第1次世界大戦よりも多くの犠牲者が出たが、世界史では余り言及されない出来事があった。1918年の「スペイン風邪」だ。その感染病で5000万人以上が亡くなったが、第1次大戦終焉直後という事情も重なって、「スペイン風邪」は世界史では余り知られなくなった。 ▲ラウラ・スピ二イ女史の著書の独語版「1918 Die Welt im Fieber」 なぜだろうか。それが在仏の英国サイエンス・ジャーナリスト、ラウラ・スピ二ィさん(48)の疑問だった。独週刊誌シュピーゲル(2020年4月11日号)は同女史の著書でベストセラー入りした「19

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    castle 2020/04/26
    「第1次大戦終焉直後~(5000万人以上死亡した)スペイン風邪は世界史では余り知られなくなった」「人が記憶するのは明確な原因や敵が分かっている時だが、敵が不明な時、その戦いは時間の経過と共に記憶から消え」
  • 韓国バカ売れ本「反日種族主義」に北朝鮮が猛反発(高英起) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信は13日、韓国のベストセラー書籍『反日種族主義』を「売国的詭弁だ」などと猛非難する論評を配信した。北朝鮮メディアが、韓国の民間人が執筆した書籍にって掛かるのは珍しい。 李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大学教授ら6人の研究者が執筆した同書は植民地統治下の朝鮮半島で「日による土地やコメの収奪はなかった」「従軍慰安婦の強制連行はなかった」などと主張し、韓国で物議を醸している。 1965年に国交正常化し、請求権協定が結ばれた日韓と異なり、北朝鮮と日の間では何ら過去清算はなされていない。近い将来に日朝が国交正常化できるかどうかは未知数だが、過去清算が両国間の大きなテーマとして存在するのは事実だ。それだけに北朝鮮にとっては、そのテーマの「価値」をき損しかねない同書の主張は、腹に据えかねるものなのかもしれない。 件の論評は朝鮮中央通信のウェブサイトにも和訳が掲載されていないの

    韓国バカ売れ本「反日種族主義」に北朝鮮が猛反発(高英起) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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    castle 2019/09/17
    「売国的詭弁だ(by朝鮮中央通信)」「李栄薫(イヨンフン)元ソウル大学教授ら6人の研究者が執筆~植民地統治下の朝鮮半島で「日本による土地や米の収奪はなかった」「従軍慰安婦の強制連行はなかった」等と主張」
  • 死者の能力を借用する死霊見師(英国諜報部)vs死者から情報を引き出す死骸検師(ソ連諜報部)の諜報戦!──『ネクロスコープ 死霊見師ハリー・キーオウ』 - 基本読書

    ネクロスコープ 上 (創元推理文庫) 作者: ブライアン・ラムレイ,夏来健次出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2019/05/31メディア: 文庫この商品を含むブログを見るネクロスコープというのは何がなんだかよくわからないがそそる書名である。その上、内容をみたら、時代は冷戦下、ソ連の諜報占術開発局に所属する死骸を扱う能力者と英国の諜報機関の霊的諜報戦を描く一大伝奇ホラー! とか書いてあり、そりゃ読まないわけないよね、ってことで読んだわけだけれども、まあおもしろい。 正直展開はかなり冗長で、各種演出もそこまで洗練されているわけではないのだけれども(というか描写と相まってかなり野暮ったい)、それはそれとして死霊見師というアイディア、それが冷戦下の諜報に活かされるシチュエーション、終盤にいたって凄まじい勢いでスケールしていく能力とその魅せ方のおもしろさなど、プラス点もわんさかある作品で、総

    死者の能力を借用する死霊見師(英国諜報部)vs死者から情報を引き出す死骸検師(ソ連諜報部)の諜報戦!──『ネクロスコープ 死霊見師ハリー・キーオウ』 - 基本読書
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    castle 2019/06/02
    「ハリーは死んだ誰とでも話ができ~味方がどんだけ死んでもハリーは情報面では不利になる事はなく(その上、能力までとれる)ドラゴサニは死骸がないと情報が抜き取れない上に完全な情報が抜き取れるわけでもない」
  • ピケティ『21世紀の資本』:せかすから、頑張って急ぐけれど、君たちちゃんと買って読むんだろうねえ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    Note (2014.08.04) What follows are some rants by the Japanese translator of "Capital in the 21st Century." I realized that it can be taken out of context (and that some people actually do such things), so I guess I need to explain what's going on. The whole piece was intended to serve as a half-joke expectation management. In Japan, there was some false rumor about the timing of the Japanese trans

    ピケティ『21世紀の資本』:せかすから、頑張って急ぐけれど、君たちちゃんと買って読むんだろうねえ…… - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    castle 2014/07/12
    「各国で、富の格差は拡大してます、ということ。そしてそれが今後大きく改善しそうにないということで、なぜかというと経済成長より資本の収益率の方が高いから~その対策としてはもっと累進課税をしましょう、と」
  • 「仁義なきキリスト教史」公式サイト

    2014年2月26日発売の書籍「仁義なきキリスト教史」公式サイト。

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    castle 2014/03/10
    「おやっさん、おやっさん、なんでワシを見捨てたんじゃ! 」イエスの活動、十字軍、宗教改革……。キリスト教二千年の歴史が果てなきやくざ抗争史として蘇る!「あいつら、言うてみりゃ人の罪でメシ食うとるんで」」
  • 【松浦光修】最悪の未来 | 「新」経世済民新聞

    From _松浦光修@皇学館大学教授 ————————————————————– ●さかき漣『顔のない独裁者』(PHP研究所)の出版記念キャンペーン中 ⇒ https://www.keieikagakupub.com/sp/SAKAKI/index.php ※出版記念キャンペーンとして、ご購入者の方には全員に、 音声ファイル「『顔のない独裁者』が100倍面白くなる特別座談会」を無料プレゼント。 ※座談会のメンバーは、三橋貴明、さかき漣、平松禎史、古谷経衡。 新自由主義がもたらす恐ろしい悪夢ほか、縦横無尽にメッタ斬り。 とは関係のないオフレコ話も、、、 ※Amazon以外の街の書店でお買い上げの方も、応募できます。 ————————————————————– かつて私は、三橋貴明氏の『新世紀のビックブラザーへ』(PHP研究所)が出版されたさい、その紹介文を『正論』(平成二十一年八月号)の「

    【松浦光修】最悪の未来 | 「新」経世済民新聞
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    castle 2013/12/02
    「「負け組」の「道州」は、「止まるところを知らない人口流出と経済低迷」に見舞われる」「「たとえ一見すると麗しい概念も、それが現実のものになり、極端化すると、このような無残な未来がまっていますよ」と」
  • 笠井『新版テロルの現象学』:左翼運動を清算するといいつつ未練を残し、アニメに逃げた本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    新版 テロルの現象学――観念批判論序説 作者:笠井 潔発売日: 2013/01/31メディア: 単行 はじめに しばらく前にちょっと嫌みなことを書いて、やっと編を読みました。あー、そういえばこんな話だったねー、と思うと同時に、正直いって現代的な価値があるだとは思わなかった。笠井一人が、自分だけのために必要としていた整理でしかなく、それを他人が共有すべき必然性は特にないと思ったのだ。それは昔もそう思ったし(たとえばこのオローク『ろくでもない人生』あとがきを参照)そして、いままた読んで、なおさらその思いを強くした。 いやそれどころか、書は自分がやろうとしたいちばん根のところをごまかして、自分が批判したその枠組みにまさにすっぽりはまりこんでいると思う。今回、新版になってついたとんでもなく長くて混乱した増補は、まさにそのごまかしを隠しきれなくなった結果だ。久々に手に取って、ぼくはそう思っ

    笠井『新版テロルの現象学』:左翼運動を清算するといいつつ未練を残し、アニメに逃げた本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
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    castle 2013/02/06
    「自分の理想や思想が正しいなら、それを受け入れない社会は間違っていて~したがってぶち殺してもいいんだ、と」「そのハイになった革命が自己目的化してます」「革命温存のための小細工を引き延ばしているだけ」
  • なぜ国家は失敗する? | 地政学を英国で学んだ

    今日の横浜北部は昼過ぎから曇ってきました。陽気は完全に春ですが。 さて、また興味深い(の書評)がありましたのでその要約を以下に。 このなんですが、アメリカでは相当話題になってますね。ウォルツ的にいえば完全に「セカンド・イメージ」(国家/組織)による原因の説明でして、まあリベラル派の説明によるスタンダードなものです。 面白いのはその説明に豊富な歴史の例を使っていることと、政治と経済のつながりをかなり密接に分析しているところでしょうか。 この調子だと、おそらく日でも近いうちに翻訳されて発売されそうです。 ==== なぜ国家は失敗する? Byトーマス・フリードマン ●今読んでいるがとても面白い。『なぜ国家は失敗するのか』というだ。 ●これを読めば読むほどアメリカがアフガニスタンでいかにアホなことをしているか、そしてアメリカはいかに対外援助戦略を抜的に見直さなければならないかがよくわか

    なぜ国家は失敗する? | 地政学を英国で学んだ
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    castle 2012/04/14
    「国家が発展するときにはその政治・経済制度が包括的(inclusive)であり、没落する時は収奪的(extractive)になるという」「問題の核心は、格差がある程度の規模になると、それが政治の状況に反映されてくること」
  • 大田俊寛「オウム真理教の精神史」:オウムの「なぜ」を描き出した一冊で、学問としての社会的責務を宗教学者が真摯に考えた立派な本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義 作者: 大田俊寛出版社/メーカー: 春秋社発売日: 2011/03メディア: 単行購入: 61人 クリック: 1,271回この商品を含むブログ (25件) を見る 先日、オウム関係者の死刑判決で、遺族は「なぜ」がわからず不満顔だったという報道について、ぼくはなぜなどと問うべきではない、どうせ答えなんか出ないんだから、という話を書いた。が、書はその「なぜ」をまがりなりにも分析して一応の答を出したであり、またオウム事件に対してこれまでまともな対応を見せてこなかった宗教学の学者が、そうした現状を真摯に反省して宗教学的な取り組みからオウムを切ってみせた点でもきわめてえらい。 読んでいて、まさに上で出てきたリアリー『神経政治学』(そしてぼくのあとがき!)が引用されていてびっくりしたんだが、オウムがどんな宗教・思想的な系譜につながるのかを明

    大田俊寛「オウム真理教の精神史」:オウムの「なぜ」を描き出した一冊で、学問としての社会的責務を宗教学者が真摯に考えた立派な本。 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
    castle
    castle 2012/03/13
    「オウムがどんな宗教・思想的な系譜につながるのかを明確に述べ、その過程で現代社会における宗教の意味を位置づけ、オウムが決して偶発的なものではなく、ある必然性をもっていたことをきわめてすっきりと述べる」
  • 松岡正剛の千夜千冊『死者の書』折口信夫

    castle
    castle 2010/12/03
    「折口が見つめていたのは『山越阿弥陀図』」「折口「私の物語なども、謂はば、一つの山越しの弥陀をめぐる小説、といってもよい作物」「日本人総体の精神分析の一部に当たることをする様な殊になるかも知れぬ」」
  • 日本帝国の申し子 : 池田信夫 blog

    2010年08月10日22:18 カテゴリ法/政治帝国の申し子 日韓併合をめぐる首相談話では、「意に反して行われた植民地支配によって、国と文化を奪われ、民族の誇りを深く傷付けられました」という部分が論議を呼んでいる。少なくとも国際法上は、日韓併合条約は大日帝国と大韓帝国の合意のもとに署名・捺印された正式の外交文書である。 この条約が日の圧倒的な軍事的優位のもとに締結されたことは事実だが、当時の韓国では「日韓合邦」を主張する民間団体「一進会」が100万人もの会員を集め、皇帝や首相に合邦を求める請願書を出した。李氏朝鮮が破綻し、多くの餓死者が出ている状況を改革するには、一足先に明治維新を実現した日の援助が必要だったからである。 書は、日の「植民地支配」の実態をハーバード大学コリア研究所長が調査して書いた研究書である。日韓併合された1910年には1300万人だった朝鮮の人口は、

    日本帝国の申し子 : 池田信夫 blog
    castle
    castle 2010/08/11
    「日韓併合された1910年には1300万人だった朝鮮の人口は占領末期の1942年には2550万人に倍増し、この間に工業生産は6倍以上に~植民地時代の朝鮮の資本蓄積の90%は内地の資本による」「慰安婦騒動を創作した朝日新聞」