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社会とレトリックに関するja_bra_af_cuのブックマーク (14)

  • 女性専用車両やレディースデイは男性差別か? - 京太郎のブログ

    0.はじめに この記事では、男性差別のような逆差別と呼ばれるものについて考え検討する。 前回までの記事で差別はなぜ悪質かについて見てきたが、今回男性差別のような逆差別について考えるのは、「逆差別を無視している」というよくある批判に答えるためだ。 そしてそのためにはそもそも逆差別とは何かについて検討が必要なのだ。 逆差別の問題として頻繁に取り扱われるのは女性差別に対する男性差別だろう。 男性差別と言われるような事例としてはよく以下の二つが挙げられる。 ・女性専用車両 ・レディースデイ この記事では議論の訴状に挙がることの多い男性差別を例に逆差別について考えていきたい。 1.男性専用車両がないのは差別か? 差別は基的にはマイノリティや相対的な弱者の立場にいる人間に対して起こるものと考えられる。 差別の議論においては「誰が」「どのような立場にいる人間に対して行うのか」という二点が重要になってく

    女性専用車両やレディースデイは男性差別か? - 京太郎のブログ
  • 戦争に反対する唯一の手段は……/文化的雪かき - 屋上より

    戦争に反対する唯一の手段は…… 戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである。 吉田健一『長崎』 一月の末、夜中にtwitterを見ていたら、「ちゃんと生活したい。キーマカレーおいしく作れました。」という投稿が流れてきた。なんとなくその発言のツリーを見ると、こんな会話が続いていた。 「おいしそう!ちゃんと料理しててえらい!」 「ありがとう。吉田健一の言葉、『戦争に反対する唯一の手段は、各自の生活を美しくして、それに執着することである』を忘れないで暮らしていきたいです。*1」 この手の引用は、「戦争に反対する唯一の手段は……」が引っ張り出される典型的な文脈で、特に珍しいものではない。個人が慎ましく暮らす生活のワンシーンに寄り添うイメージだ。 だがわたしはもう何年も、この言葉の使われ方に違和感を覚え、SNSでも言及してきた。そろそろ違和感の正体をはっきり言語化

    戦争に反対する唯一の手段は……/文化的雪かき - 屋上より
  • ネット論客論法解説~記者会見化するネットの議論~ - 京太郎のブログ

    1.ネット論客の質問術 2.質問戦術は少数対多数の構図を生み出す。 3.議論ゲームの不公平。 1.ネット論客の質問術 前回の記事では、ネット上でまともな議論を行っても周りからは「一般人からの共感を得られない議論」「内輪向けで独善的議論」として扱われてしまう現象について説明した。 tatsumi-kyotaro.hatenablog.com それを避ける為には、公正な議論とは呼べないような議論ゲームをしなければならない。前回、議論ゲームにおいては、議論は無限に後退すると書いた。今回は、より詳細に、もし議論ゲームに参加すればどうなるのかについて説明を加えたい。 まず、前回のおさらいとして、議論ゲームにおいては、議論の前提と目的は共有されない。これは、議論において問いを設定する質問者側のみが自由に論点を設定する事ができる状況を生み出してしまう。 例えば「どうすれば差別はなくなるのか」というテーマ

    ネット論客論法解説~記者会見化するネットの議論~ - 京太郎のブログ
  • 偽善者叩き、偽善批判の偽善~しない善よりする偽善?~ - 京太郎のブログ

    1.エンタメ化する偽善バッシング 2.全ての弱者を支援することの不可能性 3.しない善よりする偽善? 4.うしろめたさと同居すること 1.エンタメ化する偽善バッシング 前回までの記事では、差別や貧困、犯罪などの数多くの社会問題がこの世界に存在することを認めたくない心理的傾向についての話をしてきた(↓参照)。 tatsumi-kyotaro.hatenablog.com 社会問題を自分たちが解決すべき問題として引き受けるには心理的な負担が発生する。 もしこの世界に多くの解決すべき問題があると知れば、良心的な人間は、自分も何かしなくてはいけないと思うだろう。だが、同時に社会問題のために何かをするのは面倒だし関わりたくない、ただ楽しく生きていたいというのも多くの人の心情だろう。 この世界には解決すべき多くの問題があるのに、自分は何もしていない。そうした自覚は、時に後ろめたさや罪悪感を生み出してし

    偽善者叩き、偽善批判の偽善~しない善よりする偽善?~ - 京太郎のブログ
  • 『週刊ポスト』の日本型謝罪に騙されないように──日本型謝罪テクノロジー(2)|梁英聖

    『週刊ポスト』が9月13日号に「韓国なんて要らない!」などという特集を組みました。表紙の見出しには堂々と次のように書いてあります。 ・「嫌韓」ではなく「断韓」だ 厄介な隣人にサヨウナラ ・「10人に1人は治療が必要」(大韓神経精神医学会)──怒りを抑制できない「韓国人という病理」 (週刊ポストツイートより。閲覧注意)後述する通り、これは人種差別撤廃条約に違反する、極めて深刻な差別煽動です。 多くの批判を浴びて、『週刊ポスト』は日9月2日午後7時、ウェブサイト上で、すぐに謝罪しました。しかしこの謝罪は、その場をしのぐために、単にアタマを下げて、世間が忘れるのを待つ、典型的な日型謝罪といっていい、非常に悪質なものです。 事態があまりにも悪質なので、急きょ簡単な解説を書くことにします。 『週刊ポスト』の謝罪の内容まず、『週刊ポスト』の謝罪を見てみましょう。以下、全文引用します。 週刊ポスト9

    『週刊ポスト』の日本型謝罪に騙されないように──日本型謝罪テクノロジー(2)|梁英聖
  • 責任逃れのための日本型謝罪を見破る方法──ゴゴスマのヘイトスピーチについての謝罪を例に|梁英聖

    TBS・CBC系の情報番組「ゴゴスマ~GoGo Smile(以下・ゴゴスマ)」の8月27日の放送で、中部大学の武田邦彦教授が「日男子も韓国女性が入ってきたら暴行しにゃいかないからね」等と、韓国人女性へのヘイトクライムを煽動する深刻な差別がありました。ゴゴスマを即日打ち切りにすべき深刻な犯罪教唆です。 そしてSNSなどで大きな批判を浴びたゴゴスマは、当初謝罪しないと言っていたものの一転、8月30日の放送で次のように謝罪しました(以下、バズフィード記事による)。 「今週火曜日にゴゴスマで放送した日韓問題のコーナーについて、ゴゴスマとしてはヘイトスピーチはしてはいけないこと。ましてや犯罪を助長する発言は、人として許せないことと考えています」 「ゴゴスマとしては、ヘイトや犯罪の助長を容認することはできません。番組をご覧になって不快な思いをされた方々にお詫びいたします」 アナウンサーが真面目な声で

    責任逃れのための日本型謝罪を見破る方法──ゴゴスマのヘイトスピーチについての謝罪を例に|梁英聖
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/09/04
    ずっと気になっていたことをきれいに整理してくれてる
  • 上西充子『呪いの言葉の解きかた』 - 紙屋研究所

    昨年ぼくは「ご飯論法」の命名者の一人として流行語大賞をいただいた。「朝ごはんをべましたか?」という問いに、米飯はべていないがパンはべたという事実を隠して「ご飯はべておりません」と答弁する……このタイプのごまかしを安倍政権がやっているのではないか、という欺瞞の告発が形になったものが「ご飯論法」というネーミングであった。 kamiyakenkyujo.hatenablog.com だがぼくの方の受賞はおまけみたいなもので、実際には、共同受賞した上西充子・法政大教授がこの手法を見抜き、暴いたことがまさに受賞の中心である。 受賞の時に会場の近くのスタバで初めてお会いしたが、その時も、上西はこの論法が従来の霞ヶ関文学による単なる「ごまかし答弁」「あいまい答弁」とはどう違うかを厳密にぼくに語っていた。ぼくのツイッターのタイムラインに上西のツイートが流れてくるが、“リベラルっぽいツイート”に雰囲

    上西充子『呪いの言葉の解きかた』 - 紙屋研究所
    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2019/08/26
    これだけすごい人が国会バリアフリーの件では疑問の残る対応だったのは不思議
  • 議論ゲームにおいて、問題提起側は無視されれば終わりである。- 巽京太郎のブログ

    0.議論ゲームという地獄~前回記事参照~ 1.「常識を疑え」という標語の危うさ 2.無視するという戦術 0.議論ゲームという地獄~前回記事参照~ 前回までの記事では、ネットの議論は公正な議論というよりも、社会的弱者・マイノリティ側が圧倒的に不利な議論ゲームになってしまう事について説明した。社会的弱者、マイノリティ側で議論を行おうとすると、どのような選択をしても地獄が待ち受けているという構造が存在する。 tatsumi-kyotaro.hatenablog.com tatsumi-kyotaro.hatenablog.com 今回の記事は、圧倒的不利な状況でもなんとか善戦する方法はないか、という疑問からスタートしよう。 前回までの議論ゲームの構造の説明を受けて、いくつか対抗策を思いついた人がいるかもしれない。 たとえば、議論ゲームで質問者側に立てばいいというものだ。前回の記事では、議論ゲーム

    議論ゲームにおいて、問題提起側は無視されれば終わりである。- 巽京太郎のブログ
  • 「朝ごはんは食べたか」→「ご飯は食べてません(パンは食べたけど)」のような、加藤厚労大臣のかわし方(上西充子) - 個人 - Yahoo!ニュース

    <追記>(2018年5月10日) この記事で紹介した加藤大臣の「追及かわし」の手法を、筆者はツイッター上で「#ご飯論法」と名付けた。 <追記>(2018年5月16日) 上記の追記が不正確であったため、改めて追記しておきたい。国会から不誠実答弁を追放すべく、「#ご飯論法」とハッシュタグをつけて積極的に拡散したのは筆者であるが、「ご飯論法」という表現じたいは筆者の命名ではなく、ツイッター上からいただいたものである。初出について、確認の上、改めて追って追記したい。 <追記>(2018年5月17日) 「ご飯論法」の初出について、確認したところ、紙屋高雪氏(@kamiyakousetsu)が5月7日にこの記事を紹介いただきながら「ご飯論法」と言及されていたことが初出と確認できた。「ご飯論法」の来歴と拡散の推移については、次の記事で改めて取り上げたい。 ここでは「#ご飯論法」を、次のように定義しておき

    「朝ごはんは食べたか」→「ご飯は食べてません(パンは食べたけど)」のような、加藤厚労大臣のかわし方(上西充子) - 個人 - Yahoo!ニュース
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。

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    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2015/05/21
    "政治コミュニケーション論では、狭隘な自己利益をただ追求するだけの存在として他者を見る態度を「シニシズム」と呼ぶ"
  • ひろゆきの日本ユニセフ&アグネス叩きについてそろそろ一言いっとくか

    ひろゆきがアグネスdisのために日ユニセフ協会についていやらしい書き方をしてるんだけど。 http://hiro.asks.jp/90907.html 「今一番大事なのは、子供達の為に私たちもできることを考える事です。」 と仰られていますが、アグネスさんが募金先にあげている日ユニセフ協会は、2012年度、募金の81%しか、ユニセフ部に送っていません。 一方、ユニセフ親善大使をされている黒柳徹子さんは、募金の100%をユニセフ部に送っているそうです。 http://www.inv.co.jp/~tagawa/totto/hope.html 子供のためを思えば、100%をユニセフ部に送っているユニセフ親善大使の黒柳徹子さんを薦めるべきではないでしょうか? 黒柳徹子は個人口座を2つ公開してて、そこに入金された寄付金をそのままユニセフ協会部に拠出してるのに、日ユニセフ協会は81%しか

    ひろゆきの日本ユニセフ&アグネス叩きについてそろそろ一言いっとくか
  • 『INTERNATINAL BUSINESS TIMESによる金明秀教授に対する名誉毀損記事』

    4月23日付けの井上香記者による”エジプト人タレントのフィフィ、韓国人教授からの「脅迫」「嫌がらせ」を暴露”と題する記事 http://jp.ibtimes.com/articles/43253/20130423/607287.htm#.UXW_892XX8R.twitter について。 先ほどTwitterを眺めているときに飛び込んできたのがこのタイトル。 タイトルを見た瞬間に、韓国人教授というのは関西学院大学の金明秀先生(Twitterの@han_org)のことだろうとピンときた。僕は金明秀先生を長らくフォローしてきたのだけど、フィフィさんの無責任な発言を金明秀先生が批判してきた経緯を知っているからだ。ただし、彼の発言が脅迫や嫌がらせと呼べるものではないことはよく承知している。例えばここのTogetter ”フィフィさんの発言に対する金明秀さんの反応 http://togetter.c

    『INTERNATINAL BUSINESS TIMESによる金明秀教授に対する名誉毀損記事』
  • まとめよう、あつまろう - Togetter

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    ja_bra_af_cu
    ja_bra_af_cu 2012/12/18
    こういうことがあるから外国語文献には出版地の記載が必要なんだろうね
  • (4) 差別と批判の見分け方 - Freezing Point

    連続エントリ: 第1回 「《つながりの作法》 としての差別」 第2回 「《不定詞の束としての人格》という考え方」 第3回 「生の様式そのものとしての不定詞 infinitif」 第4回 「差別と批判の見分け方」(今回) 第5回 「【追記】 民族浄化ならぬ、当事者浄化」 【承前】  3回にわたってエントリしてきましたが、今回でようやく核心です。 批判的な議論をするとき、それが「意図せざる差別」なのか、それともフェアな批判なのか、よくわかりません。 この違いを明らかにしておかないと、 「差別される側のやってることは、誰も批判できない」 「被差別部落のことは、論じちゃいけないのか」 になって、みんなが萎縮してしまいます。 私の提案するポイントは、《名詞か、動詞か》 という一点だけです。 (1)《名詞形カテゴリ》 に還元していれば差別。 相手をほめる場合でも、あるいは自分についてでも、《名詞形カテ

    (4) 差別と批判の見分け方 - Freezing Point
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