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批評論とbookに関するja_bra_af_cuのブックマーク (16)

  • 北村紗衣『批評の教室』 - logical cypher scape2

    サブタイトルは「チョウのように読み、ハチのように書く」(もちろんモハメド・アリの言葉が元ネタ)。批評を書くための方法を分かりやすく解説している。 ここでいう批評はかなり広い意味で使われていて、何らかの作品について分析して説得的に論じた文章、というくらいに捉えればよいだろう。 例えば、何らかのメディアで書評やそれに類する記事を書くことになったライターとか、自分のブログで好きなドラマ・アニメや音楽について感想を書いているがもう少し人に読まれる文章にしたいと思っている人とか、あるいは、文系の大学生で授業のレポートとして批評を書くことになった学生とか、そうした人たちが対象読者になるのかなと思う。 もちろんこれ以外の人でも、何らかの形で批評に興味のある人にとって、面白いであると思う。 かなり実践的な内容で、「作品で起きた出来事をタイムラインにしてみる」とか「まずタイトルを決めてから書き始める」とか

    北村紗衣『批評の教室』 - logical cypher scape2
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2021/11/07
    評判どおりの良書らしい
  • 『新潮2018年7月号』 - logical cypher scape2

    新潮 2018年 07 月号 出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/06/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る佐々木敦の「これは小説ではない」において、キャロル『批評について』が言及されていると聞いたので、読んでみた。 『批評について』未読だけど……。 今月掲載文の半分くらいが『批評について』への言及にあてられている。 キャロルの批評観に同意する部分もあるが、そうでない部分もある、と。 同意できない部分としてあげられているのは以下の3つだろうか。 同意できない、というか、佐々木自身が批評として書いてきた作業と、一致しない箇所といってもよいかもしれない。 (1)評価 (2)意図主義 (3)分類 (1)評価 キャロルは批評のコアを「評価」だというわけだけど、佐々木自身は、自分のやっていることは「それが何をしているか」を調べることだとしている。 「それが何をしている

    『新潮2018年7月号』 - logical cypher scape2
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2018/06/29
    "事実として、佐々木敦の文章は批評と呼ばれてはいるけれど、評価を含まずに作品を論じている文章については、別の呼び方をしてもいいのではないか" いずみのさんが研究家と名乗っている的な
  • 本のレビューの書き方 - 本で死ぬ ver2.0

    Peingでこんな質問をいただいた。 これはちょっとおもしろい質問なので、今日の夜11:00くらいに公開するブログ記事のなかでお答えしましょう! #peing #質問箱 https://t.co/YoeqeSgFKe— 徒花@読書ブログ (@Ada_bana) 2018年5月22日 もくじ レビューとは「説明」である レビューで説明する4つのこと (A)「どういう内容のなのか」を説明する――事実 フィクション系 ノンフィクション系 (B)「そののどこをおもしろい(またはつまらない)と思ったのか」を説明する――感想 (C)「の内容を自分はどう解釈したのか」を説明する――解釈 (D)「そのを読み終えて自分が考えたこと」を説明する――自論 その他のアドバイス 1.たくさん読め 2.引用を入れとけ 3.リファレンス(参照)作品も入れとけ 4.賞賛してるときこそダメ出し 5.読書シーンを想起

    本のレビューの書き方 - 本で死ぬ ver2.0
  • 「文学研究から現代日本の批評を考える—批評・小説・ポップカルチャーをめぐって」を図書館から検索。

    出版社: ひつじ書房(2017-06-21) 単行(ソフトカバー): 368 ページ ISBN-10: 4894767708 ISBN-13: 9784894767706 [こののウィジェットを作る] NDC(9): 910.7 目次 宮崎駿監督映画における戦争の表象 富野由悠季『機動戦士Zガンダム』における「ニュータイプ」表象の現在性 『機動戦士ガンダムUC』における主体性 戦う/働く少女たちの自由 ポピュラー・カルチャーと歴史認識 仮想世界の中の身体 『リンダリンダリンダ』論 『おおかみこどもの雨と雪』論 男装少女のポリティクス 亀井秀雄『感性の変革』と柄谷行人『日近代文学の起源』 日近代文学とミハイル・バフチン受容 ジャパニーズ・セオリーの「発明」 ジャンルの変容と「コージー・ミステリ」の位置 ゼロ年代批評とは何だったのか 八〇年代以降の現代文学と批評を巡る若干の諸問題につい

    「文学研究から現代日本の批評を考える—批評・小説・ポップカルチャーをめぐって」を図書館から検索。
  • 本の紹介: ディキンソン『文学の学び方』 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    文学の学び方―付/論文・レポートの書き方 L・T・ディキンソン著、上野直蔵訳『文学の学び方―付/論文・レポートの書き方』、南雲堂、1969年 これ、とてもいいなのだけど、そう言えばあまり知られていないかもしれないと思ったので紹介する。書は、大学で文学を学ぶ学生のために文学研究のABCを教えるために書かれたものだ。原著の初版が1959年、翻訳の初版が1969年で、もはや古典的な教科書といってもよいかもしれない。 私は学生のときにこのを偶然見つけ、パラパラめくって惚れこんですぐ購入した。それ以来、文学研究/批評ってなんだっけ?となるたびにこのをめくっている。 文学研究の教科書というと、イーグルトンの『文学とは何か』みたいに、最新の批評理論を教えるみたいなものを想像するかもしれない。しかしこれはもっとずっとクラシカルで、もっと基的なことが書いてあるだ(古いだからというのもあるかもし

    本の紹介: ディキンソン『文学の学び方』 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
  • How to write a compelling book review

  • アマゾンレビューシステムの悪用法

  • 批評とは何か? ――エドワード・サイード『知識人とは何か』『人文学と批評の使命』について - 鳥籠ノ砂

    エドワード・W・サイードは『知識人とは何か』(1994)と『人文学と批評の使命――デモクラシーのために』(2004)のなかで次のように問うている。知識人、あるいは人文学者や批評家とはどのような存在であり、彼らは民主主義においてどのような使命を背負っているのか。すなわち、知識人はどのような領域を代表(代理=表象)しなければならないのか、人文学者や批評家が代表(代理=表象)しうる圏域はどこからどこまでなのか。 サイードにとって、知識人は国家と伝統から離脱した存在でなければならない。すなわち知識人は、なんらかの国家や伝統を特権化してはならないということだ。彼らは故郷としての国家を喪失した者になり、伝統に対して周辺的な存在になる。要するに彼らは、特定の立場を持たないという立場を保持することになるだろう。サイードは、こうした知識人の行為を知的亡命と呼んでいる。柄谷行人ならば、それをトランスクリティー

    批評とは何か? ――エドワード・サイード『知識人とは何か』『人文学と批評の使命』について - 鳥籠ノ砂
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2014/04/12
    いつか読む(これらの本を
  • 文学理論講義 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社

    書はいわば「ポスト理論」時代の文学理論入門書である。原書は出版後、講義用テキストとして使われ、版を重ねてきた。ワークブックとしての性格を併せもち、批評の実践を経験することで、難解な理論も消化しやすくなる。(原書 Peter Barry, Beginning Theory : An Introduction to Literary and Cultural Theory. 3rd edition. Manchester University Press, 2009,338p.) [ここがポイント] ◎ 「ちょっと考えてみよう」コーナーを設け、ディスカッションができるよう工夫 ◎ 大学の講義用テキストとして新しいスタンダードの入門書 ◎ 文学愛好家に必携の書 謝 辞 第二版のはしがき 第三版のはしがき 序 論 第1章 「理論」以前の理論 ――リベラル・ヒューマニズム 第2章 構造主義 第3章

    文学理論講義 - ミネルヴァ書房 ―人文・法経・教育・心理・福祉などを刊行する出版社
  • 批評という檻、解釈の迷宮 ――山川賢一の初期三部作について - 鳥籠ノ砂

    山川賢一は新進気鋭の文芸批評家として、これまでに三つの単著『成熟という檻 『魔法少女まどか☆マギカ』論』(2011)『Mの迷宮 『輪るピングドラム』論』(2012)『エ/ヱヴァ考』(2012)を上梓してきた。全て近年話題になったオリジナルアニメーション作品を題材にしたものであり、さらに、いずれも共通の主題を扱った論考になっていると言ってよい。それは最新作『エ/ヱヴァ考』の語彙を借りれば、私たちの正義を堕落させる「偽りのリアリティ」をめぐる問題であり、そこで経験される「ホメオスタシスとトランジスタシス」の葛藤である。 簡単に説明しておけば、偽りのリアリティとは文字どおり虚偽の現実性によって私たちを閉じ込める檻であり、ホメオスタシスとトランジスタシスとはそこで経験される維持と変化の葛藤である。たとえば偽りのリアリティは、処女作である『成熟という檻』ではタイトルどおり「成熟という檻」と名指され、

    批評という檻、解釈の迷宮 ――山川賢一の初期三部作について - 鳥籠ノ砂
  • ヒット志向でトップクラスに 〜 ワーナーミュージック・ジャパン 代表取締役会長 兼 CEO 石坂敬一氏インタビュー | Musicman-NET

    SPECIAL OTHERSが3月8日(日)横浜サムズアップで行うSPECIAL OTHERS 公式Webアプリ「SPECIAL OTHERS App」初の会員限定イベント『SPE App LIVE 2020』の詳細が発表された。 当日は、“あなたが選ぶSPECIAL OTHERSの楽曲【MY BEST 5】”のランキング上位5曲+素敵な3曲を演奏。SPECIAL OTHERS【MY BEST 5】への投票は、App会員すべてが投票可能となっている。 ■SPECIAL OTHERSメンバーコメント SPE App会員のみなさん、こんにちは!! 会員限定ライブがついに行われます!! 我々メンバー一同も、しみたのです。 みなさんの投票でセットリストをきめるのでドシドシ応募してね!!

    ヒット志向でトップクラスに 〜 ワーナーミュージック・ジャパン 代表取締役会長 兼 CEO 石坂敬一氏インタビュー | Musicman-NET
  • 出発点としての『ジャズの明日へ』(村井康司)、そして中間地点としての・・・ | オラシオ主催万国音楽博覧会

    オラシオ主催万国音楽博覧会 自称「日でただ一人のポーランドジャズ専門ライター」オラシオのブログです。「百文は一聴にしかず」をモットーに、世界有数の豪雪都市青森市から世界最先端の情報をお届けしています。出張CDコンサートのご依頼はaladyhasnoname@ヤフーまでお願いします。 ジャズの明日へ コンテンポラリー・ジャズの歴史 まず最初に恥ずかしい告白をしておく。私は書を、発売当時に新刊で読んだ記憶がある。が、完全に「ディスクガイド」として読んでいたので、このが書かれた意図を全く理解もせず「何だかありがちなものばかり選んでるな~」と感じ、文も一応全部は目を通したが、全然集中していなかった。とどのつまりが、当時の私は「音楽」についてその程度の役割しか期待していなかったのだろう。今なら解る。書はそこに鋭く斬り込んだものなのだと。 このは、正確に言うと、ジャズというものがどういう

    出発点としての『ジャズの明日へ』(村井康司)、そして中間地点としての・・・ | オラシオ主催万国音楽博覧会
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/07/03
    村井~菊地・大谷~大和田俊之のメタ言説的な議論は確かに今日的だし重要だと思う/「言質」という言い方は「言説」とは違うのだろうか
  • 音楽哲学論考 : フミカレコーズ『フミカ 1.5』

    2013年05月09日09:00 カテゴリ書評 フミカレコーズ『フミカ 1.5』 先日のエントリー(「音楽同人誌『フミカ 1.5』で、当ブログが取り上げられました!」)に記しました通り、フミカレコーズさんが去る4月28日に開催された超文フリで販売されました『フミカ 1.5』にて、当ブログへ言及いただきました。ありがとうございますありがとうございます。 「音楽同人誌『フミカ 1.5』で、当ブログが取り上げられました!」 【フミカ宣伝】レヴュー・オブ・レヴュアーズ【枠組み編/実践編】  それで、これまた先日のエントリーでも記しました通り、フミカレコーズのメンバーでありますやおき( @yaoki_dokidoki )さんから、 @yz_xnaga とんでもないです。では1行でもレヴューを書いていただけるなら、という条件で献などはいかがでしょう。— やおきぃホームズにっこにこにーさん (@

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/05/10
    超ありがたい!まずは感謝を!/レビューと批評の違いについては前にもすこし話題になったことがあったなー
  • 音楽哲学論考 : 音楽系同人誌『フミカ 1.5』で、当ブログが取り上げられました!

  • 読んだ。 - 死に舞

    ほぼについてメモっているブログなのに、このカテゴリーは無意味になってきた。やっぱはやくはてなから引越しする!(でも書評だけははてなダイアリーつかうかもしれん。) 脳は美をどう感じるか: アートの脳科学 (ちくま新書) 川畑 秀明 神経美学については以前、このシンポジウム(http://www.gcoe-cnr.osaka-u.ac.jp/?p=2954)に行っていたし、大体どういう研究しているのかは知っていた。だが、ちゃんととか論文読むのは始めてで、こういう新書は格好の一冊だ。 しかし残念ながら、全体としてはそれほど面白くもなく、内容も雑駁としていた。これは仕方ないことかもしれない。というのも「書のねらいは、あくまでも、アートの魅力を改めて感じてもらうのと同時に、脳科学に面白さを感じてもらうことだ」と書いているように、どちらかといえば、脳科学の入門的な部分が多い。そして実際に心理学の

    読んだ。 - 死に舞
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/01/09
    川畑秀明『脳は美をどう感じるか: アートの脳科学』 (ちくま新書)。「ピークシフト」は萌え絵に適用した方が、「言語隠蔽効果」により素人は言葉にせず味わったほうがよい、など面白い指摘
  • 『ボカロクリティークvol.01』 - logical cypher scape2

    島袋八起(発起人)と中村屋与太郎(編集長)による、ボカロ評論同人誌創刊号。 ちなみに、八起さんはこの前の文フリの時に突発的に、こののパイロット版にあたる『ボカロクリティークvol.00』*1を作っており*2、僕はその際に寄稿したという縁があるが、今回は全く関わっていない。 おそらく多くの人から待望されていたタイプのであり、まずはその誕生を祝いたい。今後の続刊が楽しみであり、またそれによってボカロ批評や新たなタイプの音楽文化論が生まれ育っていくことを期待している。『ボカロクリティーク』は新たな文化の発信源たりうるポテンシャルを秘めた雑誌であると信じている。 ただ、このは読みやすかったけど、物足りなさをすごく感じた。以下、思いつくままに感想を書いていくけれど、その多くはその物足りなさを示していくことになると思う。しかしそこには、何らdisろうという意図はないということを先に記しておく*3

    『ボカロクリティークvol.01』 - logical cypher scape2
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/09/09
    食い足りなさは字数や執筆期間などの影響もあるかな~。続いていく中で方法論なり語彙なりの発展・蓄積ができるといいよね
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