台風などの観測や予報精度の向上などにつながることが期待される、次世代の気象衛星「ひまわり8号」は、ことし7月7日から本格的な運用が始まることになりました。 気象庁によりますと、打ち上げ後に行ったこれまでの試験的な運用では、衛星が姿勢を保つためにブレを検知するための予備の装置に不具合が見つかったものの、運用に影響はなく、そのほかにも問題はないということです。 このため「ひまわり8号」は、最終的な調整を行ったうえで、ことし7月7日の午前11時から正式に運用を開始することになりました。 運用が始まると、ひまわり8号の画像などを気象庁のホームページでも閲覧できるようになるということで、今後、台風や集中豪雨の観測の強化や、予報精度の向上につながることが期待されます。