原子力、医療、JR……、「ムラ」の不正はなぜ原因究明ができないのか?:窪田順生の時事日想(1/3 ページ) 事件、事故が起きたときに、その原因を追及するのもムラの人間だ。だから、犯人がムラの外へと逃げてしまったら、それを追いかけて取っ捕まえるということまではしない。 窪田順生氏のプロフィール: 1974年生まれ、学習院大学文学部卒業。在学中から、テレビ情報番組の制作に携わり、『フライデー』の取材記者として3年間活動。その後、朝日新聞、漫画誌編集長、実話紙編集長などを経て、現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌でルポを発表するかたわらで、報道対策アドバイザーとしても活動している。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。近著に『死体の経済学』(小学館101新書)、『スピンドクター “モミ消しのプロ”が駆使する「情報