ウクライナ西部のウシュゴロドで、娘を抱きかかえる母親(2011年4月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/OLEXANDER ZOBIN 【3月26日 AFP】インターネットで販売されている母乳は汚染されている可能性があり、赤ちゃんをリスクにさらすことになりえるとして、これを規制すべきとの論説が、25日の英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)に掲載された。 母乳の栄養面での利点などから、赤ちゃんは母乳で育てるべきとする社会的風潮がますます高まりをみせる中、自分で母乳を与えることができない母親が、ネットを通じて母乳を購入するケースが増えている。 欧米には、母乳が出ない母親に代わって別の女性が母乳を提供する母乳バンクがある。だが、ネット上では、規定で安全性などが管理された母乳バンクで提供されるものより安価で母乳が売買されている。