3月ですねー。 街の色が春に変わり始めると、毎年新卒の頃の自分を思い出します。 もう8年前の記憶です。 8年前、私は親元を離れて社会人としての生活をスタートさせました。 話には聞いていたけれど、それでも実際に社会での自分を構築していく日々は、相当大変でした。 もうやり方もわかんないし、休み方すらわかんない。 仕事も生活でも、全般がむしゃらでした。 がむしゃら。 そんな目まぐるしい毎日の中で、唯一自分が何者かを思い出していた瞬間。 それは、音楽を聴いている時だったように思います。 チャットモンチー「東京ハチミツオーケストラ」を聴いて、私は東京に一人出てきている自分の強さも弱さも、いつもありのままに噛みしめて歩きました。 スピッツ「春の歌」を聴いて、私は同じように別れて新しい世界に踏み出している友達の存在を、いつも思い出して支えにしていました。 私は、新社会人の人ほど、いっぱい音楽を聴いてほし