政治家として、一期目の議員でありながらも党の政策の実務者として、政策集を取りまとめてきました。さまざまな法律(議員立法)を立案し、可決させ、政府や与党に対しての建設的な提案を行い、さまざまな法案を修正させ、何よりも結果を勝ち取ってきた自負があります。 しかしながら、私の人生の全てが順風満帆な訳ではありませんでした。会社経営では会計制度の変更や減損会計で会社が数十億円もの債務超過に陥り、私の自宅や財産を現物出資して乗り切ったこともありました。 また、私は小学校低学年から父親はおらず母子一人で育ちました。子どもの貧困の問題が盛んに議論されていますが、明日、食べていくことの出来ない恐怖を子供ながらにした経験から、日本の子どもの貧困やシングルマザー、児童養護の問題は、私の経験からはあまりにも生々しい事柄です。 私が人生や経営でこのような経験をした時、この国の制度や仕組みがどんなに「優しさ」を欠いて