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文法とレトリックに関するja_bra_af_cuのブックマーク (2)

  • #2817. 名詞構文と形式性

    ヒトラーが演説の天才だったことはよく知られている.陰でオペラ歌手による発声法の指導まで受けていたというから,完全に演説の政治的価値を見て取っていたことがわかる.ヒトラーの演説を,その政治家としてのキャリアの各段階について,言語学的およびパラ言語学的に分析した著書に,高田著『ヒトラー演説』がある.言語学的分析に関しては,ヒトラー演説150万語からなる自作コーパスを用いた語彙調査が基となっており,各時代について興味深い分析結果が示されている. とりわけ私が関心をもったのは,ナチ政権期前半に特徴的に見られる名詞 Ausdruck (表現),Bekenntnis (公言),Verständnis (理解)と関連した名詞構文の多用に関する分析である(高田,p. 161--62).いずれも動詞から派生した名詞であり,「名詞的文体(名詞構文)」に貢献しているという.名詞構文とは,「列車が恐ろしく遅れた

    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2017/01/12
    名詞化すると態や時制などの情報が抜け落ちて曖昧になるのに,形式張っていてインパクトがあるので政治的なレトリックにおいて好まれやすいそう
  • 接続詞省略 - Wikipedia

    接続詞省略(せつぞくししょうりゃく、または連(結)辞省略、Asyndeton (複数形: Asyndeta) / asyndetism, 古代ギリシア語: ἀσύνδετον)とは、一連の繋がりのある節から故意に接続詞を省略する修辞技法のこと。 概略[編集] 接続詞省略の最も有名な例は、「来た、見た、勝った(Veni, vidi, vici)」である。接続詞省略の使用は文のリズムを加速させ、ある概念をより記憶に残るようにする効果を持たせることができる。より一般的に、文法では、asyndetic coordination(接続詞省略の等位関係)は、連言肢間に等位接続詞が存在しない等位関係である。 アリストテレスはその著書『弁論術』の中で、接続詞省略の効果をこう書いている。 接続詞省略と同語反復は、紙上の演説では大いに非難されるが、実際の演説においてはそうではない。動的な効果を持っているそれら

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