科学技術とSF――2人のSF作家は語る、その過去・現在・未来を:藤井太洋×長谷敏司 対談(1/3 ページ) 第35回「日本SF大賞」を受賞した藤井太洋さんと長谷敏司さん。古典と言われるSF作品が生まれた時代、多くの人が夢見た技術がだんだんと実現し始めている現代において、SF作家に求められるものとは何なのか。二人の会話を中心にお届けする。 2月21日、日本SF作家クラブが主催する「第35回日本SF大賞」の受賞作が発表された。受賞したのは、流れ星予報のWebサービスを担当するエンジニアを主人公に描いた『オービタル・クラウド』(藤井太洋/早川書房)と、過去10年間で書いた3作品と新たに書き下ろした新作を1冊にまとめた短編集『My Humanity』(長谷敏司/早川書房)の2作品。 eBook USERでは受賞者の二人による対談をセッティング。SF作家という視点から見た科学技術の進歩や、これからの
第1回から続いて、『劇場版プリパラ』について語っていただく第2回。気になる本作の設定面と、話題のルート4についてお話を伺った。 Profile 菱田正和 Masakazu Hishida アニメーション監督、演出家。サンライズに入社。制作進行を務め、後に演出家としてデビューする。『陰陽大戦記』にて監督を担当し、『古代王者 恐竜キングDキッズ・アドベンチャー』シリーズにて演出チーフ。その後フリーとなった。その他の監督作品に『ヤッターマン(第二作)』【第18話以降】、『劇場版ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合! オモチャの国で大決戦だコロン!』がある。本文で取り上げた『プリティーリズム』シリーズでは監督を、『プリパラ』ではプリパラライブ演出を担当している。 「これ以上踊れない」のは誰なのか? —— 今回の劇場版で『プリティーリズム』シリーズについては、総決算的な内容にもなっていると思うのですが
2014.06.25 働き方 2014年5月に開催された『TEDxTokyo2014』で、開催の4日前に突如登壇を発表、メディアアーティストの落合陽一氏や音楽プロデューサーのVERBAL氏ら、名だたる登壇者にまぎれてマネキンの姿で登壇し、注目を浴びた出演者がいた。 サザエbot(@sazae_f)の“中の人”こと、ナカノヒトヨさんである。 サザエbotと言えば、Twitterでは24万人ものフォロワーを抱え、SNSを中心に集客を行ったリアルイベントが各メディアに取り上げられるなど、SNSの世界で名を馳せている。 また、日本でグロースハックという仕組みが現在ほど理解されていなかった2013年12月にslideshareで彼女が公開した『桜新町の主婦が教えるGrowth Hack』はFacebookで6000いいね!を超えている。 フェイク姿のトリックスターでありながら、技術や知識の先端を捉え
セーラー服姿の普通のおじさん「セーラー服おじさん」が、若者を中心に人気を集めている。その正体は、大手企業のエンジニア。異質なものを社会に投下し、その反応を観察する社会学の実験でもあるという。 セーラー服を着た、ちょっとメタボな白ヒゲのおじさん。不審者として通報されかねない姿だが、都内を中心に若者に大人気だ。 街を歩けば「一緒に写真を」とせがまれ、「かわいい」と絶賛され、「会えば幸せになる」とうわさされる。Twitterには、写真付きの目撃証言が多数。国内だけでなく中国でも、若者から写真攻めにあったという。 「なんで人気になったのか分からない」。“セーラー服おじさん”こと小林秀章さん(51)は真顔で言う。「昔から、女装しているおじさんは山ほどいるんですが、誰も有名にならなかった。なぜこのおじさんだけ特殊なのか」。分析しきれてない。 論理的で丁寧な話しぶり。「話すと普通ですね」と言われることも
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