DISC 1 アンノウン・マザーグース / wowaka feat. 初音ミク ヒバナ / DECO*27 feat. 初音ミク ボロボロだ / n-buna feat. 初音ミク Initial song / 40mP feat. 初音ミク 大江戸ジュリアナイト / Mitchie M feat. 初音ミク with KAITO リバースユニバース / ナユタン星人 feat. 初音ミク 快晴 / Orangestar feat. 初音ミク それでも僕は歌わなくちゃ / Neru feat. 初音ミク ひとごろしのバケモノ / 和田たけあき(くらげP) feat. 初音ミク 君が生きてなくてよかった / ピノキオピー feat. 初音ミク 神様からのアンケート / れるりり feat. 初音ミク Steppër / halyosy feat. 初音ミク、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、KA
初音ミクはいかにして生まれ、なぜVocaloidは一大ブームを巻き起こすに至ったのか。初音ミクの開発を担当したクリプトン・フューチャー・メディア株式会社の佐々木渉氏に、初音ミクのこれまでを振り返ってもらった。 取材・構成 / 橋本尚平 初音ミクができるまで 僕がクリプトンに入社して最初にした仕事は、ヤマハ株式会社の剣持秀紀さんから依頼されたVocaloidのアップデートチェックの仕事でした。その流れで「Vocaloidをどうやって展開したらいいか」を考えることにも参加させてもらいました。最初期においては、弊社の取引先であるイギリスのZERO-Gという企業や、ドイツのBestServiceというパソコン用の音源会社に掛け合って、Vocaloidを英語圏~ヨーロッパで大きく売り出したいというのが戦略だったのですが、ZERO-Gが初めてリリースした、「LEON」「LOLA」という英語で歌うVoc
kihirohito氏による初音ミクは強くソワカちゃんと結びついている。信者であればなおのことだ。それでもなお、あえてソワカちゃんでない初音ミクを聞いてみたい!というひねくれた欲望が最初にあった。 ならば『初音ミク』とは何か?という問題は避けて通れない。そこにおいて出発点となった...
インターネット発のレーベル、BALLOOMの集大成となるベストアルバム「BALLOOM BEST」がリリースされた。 ニコニコ動画で人気を集める音楽クリエイターたちが集まり2011年に発足したこのレーベル。「ボーカロイド盤」と「ボーカリスト盤」の2枚からなるアルバムには、米津玄師、古川本舗、ナノウ、wowakaら参加クリエイターの代表曲24曲が収録される。 ナタリーではベストアルバムのリリースを記念し、レーベルの立役者・とくPへのインタビューを実施。BALLOOMについてだけでなく、ボーカロイドシーン全体の歴史についても語ってもらった。 取材・文 / 柴那典 撮影 / 上山陽介 ──まず、今レーベルの集大成的なアルバムを出そうと思ったのは? まず、「第1期」としてまとめるならば今だと思ったというのはありますね。企画する側の僕以外の7人のクリエイターがBALLOOMからアルバムを出して、2枚
ひとことでいうと、開き直るしか先がないと分かった。 いちおう、このブログは「ボカロシーンの外側に向けて発信」などという大層な目標を立てて書きはじめたので、最初は多少なりともニュートラルな視点からの語りを意識していた。でも途中から僕自身の体験を語る場に変わっていった。ボカロを音楽の歴史体系に位置づけるとか、国内外の先鋭的な音楽シーンと関連付けるとか、電子音楽の未来を探るとか、アカデミックに文化的な意義とか価値を考察するとか、当初は意欲的だったテーマも本当にどうでもよくなった。そもそも僕はミクの声にやられてしまったフェチ野郎にすぎない。「この、人を小馬鹿にしたようなふざけた声はなんだ!?」とミク発売直後は呆れていたのに、徐々にそのストレンジな響きに魅せられ、終いには虜になった。曲の向こう側にいないはずのミクの存在を感じるようになり、魂が入っているとしか言いようのない歌声に涙するようになった。そ
今回から2011年10-12月期です。 いまさら書くシリーズPART2「ミクパ in シンガポールに行ってきた」 2011年11月11日、「AFA(Anime Festival Asia)」の目玉イベントとして、東南アジアで初となる初音ミクのライブ「ミクパ in シンガポール」が開催されました。ミクノポリスで味をしめたわたくし、今回も今回も公式ツアー利用して、ほいほい行ってきました。 集合は夜の羽田空港。23:40シンガポール行きです。 前回はとんでもない目にあいましたが、今回はノートラブルで飛んだよ! 機内でビール飲んで爆睡、あっという間にシンガポール着。ロスより近い!トランジットもない! 日中は市内観光でした。 ぬこもお出迎え 蒸しチキンライス、めちゃうま! 雨女らしい祝福のスコールです。顔面で受け止めます。 ライブ会場周辺にはこんな幟が立っていました。 そんなこんなで夕方に会場入り。
移転しました。新URLはhttp://shiba710.hateblo.jp/です。ここは更新されませんがアーカイブを置いておきます ■作り手の「本気」が伝わってくるということ 花澤香菜の1stアルバム『claire』が素晴らしい。 花澤香菜さんの透明感ある歌声とキラキラした存在感が真ん中の軸にあって、様々な方向からそれを全力で引き出す制作陣の意地のようなものが全14曲に形になっている。 楽曲サウンドのトーンは、ネオアコやソフトロックやモータウンに遡るようなお洒落なポップスとしてまとまっている。いわゆる“渋谷系”と言われる音楽ジャンルに顕著な曲調だ。 ナタリーのインタヴューにも、こんなキャッチコピーがついている。 ナタリー - [Power Push] 花澤香菜 1stフルアルバム「claire」特集 “渋谷系”ポップスを継承する傑作アルバム完成 ただし。こういうタイプの曲って、ヌルく作ろ
2008年編も今回で終わりなので、ボカロシーンについて2007年からのまとめと、週刊VOCALOIDランキングについて触れておこうと思う。 ひとことで言うと、2008年までのボカロシーンは「ピンボケの時代」だった。いきなりピントを合わせてしまったkz氏が例外中の例外で、他は初音ミクを使いあぐね、一部のキャラソンを除いて、どうすれば理想とするサウンドとミクの声がマッチするのか、もしくはミクの声を活かせるサウンドとは何かといった試行錯誤が日々繰り返された。勢いでアップされた曲はPにとって、理想のイメージとは異なる「ピンボケ曲」だったかも知れない。だがリスナーはPの思惑を超えたところにミクの魅力を見出し、勝手に楽しみ、勝手に盛り上がり、別の意味や解釈をつけ加えて勝手に再発信していった。とかく「点と点が結ばれて線になった」と美しく振り返られがちだが、「点と点が常にかけ違えられて、誰にも制御できない
いきなりですけど、音楽の歴史の中でも、“曲”っていう概念を発明した人は天才だと思います。“曲”というものがあるからこそ、ある人が歌うときと、別の人が歌うとき、そのどちらの魅力も引き立って、よく伝わってくる。アレンジも然り。同時に、彼らを魅力的に見せるその曲自体の魅力もよりよくわかる。歌われ、演奏されるたびに、自分自身もさまざまに表情を変える曲って、本当にポテンシャルの高い名曲だなあって思います。 たとえば筆者は、【こちら】を無限ループなうなのですが、おればななPによるこのバージョンのおかげで、鏡音レンくんも、おればななPさんも、きゃりーぱみゅぱみゅも、『PONPONPON』という曲も、それをつくった中田ヤスタカも、ますます好きになってしまいました。みなさんも、なにかの曲を通して、そんな経験をお持ちではないでしょうか? “曲”というもののポテンシャルをコアに、豊かな表現がのびのびと広がった音
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