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ブックマーク / shinimai.hatenadiary.org (18)

  • ジャンルと音楽産業――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ3 - 死に舞

    この問題に関して一番重要な文献はこれだと思う。 Music Genres and Corporate Cultures Keith Negus タイトルからしてズバリなんだが、だがまだ読んない。だからここではとりあえずこれまでの産業論でジャンルがどのように扱われてきたかを大雑把にまとめる。 ポピュラー音楽の産業論はアドルノまで遡ることになる。その文化産業論はポピュラー音楽学の初学者には周知であるので、ここでは詳しく説明しない。ただジャンルという問題に限定すれば、彼の「規格化」という概念は今なお有用である。アドルノは音楽産業を流れ作業のメタファーによって語り、その物理的パッケージングや流通を超えた部分まで音楽が商品として「規格化」されていると主張する。実際にレコード・ショップや北米のラジオ・チャンネルなどは、ジャズ・ロック・ポップス・オルタナティヴといったように「規格化」された音楽ジャンルご

    ジャンルと音楽産業――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ3 - 死に舞
  • ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ、というかメモ - 死に舞

    自分の研究発表を控え、ポピュラー音楽学においてジャンルという問題はどのように論じられているかを、とりあえず日語で読めるものでチェック。自分は現代の言語哲学系の美学の議論において、このポピュラー音楽におけるジャンルという問題をどう扱えるのかを論じるので、まず全体の学説などを検討しておくことにする。 「ポピュラー音楽におけるジャンルとはいったい何か?」、「それはポピュラー音楽を理解する意味でどのように重要か?」という問題設定が特段、アカデミズムにおける研究に限って重要だというわけではない。「ある音楽がどのジャンルに属するか/属さないか?」、「音楽を理解するうえでジャンルは重要か?それともジャンルなんて関係ないのか?」といった議論はポピュラー音楽のファンやオーディエンスといった需要者によって日常的に議論されるものである。さらにポピュラー音楽を媒介する音楽雑誌、ラジオ、TV、小売店といったメディ

    ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ、というかメモ - 死に舞
  • ジャンルとアイデンティティ――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ2+ - 死に舞

    前回が長くなってしまったので、今回はアイデンティティの問題、とくにジェンダー、セクシャリティとジェンルの関係についての研究をざっと補足しておきます。アイデンティティはカルスタ、ポスコロとかの中心問題であるんで、理論的蓄積とか周辺の議論が込み入っていますので、その辺はとても手におえないです。ハイ。自分はあくまでもジャンルに関して言語哲学的な立場から研究しようとしてるんで、まあこの辺は基礎教養としてしか押さえることができません。 音楽ジャンルとジェンダー、セクシャリィティの間にいかなる関係があるのだろうか、という問いはポピュラー音楽において非常にありふれたものであります。ロックは往々として男性的なものとして語られ、ディスコはゲイ的なものとして表象されたりすることは珍しいことではありません。ポピュラー音楽研究では、この関係においても人種やエスニシティといった他の社会的アイデンティティと同様に、

    ジャンルとアイデンティティ――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ2+ - 死に舞
  • ジャンルとアイデンティティ――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ2 - 死に舞

    前回はジェイソン・トインビーポピュラー音楽をつくる―ミュージシャン・創造性・制度からジャンルと創造性についてごく簡単にまとめたが、今回はジャンルとアイデンティティについて簡単にまとめたいと思う。この問題は主にオーディエンス研究において探求されてきたので、かなりいろいろな文献とかあるんで当に簡単にまとめたい、できれば…。 ジャンルとスタイル まずこの分野での古典とも呼ぶべき文献はディック・ヘブディジのサブカルチャー―スタイルの意味するものであるだろう。ここではジャンルという言葉よりもスタイルという言葉が用いられているのだが、ジャンルとスタイルはほぼ同じものを指して使われることもある。その意味の相違は、ジャンルが主に音楽に用いられる中立的で汎用的なもの、つまりはポピュラー音楽の生産、需要、媒介のあらゆる場において使用されるのに対して、スタイルという言葉はより積極的で限定的な意味で使われる。こ

    ジャンルとアイデンティティ――ポピュラー音楽学におけるジャンル論の簡単な(いい加減な)まとめ2 - 死に舞
  • かつてドラッグを通してバロウズが新たな文学を始めたように、ビデオゲームにアディクトすることでも文学は始まる。 - 死に舞

    Twitterでつぶやいてたっぽいことをタイトルに掲げたが、まあ実際にそうだと思う。きっかけは大塚ギチ氏の以下の小説に深く感銘を受けたこと。 THE END OF ARCADIA 大塚ギチ UNDERSELL ltd. TOKYOHEAD RE:MASTERED 大塚ギチ UNDERSELL ltd. もともと海沢めろんさんとゲームの話をしていて、「死に舞くん、これ読むべきだよ」って貸していただいた。不勉強ながら大塚ギチ氏のことは何にも知らず、ただシューター(2Dシューティングゲーマー)の小説と対戦格闘ゲーマーのルポルタージュという基情報だけで読んでみたが、これが素晴らしい傑作だった。ほとんど自費出版のような形のですが、少なくともシューターや格闘ゲーマーはすぐ買って読むべき!俺も改めて買い直します。 まず『THE END OF ARCADIA』から読んだのですが、冒頭の文章からひきこ

    かつてドラッグを通してバロウズが新たな文学を始めたように、ビデオゲームにアディクトすることでも文学は始まる。 - 死に舞
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/03/07
    “その境地においてシューティングゲームはその音楽を背景としながらプレイヤーと一体となり、それはある種のダンスの楽しさに至るのだ” 音ゲーとか楽器の難曲演奏とかと比較したくなる
  • 読んだ。 - 死に舞

    ほぼについてメモっているブログなのに、このカテゴリーは無意味になってきた。やっぱはやくはてなから引越しする!(でも書評だけははてなダイアリーつかうかもしれん。) 脳は美をどう感じるか: アートの脳科学 (ちくま新書) 川畑 秀明 神経美学については以前、このシンポジウム(http://www.gcoe-cnr.osaka-u.ac.jp/?p=2954)に行っていたし、大体どういう研究しているのかは知っていた。だが、ちゃんととか論文読むのは始めてで、こういう新書は格好の一冊だ。 しかし残念ながら、全体としてはそれほど面白くもなく、内容も雑駁としていた。これは仕方ないことかもしれない。というのも「書のねらいは、あくまでも、アートの魅力を改めて感じてもらうのと同時に、脳科学に面白さを感じてもらうことだ」と書いているように、どちらかといえば、脳科学の入門的な部分が多い。そして実際に心理学の

    読んだ。 - 死に舞
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2013/01/09
    川畑秀明『脳は美をどう感じるか: アートの脳科学』 (ちくま新書)。「ピークシフト」は萌え絵に適用した方が、「言語隠蔽効果」により素人は言葉にせず味わったほうがよい、など面白い指摘
  • 書評を書いた。 - 死に舞

    JASPMでもお世話になっている井手口彰典さんのこのについて、以下の『ミュージックマガジン』2012年5月号で書評を書きました。 同人音楽とその周辺: 新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念 井手口 彰典 ちなみに表紙は有馬啓太郎の絵というナイスセンスです! ちなみに私の書評は何の関係もないですがマガジンは小沢健二の特集です。 MUSIC MAGAZINE (ミュージックマガジン) 2012年 05月号 [雑誌] 井手口さんの前作についてはここで書きましたが(http://d.hatena.ne.jp/shinimai/20100617/p1)、ゼロ年代後半から秋葉原の同人ショップや同人音楽のイベントに足を運んでいる身としては「同人音楽の初の学術書」となるこのをとても期待して読みました。残念ながら前作が傑作すぎたのか、どうも同人音楽の魅力や他の音楽文化との違いをうまく表せていないように思

    書評を書いた。 - 死に舞
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2012/04/24
    井手口彰典『同人音楽とその周辺: 新世紀の振源をめぐる技術・制度・概念』について
  • 中二病、高ニ病へのレクイエム2 - 死に舞

    前回は社●で勢いで更新したが、今回もカフェのネットの時間制限との戦いで勢いで更新するかも知れぬ。まあ続きが読みたいという声がごくわずかあるので書くとしよう。 「ジャンルはなんであれ、内容が良ければ良いよね」というか端的に「良いものは良い」という意見は、良く聞く言葉であるし、非常に素直な態度かもしれない。まあ「J-POPなんてだせぇよ」とか「日のロックなんて偽者だ」と最初から決め付けるよりはそれはそれで健全な態度だと、俺も思う。(例がどちらも音楽になってるが、まあなんについても言えることだと思う。) だがその態度の元にある発想は「我々はある対象を(外部の文脈などとは切り離して)ただそれだけで評価できる」という質主義なのだ。その対象がたとえばべ物の味とかなら、まあ俺も同意できるといってよい。(とはいってもべ物の味に対する我々の評価が社会的に構築されていないということは極めて疑わしい)

    中二病、高ニ病へのレクイエム2 - 死に舞
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2012/03/23
    「良い物は良い」とする素朴な「感性本質主義」が厨二・高ニ病といった言い方の背景にあるという指摘、および社会的に構築された感覚を自然なもの(「趣味」)であるかのようにいうことへの批判
  • 献本頂いたもの - 死に舞

    前の著作に引き続き、大和田さんから献お金がないので非常に助かります。買う前でよかった(笑) 文化系のためのヒップホップ入門 (いりぐちアルテス002) 長谷川町蔵 大和田俊之 すでに私のツイッター周りでは話題になっているこのですが、話題通り良いでした(http://togetter.com/li/198779などを参照)。 もちろん、こういう音楽は細かいこと言い出すとキリがないツッコミが入るので入門というところでバッサリわかりやすく切ってくれるのは当に助かることだと思います。おおよそのヒップホップ/ラップの歴史については自分が知っているものとは特に違わなかったけど、ゲームやコンペティションという部分を強調する長谷川、随所に黒人研究の視点を入れてくれる大和田の対談はわかりやすいし、刺激的。これを気にヒップホップ/ラップに入門というのもまんざらでもありません。 大和田さんの前著から

    献本頂いたもの - 死に舞
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/11/09
    『文化系のためのヒップホップ入門』について“ギャングスタという想像力はビデオゲームと切り離すことはできないのでは?”“端的に音量や音圧ってものも表現の一部なんじゃない”か。
  • 音楽と感情をめぐる冒険 - 死に舞

    美学会の全国大会のために取り組んでいる課題についてメモっておく。 少しばかりキャッチーに書いてみたが「音楽と感情」の問題は、誰でも関心があってわかりやすい問題であり、かつ現代の音楽に関わる学問の最大級の問題であると思う。 基的にこの問題は素朴なものである。要するに音楽と感情には何らかの質的な関係があるか、否かといったものである。そういう疑問が提起される以上、我々は普通、音楽と感情の間に非常に強い関係があると考えているのである。というのは、「感情とクルマのデザインの間に質的な関係があるか、否か?」などといった疑問は普通、提起されないから(しかしながら、クルマのデザインについても我々はエモーショナルだとかいう記述はするのである)。 この問題へのアプローチは当然ながらディシプリンによって違う。そして、その異なったアプローチによる考察からは、それまた異なった仮説が提起されるのである。とりあえ

    音楽と感情をめぐる冒険 - 死に舞
  • 音楽の哲学The Philosophy of Music(前半)@Stanford Encyclopedia of Philosophy - 死に舞

    タスクと課された授業での発表などが一段落ついたので、おなじみのスタンフォード哲学百科事典http://plato.stanford.edu/の音楽の哲学The Philosophy of Musicの項目の前半を今回まとめておく。音楽の哲学という言葉はまだ日において一般的ではないが、近年の英米系哲学、美学では盛んになっているジャンルである。私自身も何の研究をしているかときかれれば「音楽の哲学です」と答えるようにしていこうと思っている。だから当然、このスタンフォード哲学百科事典の項目に目を通しておくべきであろう。 さてこの「音楽の哲学」http://plato.stanford.edu/entries/music/はトリニティ大学のAndrew Kania(アンドリュー・カニア?)という研究者によって書かれている。私は研究室のコロキウムで彼のロック・ミュージックの存在論‘Making Tr

    音楽の哲学The Philosophy of Music(前半)@Stanford Encyclopedia of Philosophy - 死に舞
  • メルトはアンセム - 死に舞

    ちまちまと大体読んだ。 ユリイカ 増刊号 総特集=初音ミク 雑感としては非常に面白かった。相当の数の論者がそれぞれは結構短いけど、様々な視点から初音ミクを語っている。いつものユリイカとくらべ、一つ一つの文章が短めなのも読みやすいのでよいと思う。もっと論を展開させて欲しいと感じる論考をあったが、とっかかりとしては非常に参考になる。音楽制作論、音楽美学論、歌詞の分析、アイドル論、キャラ論、メディア論と、全体を通して各論者が「初音ミク」に関して様々な視点から論じるのも非常にこの流行の多面性を物語っていると思う。 それぞれの文章にはここでは立ち入らないが、個人的に「初音ミク」とは何であったかを簡単に書いときたい。ユリイカの中でも、初音ミクに対する評価は様々に異なっているが、私は一つの偉大な発明であり、革命的出来事だったと思っている。もちろん、vocaloidという技術は既に存在したし、初音ミクを取

    メルトはアンセム - 死に舞
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/07/14
    何度目かの「サマー・オブ・ラブなのかもしれない」。そうかも。そうだといいな。
  • 2010-05-18

    いみねぇ回文。ズイノシンは解散して残念だけどボガルタもいいよね。 予告どおり、これ読んだぜ。 憂と官能を教えた学校 上---【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史 調律、調性および旋律・和声 (河出文庫 き 3-1) まだ上巻だけだが、とりあえず感想書いとく。 はっきりいってとても面白かったし、バークリー・メソッドの入門としても分かり易かった。鍵盤の図も乗ってたりして、独習もできる。後半はそういう実学的な部分が多いのでオレも研究室から借りた鍵盤片手に、スケール弾いたり、コード鳴らしたりしながら読んだのでそれなりに時間がかかった。 全体的な雰囲気は前に読んだhttp://d.hatena.ne.jp/shinimai/20100428/p1アフロディズニーよりも、より講義っぽいというか語り口調で、途中でわけのわからん駄洒落とかも言っている(笑)。多少、説明が冗長なとこ

    2010-05-18
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/07/02
    死に舞さんの『憂鬱と官能』評。菊地・大谷が「R&Rの音響的な愉しみ」を軽視してることを批判する。ラジオやLPでの聴取と音響・テクスチャの愉しみの関係をもっと知りたい。
  • 2010-06-05

    回文をツクルにあたりすこし無理しました。意味はない。 例によって趣味と研究をかねた読書。 グローバリゼーションと音楽文化―日のラップ・ミュージック (双書 音楽文化の現在) 日の若手のラップ研究の第一人者、木玲一による著作。勁草書房のポピュラー音楽研究の双書の二番目。私は木氏の論文などすでに読んでいるものがあったので、特別に新たな見地が得られたわけではないけどこういうが出版させれることは喜ばしい限り。以下、内容についての若干のコメント。 グローバリゼーションってのは昨今の文化研究ではかなりメジャーなイシューなわけだが、その辺の事情に詳しくないと、なんでグローバリゼーションってのが問題になるのかいまいちわかりにくい。書では、ある特定のネーションと関連があった文化が別の地理領域で需要されることをグローバル化として呼んでいる。それに対比してグローバルした文化がある地理領域に根付くこと

    2010-06-05
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/06/06
    木本玲一『グローバリゼーションと音楽文化―日本のラップ・ミュージック (双書 音楽文化の現在)』の紹介
  • 2010-09-17

    ネタにマジレスご苦労様です。回文 直接的には、http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1536031.htmlこれに端を発した議論、揉め事、その他諸々なんだが、もうだいぶ落ち着いてきたので、というわけでもないですが、この議論、揉め事、その他諸々に触発されて展示や博物館/美術館、さらに文化の「翻訳」という件について少し文献を漁ったので報告しておこう。 さて、発端となったベルサイユ宮殿での村上隆氏の作品展とその反対運動が実際のところフランスでは大したことではなかったという話はいろいろなところで出ている(http://narinari.com/Nd/20100914239.html、http://www.cyzo.com/2010/09/post_5366.html)。まあ何事にでもデモをするフランスの国民性を考えると、こういう内実は予想されることで、そ

    2010-09-17
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/06/04
    村上隆のベルサイユ宮殿での作品展に対する反対運動に関する論争・騒動を、文化人類学・民族誌学的な問題系として捉えている
  • 2007-05-05

    ガキの使いではなくて、めっちゃマッチョな使いみたいな回文。 http://d.hatena.ne.jp/shinimai/20070430/p1のつづき 関連文献とか調べてみる。 音楽人類学、民族音楽学 進化論ではないが、音楽の普遍性とかに関する議論ではまず参照されるのが音楽人類学。 Anthropology of Music Alan P. Merriam これは訳書があるが、絶版らしい。 人間の音楽性 (1978年) 徳丸 吉彦 ジョン・ブラッキング“How musical is man?”の訳書。 鳥になった少年―カルリ社会における音・神話・象徴 スティーブン フェルド 山口 修 卜田 隆嗣 フェルドの有名な。これは音楽の普遍性というより多様性の観点。 正直、音楽人類学と民族音楽学の違いがよく分からない。すげーいい加減な感じでいうと、前者が音楽の普遍性に焦点を当て、後者が音楽の多様

    2007-05-05
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/06/04
    ジョン・ブラッキングの『人間の音楽性』や最近の進化論と音楽の普遍性について。
  • 2011-01-21

    意味は各自考えて下さし 回文 すでに読了して時間がたつが、読書メモをつくっていて時間がかかった奴など。 ニュージャズスタディーズ -ジャズ研究の新たな領域へ- (成蹊大学アジア太平洋研究センター叢書) 宮脇 俊文 細川 周平 マイク モラスキー ニュー・ジャズ・スタディーズは、新しいジャズ研究のアンソロジーである。とはいえ、一般人にとって「新しくない」ジャズ研究自体も知られていないため、どのへんが新しいかについては判然としないかもしれない。その点は、主たる編者であるマイク・モライスキーのイントロダクションが説明しているが、それでもやはり多くの人にとってジャズ研究の新しいも、古いもわからないかもしれない。 一応、モラスキーのまとめによれば以下の5つの点が特徴である。 社会的・歴史的変容重視 アフリカン・アメリカンの歴史重視/二項対立的人種観回避 進化論的歴史観の否定 ジャズメン神話解体 メデ

    2011-01-21
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2011/06/02
    ニュー・ジャズ・スタディーズの紹介
  • 死に舞

    これまた告知だけのポストです。詳細はまたモズさんとこで http://nydgamer.blogspot.jp/2013/04/hotline-tokyo-2nd.html インディーゲームについて話し合う座談会。 日時:2013年4月27日(土)15時〜(3時間程度を予定) 場所:都内某所(電話・メールで個別に指示!) Ustream URL:http://www.ustream.tv/channel/shinimai 『To the Moon』、『Hotline Miami』と海外インディーゲームを渡り歩いた我々は、日ゲームの奥底を探索する。今回、扱うのはRPGツクールで多数のゲームを発表してきたさつ氏の『ふしぎの城のヘレン』。2011年の大晦日に開催された「VIPRPG紅白2011」の「マイベスト部門」1位を獲得するなど、フリーゲーム界隈ではすでに傑作と名高い。今年3月にはPLA

    死に舞
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