国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、今年度中に、同時打ち上げ予定の「気候変動観測衛星(GCOM-C)」と「超低高度衛星技術試験機(SLATS)」に対し、広く皆様に親しみを持っていただくため、平成29年4月25日~5月31日の期間で愛称を募集いたしました。多くのご応募をいただきました中から、選考させていただき、最終的に以下のとおりと決定いたしましたので、お知らせいたします。
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)は、今年度中に、同時打ち上げ予定の「気候変動観測衛星(GCOM-C)」と「超低高度衛星技術試験機(SLATS)」に対し、広く皆様に親しみを持っていただくため、平成29年4月25日~5月31日の期間で愛称を募集いたしました。多くのご応募をいただきました中から、選考させていただき、最終的に以下のとおりと決定いたしましたので、お知らせいたします。
最初に断っておいたほうがいいかもしれません。私自身は地球温暖化についてはIPCCと同じ意見です。つまり、地球温暖化はほぼ確実に起きていて、その原因は人為的なものである可能性が高いと考えています。その意味で気候変動に対して否定的なトランプ政権の方針には批判的です。以下の文章は、そういう視点で書かれていることに注意してください。 * さて、トランプ政権の発足前、彼が大統領選に勝利したときから、サイエンスのコミュニティでは彼の科学政策を不安視する声がありました。そのひとつが気候変動の問題です(他にもワクチンの問題などがありますが、まだ噂レベルなので今回は触れません)。トランプ氏は選挙期間中から気候変動問題は存在せず、過剰な環境規制が経済を圧迫していると主張してきました(選挙期間中に「気候変動の話は中国のでっち上げだ」とTwitter でツイートして問題になったのを覚えている人もいるかもしれません
ただただ、その存在感に圧倒されてしまいます。昨年11月に H-IIAロケットによって打ち上げ られた、 静止気象衛星「ひまわり9号」 。そのひまわり9号から、圧倒的な存在感を感じさせる「 初となる地球の画像 」が送り届けられました(高解像度画像は こちら から)。 ひまわり9号は 日本および東アジア、西太平洋地域での気象観測 を行う人工衛星で、前世代のひまわり7号から 水平分解能が2倍に向上 。さらにバンド数が16チャンネル(可視光線が3バンド、近赤外線が3バンド、赤外線が10バンド)に増えたことから、 カラー画像の撮影も可能 になりました。 今回の画像はそのひまわり9号の能力をフルに活かした、美しい画像となっています。また画像では緑色を人間の見た目に近くし、大気分子による太陽光の散乱を抑える加工が行われているそうです。 さらに、 気象庁のホームページ ではバンド1〜バンド16で撮影
探査機「あかつき」の観測で、金星の南北方向に約1万kmにもわたる弓状構造がとらえられた。超高速風のスーパーローテーションに流されることなく形状が保たれており、下層大気の圧力変化が上空に伝わって作られたものと考えられている。 【2017年1月19日 JAXA/ISAS/立教大学】 2015年12月から金星の周回探査を開始した探査機「あかつき」が初期観測で、金星の南北方向に約1万kmにわたる弓状構造をとらえた。 2015年12月に「あかつき」が撮影した金星。(左)輝度温度、(右)放射輝度(提供:JAXA、以下同) 金星では「スーパーローテーション」と呼ばれる高速の東風が吹いており、その速さは金星を覆う雲層の上端(高度約65km)で秒速約100mにも達する。しかし、弓状構造は4日間の観測期間中に地理的にほぼ同じ場所に出現しており、スーパーローテーションの影響を受けていないことが確認された。こうし
雷雲から宇宙に向かって赤い光が放たれる「スプライト」と呼ばれる現象が、茨城県鉾田(ほこた)市沖で11月25日夜、確認された。「空の探検家」として知られる写真家の武田康男さん(56)が撮影=ISO感度5000、シャッター速度3秒=に成功した。 スプライトは上空約50~90キロで、雷雲の上から宇宙空間へ向かう放電で窒素分子が発光する現象。1990年代に解明され始めた。落雷と同時に起きるため、地上からは雷光のまぶしさで見るのも撮影するのも難しい。武田さんは「0・1秒足らず、目の錯覚かと思うほど一瞬だった。落雷数十回のうち1回現れるか否かで、鮮明に撮影できてうれしい」と話す。 冬は茨城県や千葉県の沖合や、日本海でスプライトが現れやすくなるという。気象予報士でもある武田さんは発生する時間や場所を予測し、チャンスを狙った。当夜は強い寒気が入り、約200キロ先の海上に発生した積乱雲を4~5時間撮影し続け
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11月2日、静止気象衛星「ひまわり9号」を載せたH-IIAロケット31号機の打ち上げに成功したと発表した。同日午後3時20分、種子島宇宙センター(鹿児島県)で打ち上げ、約28分後にひまわり9号が正常に分離したことを確認したという。 ひまわり9号は、2015年7月に運用を始めたひまわり8号と全く同じ機能を持つ衛星。8号に不具合が生じない限り、22年まではバックアップとして待機し、入れ替わるように観測を始める予定という。 関連記事 宇宙飛行士・大西卓哉さん、七夕の夜空へ 宇宙船「ソユーズ」打ち上げ成功 宇宙飛行士・大西卓哉さんが搭乗したロシアの宇宙船「ソユーズ」が打ち上げに成功。 「武運を信じ、いざ深宇宙動力航行に挑まん」 「はやぶさ2」小惑星に向け航行開始 「武運を信じ、いざ深宇宙動力航行に挑まん」――小惑星探査機「はやぶさ2」の初期機能確認が終了。小惑星「
気象衛星「ひまわり9号」を載せたH2Aロケットの31号機が、2日午後3時20分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられ、午後3時48分ごろ、予定どおりに衛星を切り離して打ち上げは成功しました。 H2Aロケットは、打ち上げのおよそ1分50秒後には2本の補助ロケットを切り離し、およそ6分40秒後には1段目を切り離しながら上昇を続けました。そして、打ち上げからおよそ28分後の午後3時48分ごろ、予定どおり、高度260キロ付近でひまわり9号を切り離し、地球を回る軌道に投入して、打ち上げは成功しました。 ひまわり9号は、このあと衛星に搭載されたエンジンでさらに上昇を続け、9日後の今月11日ごろ、地球の上空、高度3万5800キロ付近を回る軌道に到達する見込みです。 ひまわり9号は、去年7月から運用が始まっているひまわり8号と同じ機能を持ち、当面は、8号のバックアップとして運用されたあと、平成34
静止気象衛星「ひまわり9号」を載せたH2Aロケット31号機が2日午後3時20分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。約28分後、衛星を予定の軌道に投入し、打ち上げは成功した。 H2Aの成功は25回連続。成功率はこれで96・8%になった。昨年11月には国産ロケットで初の商業衛星打ち上げにも成功しており、H2Aの信頼性の高さが改めて示された。機体には人気漫画「宇宙兄弟」の作者、小山宙哉(ちゅうや)さんのイラストを表現したモザイクアートが描かれた。 ひまわり9号は現在運用中の8号と同型で、全長約8メートル、重さ3・5トン。1週間ほどかけて高度3万6千キロの静止軌道に入り、機能確認の試験を経て8号のバックアップ機の役割を担う。2022年から8号に替わって本運用される計画。
三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、種子島宇宙センターから平成28年11月2日15時20分00秒(日本標準時)に、静止気象衛星「ひまわり9号」(Himawari-9)を搭載したH-IIAロケット31号機(H-IIA・F31)を打ち上げました。 ロケットは計画通り飛行し、打上げ後約27分51秒に「ひまわり9号」を正常に分離した事を確認しました。 今回のH-IIAロケット31号機打上げ実施にご協力頂きました関係各方面に深甚の謝意を表します。 なお、ロケット打上げ時の天候は晴れ、北東の風(6.1m/s)、気温21.3℃ でした。 ※ 本情報につきましては、次のURLでもご覧頂けます。
JAXAや気象庁は9月2日、 静止気象衛星「ひまわり9号」 を 今年の11月1日に打ち上げる ことを発表しました。打ち上げは 種田島宇宙センター の大型ロケット発射場から、日本時間の15時20分〜18時18分に行われます。 このひまわり9号は気象庁が開発し、三菱電機が製造を行う静止気象衛星です。内部には 最先端の可視赤外放射計(AHI) を搭載し、 日本周辺地域の天気予報や台風・集中豪雨、気候変動 などを観測し、私達の生活だけでなく航空機や船舶の運用にも役立てられます。 現在は同じく 静止気象衛星「ひまわり8号」 が運用中ですが、ひまわり9号はこの8号の後継機として8年以上運用されます。なおこれらの ひまわり8号や9号は広い観測バンドを所有 し(可視域3バンド、近赤外域3バンド、赤外域10バンドの計16バンド)、可視域3バンドを利用して カラー画像の撮影も可能 です。 また、打ち上げ
三菱重工業株式会社および国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、H-IIAロケット31号機による静止気象衛星「ひまわり9号」(Himawari-9)の打上げについて、下記のとおり実施することを、お知らせいたします。
気象庁によりますと、過去に台風が東北地方に上陸したケースは、統計を取り始めた昭和26年以降3回ありますが、いずれも日本海側で、太平洋側に上陸したケースはありません。台風10号は、30日に東北の太平洋側に近づくおそれがあり、その後上陸した場合、統計を取り始めてから初めてのケースとなります。 次が平成16年8月の台風15号で、平成6年の11号とほぼ同じように日本海を東へ進み、青森県の津軽半島に上陸しました。 さらに、平成22年8月には、台風4号が日本海を東へ進んだあと、秋田市付近に上陸しています。 3つの台風はいずれも東北の日本海側に上陸していて、30日に台風10号が東北地方の太平洋側に上陸すれば、昭和26年に統計を取り始めてから初めてとなります。 また、これまでの3つの台風は、いずれも海水温の低い日本海を通過したため、上陸時の中心気圧は980ヘクトパスカルから996ヘクトパスカルでしたが、今
今年の夏も暑かった!ゲリラ豪雨(局地的大雨)は頻発しているし、台風が日本列島に接近、上陸。お天気がますます気になる今日この頃、生活に直結する天気予報のしくみや気象衛星について知る絶好のイベントが行われた。東京・銀座にある「METoA Ginza(メトアギンザ)」で8月19日に行われた「ひまわり8号・9号」トークイベントだ。 昨年7月7日に運用を開始したひまわり8号は、7号に比べて観測能力が大幅にアップしたと言われる。どこがどんなふうに?天気予報に実際にどう貢献しているの?今年「ひまわり9号」が打ち上げられるにあたり、宇宙好き、かつめちゃくちゃ詳しい子供たちを前に気象庁職員や衛星エンジニア、気象予報士らが真剣勝負。2時間半の内容は大人たちにとってもヒジョーに面白く、勉強になった。ポイントを紹介します。 「ひまわり・なんでも・調査隊!~ひまわり8・9号のひみつを探る」(日本宇宙少年団(YAC)
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