8月ごろ、仏アルザス地方Ribeauvilleの養蜂業者は、見たこともないような鮮やかな色をした蜂蜜をミツバチが集めてくることに気づいたそうだ(NY Daily Newsの記事、 BBC Newsの記事、 Reutersの記事、 本家/.)。 蜂蜜の色は青や緑で、中には赤いものもあったという。養蜂業者らによる調査の結果、4キロメートル離れたところにあるバイオガス工場が原因ということが判明した。この工場では M&M'Sチョコレートを製造するMars社の廃棄物を処理しており、糖分と着色料を含む廃棄物にミツバチが集まってしまったということのようだ。この事態を受けて工場を運営するAgrivalor社は、廃棄物を収納するコンテナーにミツバチが入り込めないように対処したという。しかし、周辺の養蜂業者は売り物にならない変な色の蜂蜜を抱えて困っているとのことだ。