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宗教とBookに関するja_bra_af_cuのブックマーク (15)

  • #5076. キリスト教の普及と巻子本から冊子本へ --- 高宮利行(著)『西洋書物史への扉』より

    この2月に髙宮利行(著)『西洋書物史への扉』が岩波新書より出版されています.西洋における歴史が,多くの写真やエピソードとともにコンパクトにまとめられています.参考文献も整理されており,次の一冊に進むのに有用です. 歴史には数々の論点がありますが,巻子(かんすぼん;volume)から冊子 (codex) へとの形態がシフトした問題について「冊子の登場」と題する章で紹介されています. 巻子は冊子に比べて検索しにくかったということがしばしば言われます.シフトの背景にはそのような実用的な要因もあったことは確かと思われますが,キリスト教の普及と関係する社会的な要因もあったと考えられています. 髙宮 (pp. 45--45) では,紀元1--5世紀に作られた現存するギリシア古典作品のについて,巻子と冊子の比率を比べた調査が紹介されています.それによると,1世紀には冊子はほと

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    ja_bra_af_cu 2023/03/21
    髙宮利行『西洋書物史への扉』より “冊子写本は,巻子本を用いていたユダヤ教や周辺に存在していた異教に対して,原始キリスト教がユダヤ教から分派し,成立したことを示す象徴的な形態として,選ばれた”
  • 今から1200年前、2人の僧侶の間で行われた“仏教史上最大の対決”の大論争…「三一権実諍論」ってなんだ? | 文春オンライン

    『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』(師茂樹 著)岩波新書 「テーマ自体、一般的にはそんなに知られていないと思っていたので、予想以上の反響に驚いています」 今から1200年前。“仏教史上最大の対決”の大論争が、2人の僧侶の間で5年間にわたって行われた。その2人とは比叡山に延暦寺を開き天台宗の開祖となった最澄と、現在の福島県会津地方を中心に活動していた法相宗の徳一だ。師茂樹さんが上梓した『最澄と徳一』は発売後1週間で増刷がかかり、以降も版を重ね、現在1万5000部を突破している。 「一カ所でブームが起こっている、というわけではなく、地方の小さな書店から少しずつ注文が入り、増刷に繋がっているようです。自分で書いておいてなんですが、どういう方が手に取ってくださっているのか見えていないんです(笑)」 後に「三一権実諍論」と呼ばれたこの論争は、「三乗説と一乗説のどちらが方便の教えで、どちらが真実の教え

    今から1200年前、2人の僧侶の間で行われた“仏教史上最大の対決”の大論争…「三一権実諍論」ってなんだ? | 文春オンライン
  • 脳が進化していくどのタイミングで神が現れたのか?──『神は、脳がつくった――200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源』 - 基本読書

    神は、脳がつくった 200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源 作者: E.フラー・トリー,寺町朋子出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2018/09/27メディア: 単行この商品を含むブログを見る神は脳がつくったとはいうが、だいたいの感情や概念は脳が作っとるじゃろと思いながら読み始めたのだが、原題は『EVOLVING BRAINS, EMERGING GODS』。ようは「具体的に脳が進化していく過程でどの機能が追加された時に、神が出現したのか?」という、人間の認知能力の発展と脳の解剖学的機能のを追うサイエンスノンフィクションだった。神は主題ではあるが、取り扱われるのはそれだけではない。 認知能力が増大した5つの変化 書では主に、認知能力が増大した5つの重要な段階を中心に取り上げていくことになるが、最初に語られるのはヒト属のホモ・ハビリスである。彼らは230万年前から1

    脳が進化していくどのタイミングで神が現れたのか?──『神は、脳がつくった――200万年の人類史と脳科学で解読する神と宗教の起源』 - 基本読書
  • 森本あんり 『反知性主義―アメリカが生んだ「熱病」の正体―』 | 新潮社

    まとめとは? 日常的な身の回りの出来事から、世界を揺るがすニュースまで、が扱うテーマは森羅万象。四季折々の年間イベント、仕事、暮らし、遊び、生きること、死ぬこと……。さまざまなテーマに沿うの扉をご用意しました。扉を開くと読書の興味がどこにあるのか見えてきます。 日のお宝からおうちごはんまで、最強の参考書3選! 〈とんぼの〉は、1983年の創刊。 美術、工芸、建築、写真、文学、歴史、旅、暮らしをテーマにしたビジュアルブック・シリーズです。

    森本あんり 『反知性主義―アメリカが生んだ「熱病」の正体―』 | 新潮社
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    ja_bra_af_cu 2018/01/28
    竹内洋による書評あり
  • 聖書通読のツール

    BibleStyle.com 聖書通読表ホームページに戻る 【更新情報】 2012.11.17 「辞典や解説書」の「注釈聖書」の『チェーン式 新改訳聖書』を『BIBLE navi』に差替え 2012.11.11 「聖書通読のリンク」の関連項目を「聖書通読のツール」に整理統合 【目次】 まんが・えほん 辞典や解説書 Webサイト コンピュータ・ソフト 注解書 神学書 まんが・えほん 【1】 まんが聖書 山口昇:監修/樋口雅一:漫画 『まんが聖書物語』 いのちのことば社 1999年 初めて読むとき「敷居が高い」と感じたら、まず「まんが」でサクッと全体の流れを見てみましょう。地名・人名などは新改訳準拠です。文庫版もあります(旧約篇・新約篇)。 山口昇:監修/樋口雅一:漫画 『イエス・キリストのたとえ話』 いのちのことば社 2008年 新約聖書の有名なたとえ話のうちの14話をまんがにしたものです(

  • 「神社」とは何なのか? アニミズムから靖国まで、神道の謎を追う 講談社 今日のおすすめ

    「神道」という文字はどう発音されてきたのでしょうか、これがこのの最初の問いです。 ・「神道」の語はもとは中国で用いられていたのが、そのまま古代日に導入されたもので、その読みも当初は濁音で「ジンドウ」であった。 ・その意味するところは、「仏教下の神々をさす仏教語」である。 ・この「神道(ジンドウ)」が室町期、14世紀ごろの日で、清音表記による「シントウ」へと転換したのであって、それは「神」の語の集合名詞から抽象名詞への転換にともなうものであったと考えられる。 これらを明らかにしたのはノルウェー・オスロ大学のマーク・テーウンでした。彼は「神道(シントウ)」は「自然発生的な日固有の民族的宗教」と考えられてきた(いる?)常識の誤りを指摘したのです。 テーウンが提起した「神道」の読みや語義の問題を踏まえて、日の宗教全体のなかで神道がどのような位置を占め、どのような役割を担わされたかを追求し

    「神社」とは何なのか? アニミズムから靖国まで、神道の謎を追う 講談社 今日のおすすめ
  • 苫野一徳Blog(哲学・教育学名著紹介・解説): W.ジェイムズ『宗教的経験の諸相』(2)

  • 英語聖書の歴史 | バイブルハウス南青山

    2012年3月日聖書協会発行『SOWER(ソア)』No.39より *文中にご紹介する社名、人名や肩書き、製品やその機能、価格等は当No.発行時のものです。 *なお、写真や図版が加わったソアのバックナンバーPDFは http://www.bible.or.jp/soc/soc07.html からダウンロードできます。 日聖書協会は、全国の教派・教会の皆様の祈りとご支援により、「新共同訳」の次の時代を担う新しい日語聖書翻訳を進めています。この機会に、日でも馴染みの深い英語聖書のおもなものの成立、特徴、各訳のつながりについて鳥瞰できるよう、特集いたしました。 −編集部 解説多峰子 二松學舎大学国際政治経済学部教授 英語訳聖書の始まり 16世紀まで英国人は、自国語に訳された聖書を持たなかった。1380年頃にジョン・ウィクリフとその友人が、ラテン語から訳した最初の英語聖書を出版したが、教会

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2016/04/21
    英語訳聖書の歴史と特徴
  • 聖書の日本語訳

    聖書の日語訳は実に多くあり、どれを選んでいいのか迷ってしまうほどです。以下、入手可能なものを列記してみました。参考にしていただければ幸いです。 ◆プロテスタント系の聖書 『口語訳』(日聖書協会、1954〜1955) 戦後、『新共同訳』が出るまで最も普及した聖書です。これ以前は『文語訳』(日聖書協会)が主流でしたが、それに取って代わりました。現在出版されている聖書はほとんどが口語なのですが、「口語訳」という言い方で日聖書協会の『口語訳』を指すことが多いです。かなり長い間、標準的な聖書として用いられてきました。著作権が切れたので、その意味ではありがたいバーションとなりました。個人的には一番好きな翻訳です(最初に使った聖書なので)。 『新共同訳』(日聖書協会、1987) カトリックとプロテスタントの聖書学者が協力して翻訳したもので、カトリック教会では正式にミサの朗読に使われて

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2016/04/21
    種々ある日本語訳聖書の特徴を案内
  • 世界最古のコーランを発見、英大学が発表、「感動的」と研究者 (ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース

    世界最古とみられるイスラム教の聖典コーランの一部を発見したと、英国バーミンガム大学のキャドバリー・リサーチ・ライブラリーが発表した。2ページにわたる写は西暦568〜645年に書かれたものだという。目に触れる場所にはあったのだが、これまで誰も気付かなかった。 このコーランのクローズアップ写真を見る  バーミンガム大学教授でキリスト教・イスラム教学が専門のデービッド・トーマス氏は、「年代測定の結果が正しければ、イスラム教が成立した時期から20年ほど後に書かれたものだということになります」と語った。 写は同大学が所蔵する中東の文献の中に紛れていた。大学院生のアルバ・フェデーリ氏が、やや後年のに古いページがあるのを発見したのだ。トーマス氏によると、この2ページは1920年代に図書館が入手し、なぜか別のコーランの一部として綴じ込まれたという。フェデーリ氏は、この2ページだけ筆跡が違うことから

    世界最古のコーランを発見、英大学が発表、「感動的」と研究者 (ナショナル ジオグラフィック日本版) - Yahoo!ニュース
  • 教養としての宗教入門 -中村圭志 著|新書|中央公論新社

    基礎から学べる信仰と文化 中村圭志 著 宗教とは何か――。信仰、戒律、儀礼に基づく生き方は、私たち日人にはなじみが薄い。しかし、事の前後に手を合わせ、知人と会えばお辞儀する仕草は、外国人の目には宗教的なふるまいに見える。宗教的儀式と文化的慣習の違いは、線引き次第なのである。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教から、仏教、ヒンドゥー教、そして儒教、道教、神道まで。世界の八つの宗教をテーマで切り分ける、新しい宗教ガイド。 書誌データ 初版刊行日2014/11/25 判型新書判 ページ数256ページ 定価924円(10%税込) ISBNコードISBN978-4-12-102293-6 書店の在庫を確認 ❑紀伊國屋書店 ❑丸善&ジュンク堂書店 ❑旭屋書店  ❑有隣堂  ❑TSUTAYA

    教養としての宗教入門 -中村圭志 著|新書|中央公論新社
  • タラル・アサドについて 『宗教の系譜』(岩波書店、2004年) 『世俗の形成』(みすず書房、2006年)

    ●次の二つについては、ページ更新の際に取り上げます。 「比較宗教学の古典を読む」 (『宗教を語りなおす』 みすず書房、2006 所収) 「近代の権力と宗教的諸伝統の再編成」 (『みすず』 みすず書房、2004 所収) わたしは分不相応な翻訳者として、タラル・アサドという「宗教」問題に関する天才的な論客の著書の翻訳をさせていただきましたが、仕事の状況など個人的 事情から、刊行以後はアフ ターケアもせず、なにかうっちゃったママにしていました。アサドの議論は平易といえば平易なのですが、慎重な書き方ゆえになかなか話の進む先が見えない、 という声もあるかもしれません。翻訳者の責任として、「とっかかり」を提供できるようなガイドを書いておく必要があると思います。以下はその試みですが、 おおざっぱに丸めこんだ書き方なので、そのへんのところはご承知置きください。 お母さんはアラブの族長の娘、お父さん

  • 「ふしぎなキリスト教」以外の良い入門書紹介 - ふしぎなキリスト教 @ ウィキ

    当ページでは、橋爪・大澤による「ふしぎなキリスト教」以外の、良質な入門書を紹介します(書籍紹介ページなので当ページは「ですます」調です)。 - 「ふしぎなキリスト教」が解り易いのだから、細かい少しの間違い(実際には量的に膨大、質的に最悪な間違いが沢山あるのですが)を気にせずに読んでもらえばいいじゃないか、と仰る方が結構巷間にみられますが、それはずっと良質なを書いている他の人(実際に居ます)に失礼というものではないでしょうか。 - 批判者達は「もっと良質ながある」事を知っているからこそ、批判しています。 - 一般日人が「これだからキリスト教ってのはよく解らないんだよね(嘲笑)」という、結論が見えて居る内容の出鱈目なではなく、もっと真摯に「キリスト教ってどんな宗教なんだろう」と知りたい人に勧められるを紹介して参ります。 - (管理人より)ウィキシステムは使いますが、ページでは「外部

    「ふしぎなキリスト教」以外の良い入門書紹介 - ふしぎなキリスト教 @ ウィキ
  • nix in desertis:書評『ゴシックとは何か 大聖堂の精神史』酒井健,ちくま学芸文庫

    書を読むきっかけとなったやり取りについて,先に書いておきたい。それはある日twitterでこのようなtweetを見かけたところから始まる。 「12世紀のドイツ、フランスじゃあ人口の9割が農民、そのうちのほとんどが非キリスト教徒、という記述を読んで、ほおーっと思う。4世紀末にローマ帝国国教化、と話したから、ヨーロッパ全体がそこですっかりキリスト教に染まると勘違いしている学生が多そうだな。」 え,いやそんなはずはないだろう,というのが初見での感想であった。後半の感想もおかしい。4世紀末での国教化時点でローマ系住民はかなりの割合で改宗しているはずで,ゲルマン人に対してもアリウス派の布教が広まっていたはずである。そしてカトリック教会もゲルマン人への布教は熱心に行なっており,だからこそクローヴィスのアタナシウス派改宗やグレゴリウス1世は重要人物として歴史に名を刻んでいる。 ではこの情報のソースは何

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/02/16
    十一世紀半ばのフランスの農民のほとんどが、表面上キリスト教でも実態として異教の習俗を維持してたと。キューバも国民の大半はカトリックとかガイドブックに書いてたりするけど実態はサンテリアだったりするようだ
  • グノーシス (講談社選書メチエ) tieckP(ティークP)さんの感想 - 読書メーター

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/10/30
    いつかグノーシス学ぶ必要が出たとき読む。
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